【勇者姫アンルシア】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 22:37:46

概要

今作の主要人物の1人であり、ヒロイン的立ち位置の人物。Ver.2から本格的に参戦。
演者は早見沙織。
【グランゼドーラ王国】の王女で、当代の【勇者】【初期村】のボス戦後に【魔瘴】に包まれた【レンダーシア】内にて覚醒する。
【主人公】【冥王ネルゲル】打倒後の目的は彼女と合流して、その手助けをする事である。
ちなみに覚醒した彼女のデフォルトの服装のデザインはリメイク版DQ7の職業・勇者と同じである。
また、持っている剣は細剣である【王家のレイピア】で、攻撃モーションも刺突で攻撃する。
【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】の年表(オンラインモード開始時期が起点)には16年前に誕生とあるので15~16歳。

人物

勇者の素質を持つ者として王家に生まれてきたが、魔王の手先から守るために勇者であることを知らされずに育つ。
自身も兄【トーマ】を勇者として慕い、【盟友】となるべく鍛錬を積んできた。

しかし平和な時もつかの間、魔王軍がグランゼドーラへ侵攻し、盟友として兄を支えるべく共に出陣するものの敵の猛攻に押されて城は陥落寸前に陥る。
更に最愛の兄が自分を庇って落命し、今際の際の兄からトーマが勇者の影武者であり、アンルシアこそ真の勇者であったという真実を告げられる。
【天馬ファルシオン】の庇護で【魔元帥ゼルドラド】の手から逃されたが、最愛の兄を救えなかったことに絶望し、力と記憶を自ら封印した。
気絶した状態のまま偽の【メルサンディ村】村に流れ着いた後村人たちに保護され、村娘【ミシュア】として過ごす。
 
主人公と出会った後、英雄【ザンクローネ】のセリフで封印していた記憶の一部が呼び起こされる。
その記憶を頼りにグランゼドーラ王国まで出向き、自分の生き写しの【アンルシア姫】と出会う。
そこで【クロウズ】と主人公の導きを得て自身のトラウマと向き合い勇者として覚醒する。
クロウズによればこの時発した覚醒の光こそ主人公が初期村で見た光だという(この時間のズレは【魔幻宮殿】にて【偽りのレンダーシア】が創られた際に生じたズレであることが【創生番号○○○】から聞かされる)。
 
覚醒後はミシュアだった大人しい性格から勇ましい性格へと印象ががらりと変わる。
しかし、ストーリーを進めていくとただ勇ましいだけでなく、人の恋愛に興味を持ったり、ピアノが壊滅的に下手(お城に苦情が来たらしい)といった普通の少女のような微笑ましい一面も見られる。
Ver.5.4では絵も苦手なことが語られ(曰く、子供のころトーマに犬の絵を送ったら【オニオーン】の絵と勘違いされたらしい)、もしかしたら芸術全般が苦手なのかもしれない。
好きな色は赤らしく、彼女の主な衣装も赤を基調としており、ミシュアの頃に着ていた赤いエプロンドレスも彼女の好みなのだろう。
 
また、平常時には【グランゼドーラ城】西の塔の部屋の中で立っているのだが、横から見てみると、ない
何がとは言わないが、あまりのまな板っぷりに某所ではすでにぺったんこキャラとして扱われている。
が、着やせするタイプなのか、【王族の服】が体型が出にくいだけなのか、体型がはっきり出るラバースーツに着替えさせてみるとそれなりにあるらしい事がわかる。
またバレンタインイベントの際に公開された描き下ろし壁紙では他の出場者と同様に胸部を強調したウェイトレス風の衣装を着ており、はっきりと胸の谷間が描かれている。というよりそれ以前にミシュアの頃に着ていたエプロンドレスでもきちんとそれはわかる。
しかしブレンダ&ベリンダにぺったんこ呼ばわりされてしまっている。既に公式認定か。
それに対し、「ぺったんこじゃないもん…」と可愛い反論があり、本人も気にしている様子。
クエストクリア後に自室にいるアンルシアに話しかけると、主人公に自分はそんなにぺったんこなのか意見を聞こうとするも途中で思い止まる姿を見られる。さらに「色んな意味で手強い相手だった」とも言っている…。
おもいで映写機のタイトルですら「ぺったんこじゃない」とされてしまっている。
Ver.5.3ストーリーを進めることで追加される【大勇者の天衣】でもそこそこの大きさが確認できるので、やはり周りが強すぎるというべきなのだろうか。
 
その他【ロッサム博士】から「身体を調べさせてください!」と迫られたり、ゲジュラからは「デコっぱち」呼ばわりされたりと、「紡がれし勇気の絆」では「姫いじり」を顕著に見ることができる。それだけ制作スタッフにも愛されてる…のだと信じたい…。
しかし『Vジャンプブックス アンルシア! 仲間モンスター! みんなでとつげきBOOK』では【オーガ】女性が【ランドン山脈】に例えられた後で、無慈悲にもアンルシアが【コニウェア平原】呼ばわりされている始末である。
 
大魔王討伐後のストーリーにどう絡むのかと懸念されていたが、戦闘にまで参加できるNPCを使い捨てるメリットもないということもあってかその後も各バージョンごとに最低1回は活躍の場がある。
なお、Ver.3.0ではいきなり結晶に封印され連れ去られてしまった。しかもその後、1年半以上もの間何の音沙汰も無く放置。
Ver.3以降はバージョンヒロインにナビゲーターの立場を譲りつつ、要所で主人公=盟友との絆が垣間見える、「DQ10全体のヒロイン」の立場に収まりつつある。

ちなみに、ストーリーを進めていくとアンルシアの部屋での会話が度々変わるのでそこもチェック。Ver.4以降にも会話が用意されている。

能力

職業は言うまでもなく勇者で、ストーリー上のいくつかのボス戦において【NPC戦闘員】として共闘する。
NPCとしてはかなり特殊で、アンルシアが加入する最初のボス戦2回(【魔勇者アンルシア】【獣魔将ガルレイ】戦)では、他のNPC同様にスペックが完全固定されている。
しかし、Ver.2.2後期メインストーリー【紡がれし勇気の絆】に含まれるクエスト【集結!叡智の冠】をクリアすると、コンテンツ【王家の迷宮】と共に彼女のレベル上げ・スキル振り・装備変更といった育成要素が解禁される。
更に、Ver.5.3ストーリー【勇者復活】でアンルシアが登場するイベントを終えると、王家の迷宮が拡張されて【心層の迷宮】が解禁され、同時に彼女の育成要素も拡張される。
王家の迷宮解禁以降のボス戦で参戦する際は、戦闘ごとに決められた耐性や固有技を使う一方で自力で育成した要素も反映されるようになる。
 
