【盗賊】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 20:46:04

職業

【戦士】-【僧侶】-【魔法使い】-【武闘家】-【盗賊】-【旅芸人】

-【バトルマスター】-【パラディン】-【魔法戦士】-【レンジャー】-【賢者】

-【スーパースター】-【まもの使い】-【どうぐ使い】-【踊り子】-【占い師】

-【天地雷鳴士】-【遊び人】-【デスマスター】-【魔剣士】-【海賊】

マスタークラス

-【ガーディアン】-【竜術士】

概要

チカラが強く 回復もこなす
お宝探しのプロ。短剣・ムチ
ツメ・ハンマーを装備可。

習得呪文

取得スキル

解説

モンスターからゴールドやドロップアイテムを「盗む」能力を持った唯一の存在であり、ボス戦ではサポートと攻撃を兼ねる一風変わった職業。
使用武器は短剣・ムチ・ツメ・ハンマーの4種。【パラメータ】では盗賊らしく全体的に並程度だが、【きようさ】【すばやさ】が高い。
職業説明文には「チカラが強く」とあるのに対して職業全体で見てもちからは並程度しかなく自己強化技にも乏しいため純粋なアタッカー職には及ばないが、使用武器いずれも特技の倍率が高めで、単体にはツメ、複数相手ならハンマーを持てばそこそこのダメージを出せる。
ただし、単体火力と範囲火力を両立した武器は持たないため、武器の使い分けが必要になる。
 
能動的に敵からアイテムを盗むことができる他、職業の証の効果により自動で盗むことも可能。
盗賊を入れてフィールドの雑魚を乱獲し、レアドロップの盗みを狙うのは定番金策の一つである。
サポートの場合は「バッチリがんばれ」「いろいろやろうぜ」「MPつかうな」でぬすむをしてくれるが作戦ごとに使うタイミングが異なる。
 
一方で、開発サイドの中で職業の方向性がなかなか定まらなかったのか、ボス戦における役割は盗み専門・サポート・攻撃・タンクとサービスイン当初以来二転三転していた。
そのためか、呪文並びに職業スキルライン【おたから】の特技は一貫性・コンボ性が薄い。
説明文には「回復もこなす」とあるが回復呪文はホイミとキアリーだけで【ベホイミ】以降も【ザオラル】も無く、最序盤や他にホイミ持ちがいないパーティで【まんたん】に使える程度でしかない。
また、【ジバリア系】下級呪文や職業スキルの【メガボンバー】【ギガボンバー】【ネバネバ爆弾】など設置物攻撃もある程度習得する。
 
Ver.2.4で短剣【150スキル】【状態異常成功率アップ】実装により、状態異常による足止めを行いつつある程度の火力を出せるコントローラ色の強いアタッカーという立ち位置に落ちついてきた。
【職業スキル】【サプライズラッシュ】や必殺技の【お宝ハンター】による【スタン】付与に長け、それ以外にもボミオスやメダパニの呪文を持ち高い器用さもあって【超暴走魔法陣】に便乗すればかなりの精度で放つことができる。
これによって上記の呪文特技がさらに強化され、武器スキル自体の状態異常技も含めればかなりの妨害性能を発揮できる。全職共通の【おたけび】【ボケ】なども強化されるため、あらゆる方向から休みの専門家になれる。
Ver.3.3でムチの【180スキル】に状態異常成功率が実装されたため、より火力をだしやすくなった。
Ver.5.1で状態異常成功率アップが入った独自仕様のハンマースキルが実装。【キャンセルショット】【スタンショット】で幅広い活躍ができるようになった。
 
スキルシステムの改修前は、所持武器スキルに恵まれており、職業スキルのパッシブが影響が小さいすばやさアップに偏っているため、幸か不幸か武器スキルの為のいわゆる「養分職」にされることも多かった。
なお、チャットで一時文字に略す場合は、「盗」よりも変換が簡単な【賊】にされることもある。
 

所持スキル考察

武器はクセが強いものが揃っており、それぞれ得意とする分野が違う。参加するコンテンツに合わせよう。
Ver.6.3からは全武器種が独自仕様化し、より個性が際立つように。
 

