概要
【棍】を扱うための武器スキル。
【僧侶】【武闘家】【旅芸人】【占い師】【デスマスター】が習得でき、武闘家、僧侶、占い師はそれぞれ独自のスキルラインを持つ。
特徴
両手武器の攻撃力を持ちながら防御技能にも優れ、範囲足止めの足ばらい、低燃費範囲攻撃のなぎはらい、多段攻撃の氷結らんげきに物理に対する完全カウンターの天地のかまえとなんでもござれ。
習得しておけばあらゆる状況に対応することが可能で、驚くほど多彩な戦術を取ることができる。
範囲攻撃用のサブ武器としても実用的。職業クエストを少し進めればすぐになぎはらいは使えるようになる。
度重なる特技の強化や達人のオーブの効果によって高火力単発技、乱撃技、範囲技、防御技とバランス良く揃う良スキルではあるのだが、武闘家はヤリ、旅芸人はブーメランという専用の強力なスキルを得たので使う機会が少なくなり、他は後衛職で棍スキルそのもので戦うという事が少ない為、現在は使用職離れが激しいスキルになってしまった。
僧侶もVer.5.3で独自仕様になったものの、強化の方向性は主に集団戦コンテンツにおける範囲攻撃の補強。そのため回復性能は依然スティックと比べるまでもなく、単体相手だと攻撃性能もヤリでいいなど中途半端。そもそも僧侶は役割的に回復能力を最重視されるため、棍の攻撃強化は求めていないという意見も多い。
初期のころから存在していた武器スキルの中では盾や格闘を除けば覚える職業が3つと【短剣スキル】に並んで多かったスキルだが、その反面、長く初期職しか覚えず、【占い師】が登場するまでのおよそ4年間ずっと有する職業が追加されなかったスキルでもある。
ちなみにその短剣の方も新たに追加されるまで3年程かかっている。
獲得称号
棍の使い手 |
棍ボーイ/棍ガール |
実力派棍使い/バトントワラー |
名人棍使い/バトル★トワラー |
しっぷうの棍使い/マジカル★トワラー |
必殺の棍使い/ミラクル★トワラー |
光の棍使い/シャイン★トワラー |
絶対零度の棍使い/ブリザード★トワラー |
棍マスター/バトンマスター |
棍王/棍の天女 |
習得とくぎ・スキル効果
SP | とくぎ・スキル効果 | |||
通常 | 武闘家 | 僧侶 | 占い師 | |
3 | 装備時こうげき力+10 | 装備時こうげき力+30 | 装備時武器ガード率+4% | 装備時こうげき魔力+10 |
7 | 【足ばらい】 | |||
13 | 装備時武器ガード率+4% | 装備時武器ガード率+10% | 装備時呪文発動速度+3% | 装備時武器ガード率+4% |
22 | 【黄泉送り】 | 装備時こうげき魔力+15 | ||
35 | 装備時こうげき力+15 | 装備時かいしん率+2% | 装備時こうげき力+30 | 装備時身かわし率+4% |
42 | 【なぎはらい】 | |||
58 | 装備時身かわし率+4% | 攻撃タロットの威力アップ | ||
76 | 【氷結らんげき】 | 【氷結らんげき・改】 | 【氷結らんげき】 | |
88 | 装備時こうげき力+20 | ガード時80%でためる | 装備時こうげき力+40 | 装備時こうげき魔力+25 |
100 | 【天地のかまえ】 | |||
110 | 装備時かいしん率+2% | 行動時20%でバイシオン | 装備時武器ガード率+4% | 装備時かいしん率+2% |
120 | 【水流のかまえ】 | |||
130 | 装備時武器ガード率+4% | 装備時こうげき力+40 | 装備時呪文発動速度+4% | 装備時武器ガード率+4% |
140 | 【奥義・棍閃殺】 | 【占技・天輪殺】 | ||
150 | 装備時こうげき力+10 | 氷耐性低下の敵にダメ+100 | ガード時50%で早詠みの杖 | 装備時こうげき力+55 |
とくぎ・スキル効果 | 160 | 170 | 180 | 190 | 200 |
【断空なぎはらい】 | 150秒 (開幕75秒) | 110秒 (開幕55秒) | 70秒 (開幕35秒) | 〃 | 〃 |
【豪雪氷結乱撃】 武闘家は【豪雪氷結乱撃・改】 | 120秒 (開幕60秒) | 〃 | 〃 | 〃 | 80秒 (開幕40秒) |
黄泉送り (占いのみ) | (性能変化なし) | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
装備時こうげき力 | +5 | +8 | +10 | 〃 | 〃 |
装備時かいしん率 | +1% | +1.2% | +1.5% | 〃 | 〃 |
装備時みかわし率 | +1% | +1.5% | +2% | 〃 | 〃 |
黄泉送りの強化 | +10% | +15% | +30% | 〃 | 〃 |
なぎはらいの強化 | +2% | +4% | +8% | 〃 | 〃 |
氷結らんげきの強化 | +4% | +6% | +8% | 〃 | 〃 |
氷結らんげき・改の強化 (武闘家のみ) | +2% | +4% | +8% | 〃 | 〃 |
奥義・棍閃殺の強化 | +6% | +8% | +10% | 〃 | 〃 |
断空なぎはらいの強化 | +2% | +5% | +8% | 〃 | 〃 |
豪雪氷結乱撃の強化 | +1% | 〃 | 〃 | 〃 | +3% |