なお、【バトル・ルネッサンス】においては、元々が王家の迷宮解禁前のボスであった魔勇者アンルシア・獣魔将ガルレイ戦ではその後の育成状況が反映されず、アンルシアのレベルは20で固定となっている。
一方、それ以外のアンルシアが参戦するバトルでは、心層の迷宮を解禁した後に元々が心層の迷宮解禁前のボスに挑む場合であっても、そのままのスペックで参戦させられる。
そのため、【創造神マデサゴーラ】の「超強い」等に挑む際には、心層の迷宮解禁後の育成(レベルを120まで上げるなど)を済ませてから臨むといいだろう。

王家の迷宮解禁前

前述の通り魔勇者アンルシア・獣魔将ガルレイ戦に参戦。これらの戦いでは【ベホイミ】【ザオリク】【ギガデイン】【勇者の光】を使用する。
また、魔勇者アンルシア戦では雷・闇ダメージ75%減と眠りガード90%を、獣魔将ガルレイ戦では雷ダメージ50%減(実装当初は無かったが後のバージョンで追加された)とマヒガード50%の耐性がある。
 
ザオリクを唱えられるため、蘇生役が死んでしまっても何とかなる。
しかしサポート仲間とはAIが別なのか、サポートの僧侶などと一緒に同じ対象に回復・蘇生呪文をかけるなどの無駄行動が目立つ。
ギガデインも消費が激しいため、400もあるMPがあっという間に枯渇し主人公が聖水係になってしまうこともある。
また、ザオリクが最優先行動になっており【闇のころも】を払ってくれず、ザオリクを優先する。
当時はサポオンリーだと魔勇者アンルシア戦では【創生の魔力】をまったく避けず死人が続出する為、ザオリクし続けて衣の攻撃力増加の影響でそのまま押し切られて全滅と言うケースがザラだった。

王家の迷宮解禁後~心層の迷宮解禁前

王家の迷宮解禁後のアンルシアは以下の特徴を持つ。

  • 経験値を得てレベルが上がるようになる。心層の迷宮解禁前のレベル上限は60。
  • アンルシアの部屋にある王家の迷宮への扉を調べると、アンルシアの装備変更とスキル振り・スキルリセットができる。スキルリセットは無料。
  • 装備は片手剣(大盾も可)のみ。防具は装備不可能。【装備レベル】に関係なく装備可能。
    仲間モンスター同様にプレイヤーのお古を貸し出すこともできるが、貸したものは一時的に装備袋から消えてしまう。自分や仲間モンスターと共用することはできないので注意。
  • 装備のほか、アンルシア専用の衣装を渡すこともできる。衣装はストーリー進行やプレイ継続450日特典、DQXショップで購入することで入手可能。
    衣装はおめかし同様に特にステータスには関係しない。ちなみに衣装を渡した際、衣装に応じてそれぞれ異なる感想を聞く事が出来る他、冒険者の広場の3Dモデルの立ちポーズが変わる。
    また、さざなみのギフトシリーズ等、渡した衣装によっては衣装だけでなく髪型が変わるものもある。
    Ver.4.3以降は【顔アイコン】の3D化により、衣装変更が顔アイコンにも反映されるようになった。
  • 所持スキルは【勇気】【真理】【正義】【闘志】【忍耐】の5つ。
  • 使用呪文・特技は上表の通り。王家の迷宮解禁前から使っていた技のうち、ギガデインは強制習得からスキルでの任意習得に変更される。なお、仲間モンスターと違って呪文・特技使用のON/OFF設定はできない。
  • 装備させた盾の耐性のほか、王家の迷宮解禁前同様に相手に応じた耐性がつく。判明している分は以下の通り(これ以外のストーリーやバトル・ルネッサンスで持っている耐性については不明)。
    • 王家の迷宮では雷・光ダメージ50%減、眠り・混乱・マヒ・即死・封印・幻惑・おびえ・どく・魅了・呪い・転び・しばり・踊らされガード50%を持っている。
    • マデサゴーラ戦では光ダメージ100%減を持っているらしく、【マダンテ】を無効化する(マデサゴーラは他に光属性攻撃を持たず、かつ他の攻撃呪文は食らうため光耐性と思われる)。
      しかし、バトルルネッサンスでは何故かマダンテの耐性が消えている。
  • パーティを組んで王家の迷宮解禁後にアンルシアの参加するボス戦を行う場合、彼女のステータス及び外見はストーリーリーダーのものが適用される。

武器と盾以外の装備が無いためではあるが、装備品を一切つけない状態で凄まじいパラメータを誇る。通常攻撃で凄まじいダメージを叩き出すこともあり、完全に【ゴリラ姫】呼ばわりされる羽目に…。
さらに雷・光耐性も高く、ジゴデインを食らっても素で50~60程度のダメージに抑えるため、元々のHPの高さも相まってかなり死に難い。
ただ盾しかもてないので、完全な状態異常耐性が少なくなるのが難点。特に【魅了】されると逆にこちらが壊滅させられるので非常に恐ろしい。
 
片手剣の攻撃特技は使えないが、元々の力が非常に高く、スキルによって会心率アップや能力ダウンの追加効果も得られるため、通常攻撃オンリーでも十分強い。
よって、持たせる片手剣は2回攻撃できる【はやぶさの剣】ほぼ一択だろう。余裕があれば【はやぶさの剣改】にするとなお良い。
攻撃魔力もスキル補正を含めればそれなりに高くはなるのだが、デイン系呪文を覚えさせても強化に手間がかかる上に消費も激しいのが難点。
はっきり言って使い勝手が悪くなるので、特段の理由が無ければ通常攻撃オンリーで戦わせた方がよい。
 
ちなみに攻撃モーションはプレイヤー達にはできない刺突。そのため細身の剣である【ウェスタンレイピア】等が映える。
はやぶさの剣改にドレスアップした上であげるのも良いが、はやぶさの剣(改)自身も細身なので違和感ない。
刺突にはやや合わないが、勇者ということでロトの剣&盾、天空の剣&盾もこれ以上ないくらい似合う。
 