  • 【おたから】
    バトルコンテンツではスタン役として【サプライズラッシュ】は必須。スタン役としての立ち回りの要となる特技で、職スキルなので当然武器を問わず使用できる。
    パッシブはきようさ、【すばやさ】が並ぶ。特にすばやさは全て習得すると+90(盗賊時は+120)に達する。効果は体感しづらく非常に地味だが【ターンゲージ】への影響があるため、そういう意味では全職に恩恵のあるパッシブとも言える。
  • 【短剣スキル】
    片手武器のためが併用可能で、生存能力を高めながらなおかつドロップ率を上げられる事が特徴。
    さらに、眠りという別種の妨害手段を獲得できる上、【タナトスハント】が使えれば単体火力を出せる片手武器となれるため、相手の眠り・毒耐性次第では独自の使い道もあるだろう。豊富な休み技から【オネロスハント】を決めやすいのも特徴である。
  • 【ムチスキル】
    盗賊が装備できる武器の中で最も攻撃力が高い。
    高火力特技【双竜打ち】で安定してダメージを出せ、【バイキルショット】で自ら攻撃力を強化することもできる。
    また、【混乱】【マヒ】【幻惑】と短剣とは異なる状態異常を扱うことができ、こちらも状態異常成功率アップを併せ持つ(180Pに状態異常成功率+100%をセットすれば他と同等の効果になる)。
    【180スキル】で装備時に【雷属性】攻撃の効果を付けたり雷耐性を低下させることもできるため、独特の強みを持つ武器と言えよう。
    一応ある程度の範囲攻撃が可能な武器でもあるが、いずれも直線範囲のため範囲が狭く、「範囲攻撃役」として立ち回るなら素直にハンマーに譲った方が良い。
  • 【ツメスキル】
    盗賊の武器の中では唯一状態異常成功率アップを持たないが、代わりに【ゴールドフィンガー】がある。
    現在でもプレイヤーが扱えるバフ剥がし効果を持つ技はこれ以外では賢者の【零の洗礼】、魔剣士の【いてつくはどう】、CT技の【極竜打ち】のみ。職業クエ全クリアで貰える100Pで取得できるため、ツメスキルに一切振らなくても使用できるのは嬉しいところ。
    以前はこれ以外の利点は乏しく、武器を選べる状況であればツメを選ぶ場面は少ないとされていた。
    しかし現在は様々なパッシブスキルが追加され盗賊の単体攻撃性能としては最強クラスとなった上、相手の守備力を下げる手段が増えてきたことや、【死神のピアス】等の連撃系の特技を強化する手段が増えてきたことが追い風になっている。
    また強敵相手に盗賊が採用される場合、バフ剥がしのためにツメ職が欲しい→ツメ職の中ではスタン技を2種類持つ盗賊が使いやすい、と言った流れで選ばれる場合が多く使用機会自体はもっとも多いと思われる。
    Ver.6.3からは【牙神昇誕】に代わって【与ダメージ増加】の効果が追加された【牙神昇誕・改】を習得し、瞬間火力に関しては全職業中でも最強クラスになった。
    高レベル帯の武器では唯一のきようさ補正付きであるため、ぬすみでのアイテム収集用にきようさを重視する場合はこの武器種にお呼びがかかるかもしれない。
  • 【ハンマースキル】
    Ver.5.1から使用可能になった独自仕様のハンマースキル。
    他の職で扱えるハンマースキルと比べて攻撃力・会心・HP補正は同等で、他に行動間隔短縮や5%でターン消費無し、状態異常成功率アップと盗賊の強みを強化するスキルが揃っている。
    更にこれまで盗賊が苦手としていた範囲火力面も威力が上がった特別仕様の【ランドインパクト】【プレートインパクト】で補うことができる上に、爆弾のダメージが何割かアップする効果も持っている。
    また、当然【スタンショット】【キャンセルショット】も扱えるため、必殺技も合わせると4種類のスタン技+発動妨害を同時に使えることになり、さらに攻撃時10%でスタンの効果も持ったまさに「スタン」のスペシャリストと呼んで差し支えない性能となっている。
    加えて状態異常成功率アップを乗せた【シールドブレイク】【ウェイトブレイク】やプレートインパクトでデバフをかけられるようにもなり、妨害・デバフ役として大きく強化された形となる。
    ギガボンバーやネバネバ爆弾、必殺チャージさえすればCTのないファントムハックなど高い固定範囲ダメージを高頻度で出せるため、守備力の高い相手への攻撃性能も高く、スタンも通るなら意外と活躍できる。
    しかし、対物質用の【ドラムクラッシュ】や威力が低めのシールドブレイク以外に常用できる単体技が無いため、単体火力という点では他の武器種に劣る。
    独自仕様となったランドインパクトは倍率2倍(宝珠も含むと2.3倍)と範囲攻撃としては悪くないが、MP消費が多く単体攻撃としてみるとやはり心許ない。
    そのためハンマーだけでなく、単体火力用として他の武器種もしっかり扱えるようにしておきたいところ。