豪雪氷結乱撃・改の強化 (武闘家のみ) | +3% | 〃 | 〃 | 〃 | +8% |
仲間モンスター
【いたずらもぐら(仲間モンスター)】が習得出来る。
SP | とくぎ・スキル効果 I | II | III |
3 | 装備時こうげき力+10 | +20 | +30 |
7 | 【黄泉送り】 | ||
12 | 装備時こうげき力+15 | +30 | +50 |
18 | 【なぎはらい】 | ||
25 | 装備時ガード率+5% | ||
32 | 装備時こうげき力+25 | +50 | +80 |
40 | 【氷結らんげき】 | ||
(転生11回以降追加) | |||
43 | 黄泉送り+210% | ||
48 | なぎはらい+24% | ||
50 | 氷結らんげき+30% | ||
(転生15回以降追加) | |||
52 | 装備時武器ガード率+2% | ||
56 | 装備時特技ダメージ+30 | ||
60 | 装備時かいしん率+5% |
変遷
Ver.1.1~
バージョン1番台の頃は、Ver.1.1で新しく実装された光属性の【にちりんのこん】を使った金策が良い意味でも悪い意味でも有名(→【リュウイーソー】)。
ゾンビ系特効や光属性を活用できるゾンビ系でレベル上げをする場合このにちりんのこんや、のちのVer.2.4実装の【アポカリプス】を装備しているプレイヤーを仲間に加えると戦闘をより有利に進められていた。
Ver.2.1後期
周りの特技が強くなりすぎた結果、時代の流れについていけず非常に弱々しい武器スキルとなってしまっていた。
このとき実装された肝心の120スキル(水流のかまえ)は武闘家や旅芸人でも【ブレードガード】できるようになったと言えば聞こえはいいが、スキルポイント120も使って得られる効果がCT付きで両手剣3ポイントで覚えられるスキルとほぼ同じ効果と言うヒドイ有様。しばらく雌伏の時を過ごした。
Ver.2.2後期
なぎはらいの威力が向上。倍率は1.3~1.5倍で、何気にVer.2.0までの【オノむそう】より強い。消費MP2でこの強化は破格である。
範囲攻撃の中では、そのモーションの短さでオノむそうが1回攻撃している間に2回攻撃できるので、複数の敵相手のピラミッドでも十分にその真価を発揮できる。
水流のかまえも大きく強化され、回避率がアップする効果と回避した時にカウンターする効果が追加された。
一言で言うと、天地のかまえの回避率をアップし、動けるようにしたものとなった。その回避率がなかなかで、武器ガードがメインではなく、回避してカウンターすることが主な目的になった。【アクロバットスター】と合わせると回避率がさらに上がってほとんど攻撃が当たらず、カウンターをしまくるという大変強力な効果になる。
Ver.2.3後期
自己強化つきの単体高倍率特技である奥義・棍閃殺を習得。非常に強力な特技であり、特に武闘家にとっては【スーパーハイテンション】から繰り出す一撃として申し分ない。ツメとの持ち替えも有効であり、棍使いは急激に数を増やしつつある。
Ver.2.4後期
氷結らんげきが待望の威力アップ。やはり武闘家等は持ち替えた方が強力な面は否めないが、それでもなぎはらい、奥義・棍閃殺と合わせて範囲、単体両面を棍一本で十分戦う事も可能となった。特に武器変更できないサポート仲間にはありがたい。
Ver.5.2
氷結らんげき、なぎはらい、奥義・棍閃殺、断空なぎはらいの宝珠の倍率が上方修正。
また、なぎはらいと棍閃殺にはテンション時にダメージを増加させる宝珠も新規に追加された。
Ver.5.3
僧侶の棍スキルが独自仕様に変更された。
通常の棍スキルと比べると会心率の補正が無くなっているが、攻撃力が+55から+70、なぎはらいと断空なぎはらいの威力が他職より強化されており、更に呪文発動速度関連のパッシブスキルが追加された。
Ver.6.1
占い師の棍スキルが独自仕様に変更された。
新特技の【占技・天輪殺】を習得し、パッシブスキルには攻撃魔力+50と「攻撃タロットの威力アップ(攻撃タロットの威力+50%)」が追加された。
Ver.6.5後期
武闘家の棍スキルが独自仕様に変更された。
氷結らんげき系が改となりかなりの強化がされ、パッシブでも氷耐性低下時ダメ+100がつき、相手は選ぶものの元々のモーションの短さと武闘家の行動間隔の早さから不遇武器だったとは思えないくらいの仕上がりとなった。逆に言えば相変わらず氷結らんげき系がメインウェポンな都合上、氷属性が足を引っ張るシーンが今までと変わらずにあるとも言え、根本的な解決にはなっていないとの意見も多い。
同時に強化された同じ多段メインのツメと比べると、武器攻撃力の差、武器ガード率や水流のかまえによる耐久力、パッシブの行動時20%バイシオンや棍閃殺によるバイキルト付与などで勝り、(わざわざ耐性低下などさせずとも無条件で)特技ダメ+150されたり【ライガークラッシュ】やテンション溜め【ゴッドスマッシュ】などの爆発力では劣る。
余談
女性のランク3称号「バトントワラー」(baton twirler)とはバトンを操りパレードなどで先導を行う者のこと。以後も「○○★トワラー」という表記が続いている。
現代のバトントワリングだともっと短い棒を使っているので違和感が強いが、twirl自体が「くるくる回す」という意味なので(なぎはらいや棍閃殺のモーションを踏まえると)あながち間違いではない。