スキル振りについては、行動速度を高める正義、通常攻撃を強化する闘志、HP+150とベホマラーで耐久力が強化される忍耐の3つのうち、どれか2つを極めるのが無難なところ。
王家の迷宮にガンガン潜るなら正義&闘志の攻撃型、ストーリーのボス戦やバトル・ルネッサンスに備えるなら正義&忍耐の耐久型といった風に好みに合わせて調整しよう。
王家の迷宮ではまんたんでベホイミやザオリクを使う事はあるのだが、ホイミを覚えていない都合上、回復魔力にもよるがホイミを使える者がいた場合はそちらが優先される事が多い。
Lv31でスキルライン一つ、Lv50で二つをMAXにできるので、力不足を感じたらこの辺りのラインを意識して育てるといいだろう。
アナザーを1~2周しっかりこなし、その中で経験値2倍・3倍を得ながら進めていればレベル50前後になるので、【難易度選択】で調節していけばVer.4までは楽に進める。

心層の迷宮解禁後

  • 基本パラメータ(装備・パッシブスキル分を除く)
    LvHPMP身の守り攻撃魔力回復魔力素早さ器用さ魅力重さSP
    120770560520630676743511511492230171
  • 呪文・特技(追加分)
    呪文・特技習得条件
    【勇者の覚醒】心層の迷宮解禁と同時に習得
    【雷刃】
    【雷鳴一閃】心層の迷宮「断罪の森」初回クリア
    【堅守の聖盾】心層の迷宮「哀惜の砂漠」初回クリア
    【ジゴデイン】心層の迷宮「悔恨の園」初回クリア

心層の迷宮解禁と同時にアンルシアに以下の変化が起こる。

  • レベル上限が120まで上昇し、同時に経験値を350万獲得。解禁前までにレベル60にしていればレベル98まで上昇し、あと10000で99へ上げられるまでになる。
  • 6個目のスキルライン【超越】が追加。また、上記の呪文・特技が追加(勇者の覚醒と雷刃は即座に習得、それ以外の3種は心層の迷宮のクリア状況に応じて習得)。

パラメータが大幅に上昇し、覚醒中はさらにHPが上昇する。
自動習得の攻撃呪文・特技が加わったため、はやぶさの剣改及びゴリラ姫が最適解とは限らなくなった。*1
雷刃でも闘志スキルの状態異常は効果はあるため、状態異常率を上げる【邪紋のつるぎ】や攻撃時にチャージ時間が短縮される【輝天のつるぎ】あたりが選択肢に挙がる。
とはいえ、非覚醒中は相変わらず通常攻撃主体になるため、はやぶさの剣改も十分に現役である。
また、ストーリーでの大魔瘴魂戦や心層の迷宮では多数の敵を相手にすることも多い為、真理でギガデインを習得する事で範囲攻撃手段を持たせておく選択肢も十分入るようになった。その場合、攻撃魔力が上がり、雷耐性ダウンの効果がある【鳴神のつるぎ】を装備させるとよい。
そういう意味で、物理、呪文両方の強化を付与できる【風斬りの舞】を使える扇使用職との相性が良くなっている。
覚醒込みで火力・耐久が大幅強化された一方で回復面の中途半端さは据え置きのため、忍耐のスキル振りの優先度は下がった。
ただし、HPは高いに越したことは無いし最終的には4ラインを全振りできるため、闘志+正義+超越で物理火力を完成させた後に、忍耐で耐久面とどうしても使ってしまう回復呪文の補強をするのは悪くない。
 
心層の迷宮の高レベル帯を周回するのであれば、剣だけでなく盾もよりよい物を装備させるべきである。
オススメは、呪文耐性の高い【ブルバックラー】【獅子王の大盾】【無念の怨霊】を相手にする場合にはこれらを装備させておいた方が安心できるだろう。
 
レベル100以降でのステータス上昇量はプレイヤーと比べるとかなり控えめだが、裏を返せばあえてレベリングをしなくても活躍させやすいということでもあるので無理にレベリングを行う必要はないだろう。
ただ、Ver.5.3のストーリー上、アンルシアの再登場の場面以降は最終戦まで常に切迫した状況になっており、再会してから悠長に心層の迷宮にわざわざ行くと言う雰囲気とはとても言いがたく、ストーリーの流れ上そのまま5.3最終戦に挑んだプレイヤーも多いと考えられる。
実際のところLV98のはやぶさゴリラ姫でもさすがに死にやすく火力が不足気味で少々苦戦するが、そこそこ装備(はやぶさ改と盾だけだが)がしっかりしていて、プレイヤーがきちんとサポートしていればクリア自体は何とか可能なレベルと言える。
だが、アンルシアを全く育てていなかった場合は戦力にならないどころか常に誰かが攻撃の手を止めて蘇生しなくてはいけない正真正銘の足手まといでしかないため、この場合はしっかりとレベリングをしておこう。
行くなら心層の迷宮の断罪の森を無理のないレベルで周回し、途中のモンスターを飛ばして経験値の高い【罪業の怨霊】を何回も倒す事でアンルシアのレベルを上げると良い。
レベル113でスキルポイントが160になりスキルラインを4つMAXまで振れるようになるので、とりあえずはここが目標レベルになるだろう。
 
Ver.5.4では【邪神ヤファギル断】戦でなんとプレイヤー操作キャラになる。
【ヴァレリア】とコンビを組むが、あちらには【ザオリク】以外の回復呪文が無いため、アンルシアが回復を担当することになる。このため一時的にスキルを振りなおしてでも忍耐に全振りをしておきたい。
火力はヴァレリア1人でも十分過ぎるので、アンルシアは破邪の秘儀を使う場合以外は回復一辺倒でも問題ない。
 
Ver.5.5後期のストーリー中でもNPC戦闘員たちと組んで進んでいく場面があるが、ここでもプレイヤーが回復役を担わない場合は回復呪文持ちがアンルシアと【アスバル】【魔導兵召喚】で召喚する「魔界のしもべ」が使用)の2人になってしまうため、忍耐に振ってベホマラーを習得させておくと楽になる。
 
Ver.6.5前期のストーリーで久々に戦闘に参加するが、この戦闘ではモンスターの大軍と戦うことになるので、真理に振ってギガデインを習得させておきたい。

活躍

眠れる勇者と導きの盟友(Ver.2.0)

魔勇者アンルシア第2・第3戦でのみ、一時的にNPCとしてパーティに加入する。
上記の凄まじいステータスと耐性で初見プレイヤー達の度肝を抜いた。
が、それ以上に実装当時の魔勇者アンルシアのサポ攻略での絶望感に度肝を抜かされたプレイヤーも多かったが…。
現在はサポが創生の魔力をある程度避けてくれるので、その間に勇者の光をきっちり入れてくれる。

重なりし運命の大地(Ver.2.1)