サポート仲間について

【サポート仲間】で盗みを目当てとして盗賊を使用する場合
独自アイテム枠のある【盗賊の証】、ドロップ率を上昇させるお宝ハンターに影響のある【魔犬の仮面】【必殺チャージ】効果のある装備は必須。

  • 作戦で【いろいろやろうぜ】にする場合、全ての敵に対してぬすむを行ってくれる。AIはMPがある状態だと盗みをする確率が減る為、酒場に預ける側はMP回復する手段を無くしてから預けるというのが主流になっている(宝珠の勝どきMP回復、忍耐のMP回復、戦闘後MP回復する【ソーサリーリング】やベルト等をつけない)。短剣にはMP回復するパッシブスキルがあるので、預ける側は注意が必要である。盗賊のMP0にする手段としては、ダンジョン等にあるトラップにあえて棒立ちし、回復魔法をできる職業を盗賊のみにしてからホイミを連打するなどがある。
  • 作戦で【バッチリがんばれ】にする場合、AIは敵のHPが黄色からオレンジに変わる前後で一度だけ使用なため成功率を上げるためにきようさ特化の装備が望ましいが、この作戦で盗みを目当て運用することはまずない。
  • 作戦で【MPつかうな】にする場合、ぬすむやお宝ハンターもしっかり使ってくれるがバッチリがんばれの時と同じAIは敵のHPが黄色からオレンジに変わる前後で一度だけ使用なため使いにくい。
     

職業クエスト

特殊コンテンツでの扱い

以下のコンテンツでの扱いについては各コンテンツページを参照のこと。

変遷

Ver.1.0

発売当初は非常に活躍が薄く、Lv上げに勤しむ中細々とぬすむを用いた盗賊4人PTでの活動が中心であった。
武器スキルは当時から主流はツメであったが、搦め手としての短剣を選択する人も少なくなかった。
後半では【旅芸人】のバイシオンを加えた【タイガークロー】の強さが認知され、同じツメ職の【武闘家】と共に地位を確立していく。
また、Ver.1.0の数少ないエンドコンテンツである【竜のおまもり】【ファンキードラゴ】から盗む際にも必ず1枠席があるため、盗む金策での需要も含め比較的安定して席が確保できた。
サポート仲間としても【平田】として一定の地位を築いたが、「敵が多いと【ピオリム】をしてしまう」というAIの仕様があったため、武闘家の方が人気だった。

Ver.1.1

【強ボス】が追加。各敵のレアドロップにオーブという高級素材が導入され、ぬすむを用いてこれを入手するという目的で、当時の主流PT構成に唯一の前衛職として入り、盗む役+メイン壁としての立ち位置を築いた(【走馬灯】)。
サポ狩り事情としては相変わらず平田が強い為、武闘家よりもMPが高い盗賊の方が好まれる傾向に。

Ver.1.2

強ボスの仕様変更によりレアドロップではなく討伐報酬としてオーブを落とすようになったことに加え、
「相撲の際に重さの差が大きい場合、より大きく押されるようになる」という仕様にシステムが変更されたため
軽い盗賊では前衛が成り立たなくなり、壁としての役割は【パラディン】に変わられるようになった。
その一方で【魔法の迷宮】ボスのレアドロップが「コイン」というアイテム群で、それらがバザーで高価で取引されるため、こちらの方向で盗賊は歓迎されるようになった。
また、Ver.1.2リリースからひと月位した後、ルカニ錬金効果を載せたタイガークローを主力技とし、バッファーの【魔法戦士】、ヒーラーの【僧侶】とでPTを構成する物理PTが台頭し、一気に強ボス事情を塗り替えた。
当初は不安定要素がある故に安定の武闘家を2人入れる構成であったが、安定してくるとアイ・聖水が盗める優位性からツメ職として武闘家と盗賊を一人ずつ投入するPTが主流となった。