【ブレイブストーン】で真のグランゼドーラに戻るも、魔王の侵攻に備えるという名目でグランゼドーラでお留守番。特に出番は無い。勇者なのに…。
主人公がいない間に【アリオス王】【ユリア妃】と仲睦まじくしているのだろう。尚ストーリー進行に応じて彼女のセリフが変わる。
可愛らしい仕草や表情など、年頃の女の子らしい彼女が見られるので【勇者姫の石】も貰えることだし、足を運んでみるといいだろう。

紡がれし勇気の絆(Ver.2.2後期)

勇者としてより強くなるために【破邪の秘技】を会得するための修行をしたり、王家の迷宮へ行ったりと、アンルシア中心のストーリーが展開する。
上記のようなアンルシアいじりもあり、今まで以上に表情豊かなアンルシアを見ることができる。
 
ちなみに、「紡がれし勇気の絆」進行中もアンルシアのセリフが変わる。
この時のセリフは何らかの条件で上がる信頼度のようなものによって長さが変わったり、内容が変わるようになっているため、気になる人は注意。
また、信頼度が一定以上になると「アンルシアの独り言」イベントが発生する。信頼度上昇のタイミングは勇者アルヴァンや輝きの魔人撃破後、レンダーシアストーリーの進行、またはアンルシアの部屋に何度も出入りする等、諸説あるが今のところよく分かっていない。
なお会いにいく場合、王家の迷宮や着せ替えの影響か、パーティを組んでると部屋に入れなくなっている。都度パーティを解散しないと入れないメッセージが出るので注意しよう。
 
上記通りVer.2.2後期からは王家の迷宮でLv上げ、スキルの割り振りが可能。
無料で振り直しが可能なので、ストーリーと迷宮で主人公に合わせた調整を行う事も可能。
なお、Ver.2.2後期アップデート直後は王家の迷宮で作戦を変える事が出来なかったが、7/31のアップデートで対応された。
また、雷耐性がなくなっていたのも修正された(修正される前も魔勇者アンルシア戦では雷耐性はあった)。
限界Lvは50。SPは80まで溜まる。

天翔ける希望の双翼(Ver.2.3)

ペガサス探しと【エテーネの島】でのストーリーがメインなのであまり出番がない。というかストーリー自体が短い。
魔元帥ゼルドラド戦では戦闘に加わるので、本当に全く出番がなかった前々節よりはマシだが。
レベルキャップが55に。SPは89まで溜まる。
 
復活したペガサスに乗って【魔幻宮殿】に向かうイベントムービーの後、アンルシアの部屋に向かうと「忘れ物をしたので取りに帰った」と言って自室にいる、という小ネタがある。
ペガサスでさっそうと飛んで行ったのに戻ってくるのは恥ずかしいので、テラスからこっそり入ったらしい。

悠久の果ての決戦(Ver.2.4)

遂に【大魔王マデサゴーラ】との決戦を迎える。
ラストバトルでは彼女の凄まじいステータスを持ってしても即死する危険性の高いハードな戦いとなる。彼女を攻撃役に回すか、回復役に回すかはパーティ構成次第で決めよう。
戦闘中は勇者の光、ムービーでは勇者の盾を使用するが、勇者の眼と心は一切出番がない。大魔王戦のために覚えたはずなのに…。
勇者の眼は前バージョンのゼルドラド戦にて使用しているが、勇者の心は全く使用機会が無い。
 
娯楽の扉のスーパーVIPの誘惑ではちょっとスロットにハマっていたらしい。王族である彼女にとってカジノはそれだけ新鮮だったのだろう。
決戦を制し、王国に戻ってきた後は両親の前で思わず泣いてしまう一面も見せており、主人公も優しくそれを見守る。
 
後期ではレベルキャップが60に上がる他、ストーリーボスの難易度を選ぶ事で被ダメージが減らせるので、前期よりは安全に戦えるようになる。
また、レベル60までにSPは98まで溜まる。

いにしえの竜の伝承(Ver.3.0)

大魔王を倒し、祝勝パーティこと【六種族の祭典】に出席。
なお、祭典の招待客には彼女の意向が多少反映されているらしく、王族には縁もゆかりもない【アイリ】がメルサンディ繋がりで特別に招待されていた。
舞踏会では初のドレス姿を披露し、シオンことファルシオンと見事な社交ダンスを見せた。
しかし、その後突如現れた【主人公の兄弟姉妹】に攫われてしまう。
 
主の居ない西の塔には王家の迷宮の扉だけが残されるが、輝石を使うと【王家の墓】の前で再会できる(元々王家の迷宮は霊体の状態で赴くという設定)。
以降、迷宮は普通にプレイできるので安心していい。
ただし、一度入るまで装備変更、スキル振りなおし等はできないので注意。二度目以降は普通に準備できる(着せ替えは王家の墓の中で行う模様)。
再会こそ誓うものの、どこに監禁されているかは本人にも不明。
 
今回はドレスを着たり、攫われたりと勇者と言うよりお姫様としての魅せ場か。

嵐穿つ断罪の虚空(Ver.3.5前期)

Ver.3.1~3.4の間、メインストーリーではヒロイン役を【エステラ】に喰われからっきし出番がなくなってしまったが、実に1年半ぶりにメインストーリーに復帰。
流石に祭典のドレスのままいるわけにもいかず、普段着もなかったのか【疾風の騎士団】からもらった【疾風の装束】を着ている。
再登場イベント以後は疾風の装束が着せ替えに登録され、設定した衣装で登場する。
【激情の竜エステラ】戦で活躍した後は、操られたヒューザに捕まり、結局また一時退場してしまう。

ナドラガンドの決戦(Ver.3.5後期)

【大神殿・地下】の奥で主人公の兄弟姉妹や【総主教オルストフ】と共に倒れていた。
 
しかばねとなった主人公を見て、大粒の涙を流しながらザオリクを重ね掛けするも効果は無く、遂には自らに剣を向け刺そうとする。
しかしその様子を見ていたらしい【種族神】によって止められ、他の神の器達と共にエネルギーを流し込み、主人公を蘇生する。
その時の消耗で最終決戦には間に合わなかったが、決着後ナドラガにとどめを刺す手伝いをする。
脱出ムービーでは魔瘴の塊を勇者の光で防ぎ、主人公の姿を勇者の眼で捕捉する。相変わらず勇者の心は役に立たない。
 
全てが終わった後はグランゼドーラ城に戻ったが、Ver.3では勇者としての活躍が殆ど出来なかったため、鍛え直すことを誓った。
結局今バージョンにおいては活躍の機会は上述の対エステラ戦1回のみであり、Ver.2のヒロインとしては不遇な扱いであった。今回はある意味RPGでよくあるシチュエーションの「攫われる姫」のポジションであったといえる。

栄光の勇者と消されし盟友(Ver.4.1)

物語の主軸が過去のグランゼドーラ【勇者アルヴァン】ということでメインストーリーに関わる。
 
一度は撃退した【魔獣ネロスゴーグ】が蘇り、主人公に襲い掛かろうとしたところに天馬ファルシオンとともに登場し、一撃の下に斬り捨てる。
それでも復活するネロスゴーグを完全に封じる方法を探すため、過去へ旅立とうとする主人公に同行を願い出るも、【キュルル】からエテーネの民でないものは時を越えられないこと(実際は耐性のない者が受けると危険なため)、そして【叡智の冠】達がネロスゴーグを封じている今アンルシアまでいなくなってはレンダーシアを守る者がいなくなってしまうという理由から現代に残ることになる。
 
過去から主人公が禁忌の秘術を持ち帰り、いざという場合はかつての勇者アルヴァンのように邪に染まる覚悟で秘術を使用、そしてそうなった場合主人公に自身を封じるように頼む。
ネロスゴーグの不死のチカラを封じるために秘術の行使を決断するが、アルヴァンのものと思われる声から禁忌の秘術の本当の使い方を聞き主人公と共に使用。
そして身体に大きな負担は掛かったものの後遺症を残すことなく不死のチカラを完全に封じることに成功した。
 
今バージョンではラスボスである【無限獣ネロスゴーグ】戦にNPC戦闘員として参加。
高い耐性があるため確率は低いが、闘志スキルを上げておけば敵の攻撃力を落としてくれるので頼りになる。
ここまでくると無育成ではアンルシアといえども戦力にならないため、キツイと感じたら王家の迷宮で鍛えることも考えておこう。

赤き大地の双王子(Ver.4.2)

今バージョンでは戦闘への参加などの活躍はなし。
主人公とともに現代にやってきた【メレアーデ】と対面。王家の姫同士で意気投合した様子。

うつろなる花のゆりかご(Ver.4.4)~遥かなる未来への旅路(Ver.4.5前期)

滅びを辿った未来では、盟友と共に【増殖獣バイロゴーグ】に挑むも、無限に増えるバイロゴーグに太刀打ち出来ず、遂に倒す事は叶わなかった。
バイロゴーグの増殖は【分身】とは異なり、完全なクローンで全てが本物であるらしく、勇者の眼は全く通じなかったのだろう。
人類の希望である勇者と盟友が敗れたことで、人々はアストルティアを捨てて、【ゴフェル計画】を発動せざるを得なくなってしまったのである。
 
仮に彼女が戦いに生き延びた場合、間違いなくゴフェル計画の避難民として選ばれ、彼女の血筋が残される芽もあっただろうが、【宇宙船アルウェーン】の中で流行った伝染病により、【プクリポ】以外は皆死に絶えてしまった。
アストルティアを離れたため、最早グランゼニスの力も届かず、新しく勇者が生まれる事もなくなってしまったのだろう。
 
更に続く【時元神キュロノス】の襲来にもその描写は一切ないものの、当然彼女も真っ先に立ち向かったと思われるが、時を止める力と倒されても時間を巻き戻す究極のチート存在である時元神キュロノス相手ではいかに勇者といえども為す術なくあっさり殺されてしまったと考えるのが妥当だろう。
 
強大すぎる悪に対して勇者が一時的な敗北を喫する展開は多いが、バイロゴーグ、及びキュロノスに関してはリベンジすらされなかった完全な敗北であり、今までと大きく異なっている。
 
……と、ここまではアストルティアが滅びを辿った世界線で語られるお話。
プレイヤー及び主人公が体験する世界では、遥か未来に渡ってバイロゴーグの増殖を止める方法を見つけ出して【ファラス】と共に打ち倒し、時元神キュロノスもキュルルと共に打ち倒し、メレアーデの大エテーネ島そのものの時渡りとキュルルの犠牲もあっての歴史改変によって滅びの歴史は改変されたため、本編では彼女とバイロゴーグ及びキュロノスが戦う事はなくなり、この未来を辿る事は防がれたのだった。
 
というわけで戦闘する機会もないためVer.4シリーズではVer.4.1以外に特に何もなかった事になる。ここまではVer.3とほぼ同じ扱いだが、本シリーズではステータスで彼女を軽く上回るNPCも続々登場した。勇者の存在意義とは一体…今回は舞台が過去未来という事で勇者の力も及ばない部分だったので一緒に行けなかったのは仕方ないと言えば仕方ないのだが…。
なおVer.4クリア後は、今があるのは過去未来の人たちのおかげであると実感し、この平和が長く続くことを願いつつ、次こそは共に戦いましょうと主人公へ宣言している。次のバージョンは是非活躍してほしいと願うばかりである。

いばらの巫女と滅びの神(Ver.5.0)

このバージョン以降のイベントにボイスがつくようになった。これまでの外部出演作同様、担当は早見沙織
プロモーション映像及びオープニングムービーでは新衣装を纏い、鎌を持った謎の仮面の戦士と戦う姿が描かれた。
 
始まるとすぐに彼女からの手紙が届き、息抜きも必要なので【キラキラ大風車塔】で待ち合わせ、【気球】に乗る。
気球上では告白とも思しき発言も出て良い雰囲気になる……と思われたが、いきなり主人公を蹴っ飛ばして気球から放り出してしまう。
すぐさま本物のアンルシアがファルシオンと共に駆けつけて難を逃れるが、放り出したアンルシアは人形に変わってしまう。
これらは、【戦禍のタネ】を奪うために現れた【旅芸人ピュージュ】の罠だった。
彼女の偽物被害はこれで三度目である(魔勇者で一度、【謎の孤島】でもう一度)。 
 
ルシェンダと合流した後は、彼女の指示でウェナ諸島に現れたピュージュを追い詰めるためにウェナ諸島へと向かうが、すぐに罠だと気づき、ピュージュが集合していた【ガミルゴの盾島】へと向かう。
しかし着いた時には既に、【魔界】の門から現れたバルディスタの軍と、ルシェンダの要請で集まったガートラントの軍が交戦を始めた後で、彼女はすぐに敵将【ヴァレリア】と交戦する。しかし、ヴァレリアの圧倒的な力の前に成すすべもなく敗れてしまう。
バルディスタの軍に起きた異変のために撤退したことで命拾いするが、「修行が足りない」と感じた彼女はルシェンダと共にいずこかへと修行の旅に出る。なおヴァレリアとは1度負けている上、ヴァレリアの原点が【不死の魔王ネロドス】に起因するため因縁が生じている。
 