Ver.1.3

【ドレスアップ】で用いる花の肥料として【うしのふん】【うまのふん】の人気が高くなった。加えて【黒アイパッチ】をはじめとするアクセサリー狩りにも必要な職であるため、依然として需要は高い。
しかし新強ボスは当時としてはやや難易度が高く、「盗賊込みで聖水を盗むよりも一喝でリスク回避するべき」という考え方が強まったため、武闘家の方が優先される傾向があった。

Ver.1.4

一部モンスターの通常ドロップ率が調整された影響で、【ぬすむ】を活用した通ドロ狙いの金策は効率が大きく落ちた。ただしレアドロップ率はそのままなので、転生探しや装飾品入手などの需要は変わらず。
強ボスでは必殺が強力な武が選ばれることが相変わらずだが、ボタン一つで武器変更が出来るようになったため短剣盗賊の価値も見直されてきている。

Ver.1.5後期

【コロシアム】では他職のパッシブが適用されないためやや決定打に欠ける。どちらかと言うと【クモノ】【バナナトラップ】を通路に置いて相手の進行を阻害するようなトリッキーな役割が主。メダパニで混乱させつつ攻撃する人も少なからず見かける。
お宝ハンターは一喝と同じく相手を怯ませる効果がコロシアム限定で発揮。ただし対象が一人なので使い所が難しい。
なお、ぬすむを使ってポイントを奪うようなことは現時点では出来ない模様。

Ver.2.0

新大陸が実装されMAPをくまなく調べられるお宝探しが大いに役立つことになる。
高価なキラキラ素材入手のほか隠者のベルトをレアで持つ【パンドラチェスト】を探しだし盗むためにはなくてはならない職業である。
ストーリー道中で戦う【試練の門】は宝石や素でお金を大量に持っているので、盗むが大いに役立つことになる。毎週復活する(Ver.2.3まで)ので定期的に盗んで金策してもいいだろう。
 
【ピラミッドの秘宝】では盗賊という1番盗掘に相応しい職業だが、範囲攻撃出来る武器がムチのみと決定打に欠ける。
爪なら火力は及第だが多数のモンスターを抑えることはできず、かといって一喝や錬金デュアルカッター等の強いコントロール技もなく、蘇生や回復にも回れない。しかも雑魚はもちろんボスにもドロップはないので必殺は完全に無駄。
当時は双竜打ちと地ばしり打ちが強化されることが願われていた。
 
コロシアムではメガボンバーが大幅上方修正され、パラディンをかなり楽に倒せる職業として注目を浴びる。足元に爆弾を置けばどんなに防御力が固い相手でも一瞬で倒せるのだ。
タイガーよりもボンバーのほうが強いため、強ボス方面とは別分野のアタッカーと化した。

Ver.2.1前期

タイガークローについにメスが入り弱体化、代わりに【タナトスハント】【ヒュプノスハント】のダメージが大幅に上昇し、雑魚狩りでは盾を持てる短剣の方がいいという風潮が生まれてきた。それ以後は幻骨集めなどでは多くの短剣盗賊を見かけるようになる。
一方鞭についてはほとんどの特技が上方修正されたものの、肝心のメイン特技である双竜打ちのモーションの遅さは改善されず、ムチ盗賊は邪道とされ可哀相なままだった…。
 
お宝さがしのすずが登場。値段も非常に安い上にどの職業でもお宝さがしを使うことが出来るようになったため、トラップモンスターから盗みたい場合を除きマップ探索の際に盗賊に転職する必要性は薄れた。

Ver.2.1後期

ここにきて双竜打ちの硬直時間が減少。盗賊の中では鞭が一番高いDPSをたたきだせるようになり火力役として爪の立場を奪った。ただし爪自体にはゴールドフィンガーという伝家の宝刀があるため、ツメを完全に殺したのではなく使い分けが出来るようになったといった方が正しいか。