開始後はVer.3.0以降と同様、主の居ない西の塔に王家の迷宮の扉だけが残されるが、輝石を使うと王家の墓の前で再会できる。
ムービーやPVでは活躍しているため今後戦うシーンがある事は想像に難くないが、この時点ではこれまで同様共闘場面は1つも無い。

王の戴冠(Ver.5.2)

Ver.5.1では一切の出番がなかったが、ストーリーラストに王家の迷宮の扉から新衣装を纏って登場し、アンルシアがVer.5.3の次回予告をしたところでVer.5.2ストーリーの幕は下りる。
 
なお、ストーリー中にて【アスバル】が家庭教師としてヴェリナード王国に取り入った際、魔王の気配を察知したアンルシアは一度帰還しており、それを危惧したアンルシアはアリオス王に状況を説明し、アリオス王は兵士を通して【女王ディオーレ】に書状を届けさせている。
その後すぐに修行の旅へと戻っていったらしいが、ヴァレリアに敗北したのが余程堪えていたのかあるいはアストルティアに魔王の気配が現れたことに余程焦ったのか、大臣曰く相当思い詰めていた様子だったようである。
ストーリー内では主人公とヴァレリアの力関係は互角ということが判明したため、現時点での単純な戦闘能力では主人公>アンルシアということになるようだ。

勇者復活(Ver.5.3)

タイトルがタイトルだけにVer.2シリーズ以来とも言える大活躍を見せる。
 
修行を終えた後、アスバルの来訪に危機を感じた彼女は盟友が行方不明であったため賢者ルシェンダ、エステラ、シンイに協力を要請し、共に白いフードで顔を隠しながらガミルゴの盾島より魔界へと突入。
以前敗北したヴァレリア討伐を第一目標にバルディスタ要塞へ攻め入ったが、ヴァレリアは不在だったうえに、そこにいた【ベルトロ】から【大魔王城】という地名を聞かされ大魔王の存在を知り、大魔王城を目指し魔界を探索することとなる。
 
そして、ついに大魔王城へと到達。以前は歯が立たなかったヴァレリアを雷撃で退け、続くアスバル、ユシュカも圧倒的な力で退けたのち、仮面で素顔を隠した大魔王に挑む。その大魔王こそが他ならぬ盟友たる主人公であるとは知らぬまま…。
互いの武器が弾き飛ばされるほど激しい剣戟を繰り広げ、武器を失った後も雷撃を纏った拳で殴り飛ばし、大魔王にすら優勢の彼女だが、吹き飛ばされた衝撃で仮面が外れた大魔王の正体を見て茫然自失。
その隙をヴァレリアに狙われるが、主人公が発動した盟友の守りで助けられ、一時休戦の提案に応じる。
 
主人公の事情説明を聞いても魔族の全てを受け入れる事は出来なかったものの、信頼する盟友たる主人公の説得もあり、魔瘴の吹き出したというジャディンの園への同行を承諾。
ジャディンの園で【巨大魔瘴魂】を主人公と共に倒してイルーシャとナラジアの力を見た事でユシュカの話を信じて魔仙卿を止める事を決意。ゴダ神殿の奥にあるジャゴヌバ神殿までも同行。
最奥にてジャゴヌバと共に復活した【邪神ダビヤガ】を主人公、ユシュカ、【イルーシャ】と共に倒すが、ジャゴヌバには手も足も出ず敗北。【賢者マリーン】が足止めしてる間にその場から逃走した。
 
大魔王城に帰還後、魔族とは休戦して手を組む事を決意し、一路アストルティアへと帰還。
勇者像の前で魔族と手を組む事を兄や先祖に詫びるのだった。
 
ちなみに魔界各地で情報収集することで、彼女の言う「魔界の深奥へのつらく厳しい旅」の実態が覗える。
バルディスタを発った後、【ゼクレス魔導国】に到着。手近な住民に「一番強い魔族」のことを尋ねたところ、アスバルは不在なので次点のベラストル家のことを教えられ、アポなし突撃を敢行。
当主の【リンベリィ】と対面し、「こいつは弱そうだ」「コレじゃない」と散々悪口を言った(リンベリィ談)ため当然のごとく不興を買ってしまい、「大魔王は【ジャリムバハ砂漠】にいる」と嘘を教えられてしまう。
この前後に、ゼクレス領にてブーバを魔物から助けたが、この時に王家のペンダントを落としてしまった模様。
そうしているうちに【砂の都ファラザード】に到達するが、よりにもよって親大魔王色の強いバザールで「大魔王を倒せる強い装備」を買い求め、ぼったくられてしまったことが【ジルガモット】に目撃されている。
 
今回は冷静さを失い魔界の民に対して非常に攻撃的な彼女の振る舞いを見ることとなった。現時点ではプレイヤー視点も魔族側と言えるので、ある意味では「敵側から見た勇者の姿」を表していると言えるか。
もっとも、彼女からすれば魔界側の事情を把握しているわけではない上に、これまでの勇者の歴史があり、そして自身がマデサゴーラやヴァレリアといった「魔界からの侵略者」との戦いを経験している以上、敵対的な態度になるのも仕方ない事だろう。特にマデサゴーラの侵攻時には慕っていた兄も失い、更にマデサゴーラの野望の道具としても利用されているので尚のことである。
主人公不在の間にアスバルの存在を察知したことで危機感を煽られていたのも大きいと思われる。
しかし、前述の様に魔族の子供を助けたり町や城で買い物をしたりしているうちに、自分の持っていた魔族に対する認識が現実とずれており、魔族も自分達と同じ様な生活をしていることに違和感を感じてはいた様子であったことが後のセリフからうかがえる(大魔王城では魔界を滅ぼすと宣言しながら市民やバルディスタ兵の命を奪いはしなかったのもその一端か)。
最終的には、魔仙卿の指摘した魔界とアストルティアの戦いの連鎖を断ち切るためにアストルティア側の歩み寄りも必要であることに理解が示されている。
また、前バージョンで一時的に修行を中断して城へ帰還するするきっかけとなったアスバルとは特に絡みは無かった。魔王の気配を察知できてもそれがアスバルのものとは判別できなかったためか。
 
なお、この章よりタイトルムービー後半の衣装【大勇者の天衣】が追加される。

神の覚醒(Ver.5.4)

ジャゴヌバの対策のために叡智の冠が集まり、その会議に魔界側の代表者として出席してもらいたいことを知らせに大魔王城を訪れる。
 
【光の郷フィネトカ】では【イルーシャ】の巡礼に同行を申し出るが、これには主人公以外は同行を許されないということでフィネトカに残り、代わりに【ユシュカ】と共に【邪神】に対抗するための【神殺しの心気】を習得するための修行を受けることに。
この際、魔王だけに習得させるわけにはいかないとユシュカに対抗意識を見せ、主人公とイルーシャが【極天女帝】から説明を受けている後ろでお互いに意地を張り合う。Ver.5恒例のコミカルなシーンである。
 
イルーシャの巡礼が一時中断し、イルーシャの願いでアストルティアを巡る際に【カミハルムイ城】で一時的に合流し、イルーシャの桜の絵のスケッチに関心を寄せる。
イルーシャからはアンルシアも絵を描かないかと誘われるが、この時彼女の口から絵を描くことが苦手なことが判明する。
この際イルーシャと仲良くなったためか、お互いに呼び捨てで名前を呼ぶようになる。
 
【ルファ神殿】では合流したヴァレリアと共に「太陽の塔」を担当して探索していく。
ヴァレリアからは「何故アストルティアの住人ではなく自分を選んだ?」と問われるが、【邪神ヤファギル断】を倒した際に「ヴァレリアに情けないところを見せられないからこそヴァレリアを同行者に選んだ」と答える。
ヴァレリアの側もアンルシアに対する敵意はこの時点では既に見られないため、わだかまり等は両者ともに無くなっており、お互いに良きライバルといった関係に収まったようだ。
しかしその後はヤファギルの自爆により中央の塔への通路を破壊され、主人公にその後を託すことに。

闇の根源(Ver.5.5後期)

前期にあたる部分では登場せず、後期のストーリーで合流。
 
ユシュカのテレパシーを受けて気を失った主人公が目覚めた場に招集されている。
そこに兄弟姉妹が目覚めたとの一報が入り、全員で医務室に行き話を聞くことに。
【滅星の邪園】に乗り込むメンバーとして、アスバル、ヴァレリア、マリーンと共に主人公に同行することになる。
 
滅星の邪園ではPTメンバーに加わり、【起源獣ガルドドン】【起源将ジェルザーク】【起源魔スコルパイド】【起源鎧デルメゼ】との戦闘に参加。
道中の会話では勇者と共に戦えることに妙に興奮しているアスバルに質問攻めを受け、その様子に少し引いている……。
その後は【滅星の深淵】に繋がるエレベーターを作動させるべく、他のメンバーと共に力を注ぎ込むため離脱。
【絶対滅神ジャゴヌバ】を打ち倒すための【ミナデイン】の詠唱にはその代表として加わり、ジャゴヌバを打ち破る一端を担った。
 
限定的なものに留まるとはいえ、彼女はグランゼドーラに生まれた数多の勇者の悲願ともいうべき闇の根源を破るという偉業を成し遂げた、唯一無二の勇者となったといえる。

魔眼の月が昇るとき(Ver.6.3)

【ジア・ルミナ】の来襲に伴い、ガートラント兵と共に【死せる結晶の荒野】に出撃するも、主人公と【ユーライザ】を謎の光から庇い結晶化してしまう。
そのため、Ver.6.3クリアまでは再度王家の墓でしか会話が出来なくなるが、クリア後は結晶化が解け元に戻る。
なお、結晶化時のモデリングの関係か、本イベント中は大勇者の天衣で固定となっている。

天に煌めく星のごとく(Ver.6.5)

Ver.6.5前期では【巨人コアを守るジア・クトたち】との戦いで共闘する。
しかし自身をかばって初代勇者で先祖にあたる【アシュレイ】が消滅してしまったのを受け、自分も英雄達に天星郷に同行を申し上げるも、英雄ではない身で天星郷に入るのは難しいこと、次のジア・クト襲来に備えて地上を守る人間が必要という理由で断られる。しかし今後何かあった時は協力することとし、ひとまず帰投していった。

前期での登場は上記のみであり、後期での活躍が期待されていたところであったが、
Ver.6.5後期は【魔眼の月】侵入作戦が主となり結果として地上への被害は防がれたため、残念ながら後期では全く触れられることなく、Ver.6での出番はそのまま終了となってしまった。

未来への扉とまどろみの少女(Ver.7.0)

【燈火の調査隊】のメンバーに選ばれていたが、出発直前に謎の睡眠状態に陥り眠ったままになっている。
【創失】とも異なる事態のようだが、後述の王家の墓で「突然眠たくなって、起きたくても目を開けることすらできない。狭い箱の中に閉じ込められて鍵をかけられてしまったよう」と語ってくれる以外、詳細は不明。
眠ってはいるが、カメラを起動して「こっちむいて設定」をすると首を曲げて反応する。やめてあげよう。
 
Ver.3.0や5.0の時同様、王家の墓の前では会えるため、王家の迷宮は問題なくプレイできる。

イベント・その他

モンスターバトルロード

スペシャルバッジでは見送られたものの、Ver.3.5で彼女のレジェンドバッジが登場。
当初のバッジ交換の頂点に君臨し、ミシュア、アンルシア姫(幼少のアンルシア)、魔勇者アンルシアの3枚が必要。

それらの交換元を合計すると、

それらの交換元を合計すると、

  • 虹バッジ3枚(悪夢の右手、魔元帥ゼルドラド、魔勇者)
  • きりかぶこぞう・銅27枚
  • ゆめにゅうどう・銅27枚
  • だいおうキッズ・銅27枚
  • おむつっこり・銅27枚
  • デッドペッカー・銅27枚
  • げんじかぶと・銅27枚
  • スライム・銅13枚
  • バブルスライム・銅13枚
  • ギズモ・銅10枚
  • あやしいかげ・銅10枚
  • フレイム・銅3枚
  • リュウイーソー・銅3枚
  • ドラキー・銅1枚
  • ゴーレム・銅1枚
  • 【ハッピーハート】150個

となる。

【バッジ交換券・虹】での入手を検討してもよいかもしれない。
アンルシア姫のバッジはいてつくはどうガード+100%と【まもりのたて】と同様の弱体耐性効果を持ち、刺さる相手には非常に有用。特に【竜の咆哮】を防げる可能性があるのはこのバッジだけ。
勇者姫アンルシアのバッジは装備すると最大HP、攻撃力、攻撃魔力が大きく上昇し、光・炎攻撃ダメージ+15%の他、瀕死時100%で身かわし率+30%&リベホイムとこちらも強力。属性はフレイムかキマイラロードのバッジで付与可能。
物理炎攻撃だけなら【ユシュカ】の方が強力だが、光属性や呪文を強化するならこちら。