Ver.2.2後期

【王家の迷宮】が実装されたが道中の敵から残念ながら「ゆめみの箱」を盗むことは出来ない。できたら盗賊一択になってしまうので仕方がないといえば仕方がないが…。

Ver.3.0前期

新しいコンテンツは無く、敵がドロップするアクセサリなども追加されず、目玉の達人のオーブは盗むが意味を成さないなど平穏な日々が続く。
アイデンティティであったおたからさがしも、安い【おたからさがしのすず】で代用が効くようになり、爆発的な需要は生まれなかった。
と思いきやストーリーの道中で戦うボスの一部に【白紙のカード】がレアドロップとして存在していることが判明。
Ver.3開始時点では通常では宝箱から手に入る一つしか入手する方法がなく、新しく追加されたバラモス強、キングヒドラ強は白紙のカードから錬金するしかないなど非常に困った状態だった。
それ故に白紙のカードを入手しようとストーリーのボスに盗賊を連れていくという選択が生まれたのだった。
と思いきやバラモス強とヒドラ強は直後にSPふくびきの5等に入り、白紙のカードが無くとも挑戦することができるようになったため、そこまで躍起になってボスから入手する必要も無くなってしまった。

Ver.3.0後期

【サプライズラッシュ】のCT時間が短縮、お宝ハンターの強化によってスタン役として一気に注目…されるかと思われたが、同時期に強化された戦士の【たいあたり】【チャージタックル】に話題を持っていかれてしまった。
不思議の魔塔という新コンテンツも出来たがまたもやぬすむが使えないコンテンツであった…。
 
一方、一部の転生モンスターのレアドロップが各種耐性指輪に変更されたため、盗賊4人で香水を使って分散狩りを行うプレイヤーが出現。
豊富な妨害特技と、ホイミでの自己回復があるため、そこそこ強いモンスター相手でも集合するまでの時間稼ぎができる。

Ver.3.1前期

各種パラメータと必殺技が強化された。

  • HP +4
  • MP +24
  • ちから +4
  • みのまもり +5
  • お宝ハンターのダメージがきようさ依存になり、【休み】効果も付与。

お宝ハンターのダメージは宝珠も含めれば700前後と中々の高ダメージであり、サプライズラッシュと併せたスタン性能、ピオリムなどの補助呪文、短剣やムチの状態異常、といった武闘家には無い強みもあって、「(ツメ職の中では)安定性なら盗賊」といった意見も見られるように。

Ver.3.2~

スタン役として新しい地位を獲得したのも束の間、"どんな敵でも""ほぼ確実に一時的に動きを止められる"高い安定性が売りで強力とされていたスタンに耐性を持つモンスターが現れはじめた。
これらのモンスターにはスタン戦術は通じず、短剣やムチの【状態異常成功率アップ】を乗せても弾かれることも多々。
今のところ以前までに存在したモンスターに耐性が追加されたということはないが、これから先は耐性持ちのモンスターは更に増えることが予想される。
基本的にスタンが通じない相手には真価を発揮できず、その場合他職の劣化と言っても差し支えない。よって、これらの相手に対して盗賊が採用されることはまず無い。
 
【戦禍の眷属】たちにはスタンが入りやすいので、【邪神の宮殿】では一定の活躍が見込める。

Ver.3.4

【BOT】の減少により、【素材屋】での扱いの無い通常ドロップ素材の価格が上昇。
金策でフィールドに回帰する盗賊が増えてきた。グレン城下町での募集も毎日のように行われている。

Ver.3.5中期

ツメスキルの【タイガークロー】【ライガークラッシュ】の強化によって、ツメをメイン武器とする盗賊が一気に増え始める。
盗賊はツメスキルと相性が抜群のチャンス特技【災禍の陣】も使用することができるため、他の物理職に引けを取らない火力を発揮できるようになった。
 
これらの強さを最大限に活かすためにも、Ver.3.5後期に実装された必殺チャージ率だけでなくチャンス特技の発生率も上がる【ヴァンガードコートセット】は是非とも欲しい防具である。