すごろく

Ver.3.5中期に追加されたマップ「悪夢に囚われし街」にある出会いの酒場マスに止まるとランダムで出現。
5ターンに1回勇者の光で敵の動きを止めて援護してくれる。
勇者の光で動きを止めた魔物は1ターンの間行動出来なくした上で与えるダメージが1.5倍になる。
また、メタル系モンスターの動きを止めた場合は1ダメージ化能力も封じる。
ただし勇者の光を溜めるのに1ターンかかるため、ザコ戦では勇者の光を放つ前に終わってしまう事もしばしば。
通常攻撃を多めにして2ターン目が来るように調整すればMPが節約出来るが、オートマッチングで狙うのは困難だろう。
前述したようにメタル系に対して普通にダメージが入るようになる都合上、1ターン目でモンスターより先に行動できる最初の一人以外が【キラージャグリング】【天下無双】を使うのは、基本的にMPの無駄遣いとなるので留意しておこう。
勇者姫アンルシアがいる状態でクリアすると、【ドット風アンルシア像】と称号【双六アンルシアの友】が手に入る。

美の競演! 第3回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.2.4)

前回はミシュア名義だったが、今回正式に勇者姫アンルシアとしてノミネート。
最初はミシュアの格好で登場するが、演出で覚醒するが如く勇者の姿に早変わりする。会場は共通エリアの為、おめかし衣裳を替えても自動的に【王族の服】になる。
今年ももちろん優勝候補。前クイーンの意地を見せられるか…。
 
本編シナリオの進行によって(盟友と認められる前後で)台詞が変化する。
ちなみに他の人に投票した後話しかけると「そんなひどい…盟友に裏切られるなんて、お兄様どうしたらいいの?」と泣き落とし作戦を仕掛けてくる。ずるい。
また、彼女が作ったチョコは相当固いらしい。回数を重ねるとさらに固くなる。ミシュアの時は普通だったのに覚醒することで何かを失ったらしい。
結果は首位を明け渡しての2位であった。相手がラスボスでは分が悪かったか。
また、性格は全然違うが全く顔が同じ【魔勇者アンルシア】も3位と大健闘していた為、若干票が分かれてしまったか…?
しかし、周りが皆落ち込んだり、なげいたりしてる中、一人今後の精進を表明するなど前向きな姿勢を示している。この辺は流石に勇者と言ったところか。
集計によると開始当初こそリーネ&ルシェンダに負けてはいたが、中日には彼女と魔勇者とで熾烈なトップ争いを繰り広げ、最終日前日には彼女がトップだったようだが、最終日にリーネに票が再び集まった結果、逆転されたらしい…惜しい…。

美の競演! 第5回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.3.4)

前回は第2代クイーンでありながら出場を逃したが、今年はアクティブ部門で予選通過。
偽者に散々出番を奪われていたが、今回久々のイベント出場。
相変わらずチョコはばくだん岩の如く固いらしい…。
 
結果は2位。1年半以上もストーリーからほっとかれながら準クイーンとは流石勇者。

美の競演! 第6回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.4.0)

今年も当然のように出場したがまたしても2位で(第4回は出場を逃しているが)3回連続2位とある意味快挙。今年はついにオリハルコンの如き硬さのチョコを作った。意外にもDQ10で「オリハルコン」の単語が出たのは初。
果たして彼女がクイーンの栄冠を勝ち取る日はくるのだろうか…?

美の競演! 第7回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.4.4)

Ver.4で登場した並み居る強豪を押しのけて、予選通過。投票する事で貰えるチョコは、歯がくだけちったと思えるほど硬いものらしい。
中間発表の時は【盟友カミル】が1位だったものの、最終結果では見事に逆転して1位の座を獲得。
アンルシアの名でクイーンの座に輝いたのは今回が初である。

美の競演! 第8回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.5.1)

前回王者として当然のごとく出場。今年のチョコは鋼のような硬さだという。
しかし結果は5位と振るわず。今回の開催期間は上記の通り修行の旅に出ており、出番がなかったことが災いしたか。
次年度出場が確約されるシード権は4位までのため、惜しくも逃すこととなった。

美の競演! 第9回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.5.4)

シードと推薦枠を除いた2枠しかない厳しい激戦を勝ち抜いて出場できた。今年は大勇者の天衣で登場。着替えていても強制的にこれになる。
名義は違うものの例のそっくりさんとも二度目の直接対決ということになる。
大トリでの登場だが、その際にヴァレリアと睨み合っている。やはりお互いライバルとして意識しあっているようだ。
今年のチョコはごつごつと形は悪いがさくさくしていて味も中々良いらしい。上達が見られる辺り、チョコ作りの修行もしていたのだろうか?
 
中間発表では4位と少々苦しい順位となったが、最終順位は3位となり来年度のシード枠入りが確定した。
去年敗北したヴァレリアにはリベンジできたが、第5回でクイーンに立ったものの以後はアンルシアに敗北していたセラフィには逆にリベンジされた形である。

美の競演! 第10回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.6.0)

シード枠で出場。今年のチョコは口の中に雷を受けたような衝撃を受けるものであったが、味は普通においしいとのこと。
最終結果は5位。

美の競演! 第11回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.6.4)

予選を1位で勝ち抜いて出場。
本人が「過去最高の出来」と自負するひとくちサイズのチョコは、顔面を思いきりパンチされて言葉を失ってしまうほどの衝撃がある。味についての言及はない。
最終結果は3位。ヴァレリアには逆転されて、セラフィには逆転と年度毎の推移で見ると三者一進一退で、クイーン争いとはまた別方向で中々面白い事になっている。

美の競演! 第12回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.6.5後期)

シード枠での出場。何とファルシオンに乗ってくる。石像もファルシオン付きでデカい。
投票時にくれるのは【ピリからペッパー】を入れたチョコ。しかし、入れすぎたようで味が全然隠れておらず、舌に衝撃が走るほどの味になってしまったようである。
最終結果は6位。ヴァレリアにもセラフィにも負け、過去最低順位である。Ver.6ではあまり活躍の場面がなかったことが響いてしまったのだろうか。

他作品・企画への出演

こちらを参照。

関連項目

関連グッズ



*1 自動習得の特技には、はやぶさの剣の2回攻撃の効果が乗らない。