Ver.4.1

【アストルティア防衛軍】や白箱が実装されたが防衛は範囲攻撃不足、白箱は盗むでは出ないとやはり大した活躍もないVer4~であったが、ここにきてエンドコンテンツ【聖守護者の闘戦記】で使う【破魔石】が竜牙石と違いモンスターの通常ドロップに設定されたことで盗むでの金策先に新たな材料が増えた。
ボスの状態異常対策に合わせて錬金に使う素材も高騰し、久々に盗賊での盗むPTが賑わっている。
一方で戦闘面では今のところ盗賊がキー職業といったようなボスは出てきていない。

Ver.5.1

新たにハンマーが装備できるようになり、スキルラインも追加された。
例によって独自仕様で状態異常成功率アップや行動間隔短縮といった優秀なパッシブが付いており、さらに【ランドインパクト】【プレートインパクト】の倍率が他職より高く設定されている。
スタンを中心としたデバフ職としての性質がさらに強まると共に、範囲攻撃が全職中最低レベルという弱点も一応解消されたと言える。
これにより、大量の雑魚を相手にする【ピラミッド】【アストルティア防衛軍】のようなコンテンツとの相性が改善。
特に防衛軍では、かつては足止めや【猛攻の書】を貰ってのツメアタッカーなど大将相手にしか役割を持てなかったのが、雑魚狩りでも貢献できるようになり、実績取得などで参加する際の敷居が大きく下がった。
 
ただし、前バージョンで強化された【武闘家】への対策なのか、今バージョンでのストーリーボスや追加されたボスモンスターは軒並みスタン耐性が非常に高いか無効にするものばかりで、肝心のスタン役としての活躍は今一つである。
【万魔の塔】でも二刀流やテンションを活かせる【ハンバト】には敵わず、残念ながら席は確保できなかった。
代わりにその行動速度と範囲火力を活かして【魔因細胞のかけら】集めの雑魚狩りに引っ張りだことなった。特に、ただでさえ攻撃が痛く、更に痛恨の一撃を出しまくる【ダークトロル】の動きを様々な特技や必殺技で止める事ができるのは大きい。
 
DQシリーズの盗賊と言えばオノを使う【カンダタ】やブーメランを使う【盗賊ラゴス】、ブーメランに加え片手剣もある【カミュ】などが登場していたが、それらではなくハンマーが盗賊の新武器になった。
ハンマーの方も【ヤンガス】と言う先例がいるため、そこまで不自然ではない。金庫破りというイメージもあるようだ。
他にも盗賊=アイテム集めというイメージから、「ドラゴンクエストビルダーズ」シリーズの主人公をイメージしているという説もある。

Ver.6.1

メガボンバー・ギガボンバー・ネバネバ爆弾の威力が強化され、更に【きようさ】に応じて威力が上がるようになった。

Ver.6.3

全てのスキルラインが改修され、ドロップに特化した【短剣スキル】、雷属性攻撃と状態異常に特化した【ムチスキル】、単体火力に特化した【ツメスキル】、範囲攻撃とスタンに特化した【ハンマースキル】と、それぞれ独自の持ち味を持つものとなった。
また、メガボンバー・ギガボンバー・ネバネバ爆弾の設置後の爆発までの時間が短縮された。

Ver.7.0

【ジバリア系】呪文の性能が大きく変化し、自分の足元ではなく選択した対象の足元で発動する効果となり、発動までの時間が短縮され、こうげき魔力に依存して威力が出るようになった。
また、メガボンバー・ギガボンバー・ネバネバ爆弾も含め、属性ダメージ上昇効果が適用されるようになり、本バージョンから土属性の呪文ダメージ強化が増えた【輝石のベルト】や、Ver.6.5後期で理想効果が揃えやすくなった【戦神のベルト】、土属性ダメージ強化で埋めつくした【智謀の首かざり】などとの相性が増した。
しかし、新職種であり土属性呪文を得意とする【竜術士】の方が圧倒的にこうげき魔力が高く、【ドガン系】呪文の火力も相まって惨敗している。よって、呪文以外のところで土属性の先輩として頑張るしかない。

同時に実装された【タウルスハンマー】の性能が盗賊のスキルラインと非常に噛み合っており、攻撃時30%で土耐性ダウンと状態異常系の成功率+10%と、いかにも盗賊に持たせてあげろと言わんばかりの基礎効果を併せ持っている。
ハンマーのスキルラインにのみ存在する爆弾系ダメージ強化も含めて、盗賊を主に使うなら購入するのも良いだろう。