【真・やいばくだき】

Last-modified: 2023-11-05 (日) 17:59:18

【ゆうかん】

【かばう】-【ロストアタック】-【たいあたり】-【やいばくだき】-【チャージタックル】-【真・やいばくだき】-【ロストブレイク】-【ブレイブチャージ】

【リビングアーマー】

【ファランクス】-【真・やいばくだき】

概要

ゆうかんの【150スキル】【さまようよろい(仲間モンスター)】【リビングアーマー】で覚える特技。Ver.2.4後期期間途中の150スキル開放に伴い実装された。
消費MP4。CT60秒(初回CT0秒)。
対象に通常攻撃の3.5~3.7倍のダメージを与え、120秒間攻撃力を2段階下げる効果と45秒間(さまようよろいは30秒間)全ての攻撃で与えるダメージが30%低下する効果を与える。
 
攻略本の記述とプレイヤーの検証により、与ダメージ減少の基本成功率は【きようさ】依存で、初期状態で45%、きようさ100以上で上がり始め、最終的にきようさ500で70%となることが判明している。
攻撃力低下の基本成功率は200%程度(半減耐性相手にも確実に成功)で固定。
なお、現行仕様においては攻撃力低下も与ダメージ減少も、相手が持つそれぞれの耐性の影響を受ける(ただし後者は一部のボスが完全耐性を持つ程度に留まる)他、【状態変化耐性低下】等の影響も受ける。
 
主にVer.3の頃は敵の攻撃力のインフレが激しく、この技ありきの調整となっていたため「攻撃を食らう=即死」となるような強敵が多く、戦士の黄金時代を支えていた要素の1つ。
そしてこのスキルそのものが敵からのダメージをさらなるインフレを起こさせる加速要因であり、戦士以外の職の使用を困難とさせる原因であった。
 
ダメージ減少効果が強すぎてあまり言及されることはないが、前述のCTや倍率、準備時間0.8秒、会心率補正1/2、短モーションなど、単純な攻撃特技として見ても極めて優秀で、ダメージ減少効果抜きにしても、強力な性能である。
なお、このゲームの計算式の都合上、ダメージ減少効果は厳密には0.7倍の乗算ではなく30%の減算といった表現が正しい。
そのため【バトル・ルネッサンス】などで与ダメージにプラス補正がかかっている敵の場合、その補正と合算となり単純に0.7倍になるわけではない。
(例:与ダメージに+50%の補正がかかっている相手に真やいばを打つと150%→120%となり、使用前と比べてダメージは0.8倍になる)
 
敵の火力がこの技ありきになっていたのを開発側も大きく問題視していたため、Ver.4.0において弱体化調整が入った。詳しくは後述。

真・やいばくだきの極意

【達人のオーブ】の光の宝珠。威力をLv1につき+3%、最大で+18%上乗せできる。
この特技に求められている部分は主にそこではないが、この技の威力自体も馬鹿にはならないので、悪くはない。

真・やいばくだきの技巧

同じく光の宝珠。成功率をLv1につき+5%、最大で+30%上乗せできる。
きようさ500以上かつ技巧Lv6なら無耐性相手の与ダメージ減少成功率が100%に達する。
落とすモンスターは【アカツキショウグン】。転生モンスターのため【きせきの香水】を使えば会える可能性が高く、転生モンスターは宝珠を確実にドロップするため宝珠の中では入手しやすい部類に入る。

変遷

Ver.2.4後期

当初は対象に物理攻撃の2倍ほどのダメージを与えると共に、高確率で攻撃力を2段階下げる効果のみだった。
CTつきで攻撃力を下げる技は数多くあるものの、この技は開戦時からCTが貯まっているためすぐに使えるという強みがある。
…が、耐性持ちにはやはり攻撃力低下が入らない事が多く、外してしまうと60秒のチャージを待つまでやいばくだきで再試行するしかなくなってしまう。
外れた時のがっかり感は半端ないものがある。もっともこれは他のCTつき弱体技全般に言える事ではあるが…。
短剣150スキルを持った魔法使いのヘナトスの方が入りやすいという検証結果もあり、むしろ戦士自身の刃が砕かれたというがっかりなスキルという烙印を押された。
また、これを取得するまでに【140スキル】の「たまに2回行動」を取らねばならず、回避行動が遅れるからと2回行動を避ける為にわざわざ【戦士の証】を外していたプレイヤーからも非難があがった。

Ver.3.0前期

攻撃の倍率が上昇し、3.5~3.7倍と【蒼天魔斬】よりも威力が高くなった(コロシアムでは従来のまま)。
従来の攻撃力2段階低下に加え、さらに与ダメージ50%減少の効果が付加されるようになった。
これは攻撃力低下とは別でかかるため、両方入ればこちらの被ダメージを一気に減らすことができる。
この与ダメージ減少はブレスであろうが呪文であろうが軒並み威力を下げる。刃どころの騒ぎではない。
ただしジバルンバのような【設置型】の技には効果はない。
が、成功率は4割程度。与ダメージ減少の効果時間は15秒程度と短め。
成功率が半分以下のわりに効果時間もたったの15秒なので有効的な使い方ができず、この時点でも戦士はボス相手に席はできなかった。
MP4という低燃費で開幕から【全身全霊斬り】並の強力な一撃を放てるので、同じMP4の【たたかいのビート】から真やいば3撃でHP2500付近のフィールドモンスターを即死させる狩りも生まれた(サポも作戦を「いのちだいじに」にすると使ってくれる)。
 
同バージョンで実装された達人のオーブにて「真・やいばくだきの極意」が登場。

Ver.3.0後期

攻撃力低下2段階の効果、および与ダメージ減少の成功率があがり、与ダメージ減少については効果時間が30秒に延長された。
さらに達人システムの拡充にともない、「真・やいばくだきの技巧」が追加。
 
これ以降、これが無いと苦戦するレベルの敵が続々と登場し、最大のアドバンテージとして戦士の黄金時代が幕を開ける。
それだけに回避、ガードされると致命的。スタン中ならば回避される事はないのでスタン耐性の低い相手ならばチャージタックルの後に入れると確実。しかし、チャージタックルの方が若干CTが長いので空白時間が伸びるのが難点。
 
サポート仲間のAI調整により同格以上の相手には遠慮なく使うようになり、開幕真やいばの光景が見られるようになった。
戦士3人でこれを撃てば相当強いモンスターでも即座に倒せるようになり、開幕の火力はトップクラスに。特に強力な転生モンスターを狙うときに便利だろう。
が、【スタンショット】【サプライズラッシュ】のようにチャージが溜まり次第適当に選んだ対象に放つため、相手が混乱していようがお構いなしに放つ事がままある点には要注意。
逆に開幕はどんな時でも必ずこれを使うので、範囲攻撃でガンガン雑魚を狩っていきたい場合には戦士は不向きになってしまう要因になっている。
 
後にAIの調整の結果、与ダメージ減少が入っている相手はターゲットにしないようになった。サポ戦士が1人または敵が単体の時なら気にならないが、サポ戦士が2人以上居て敵が複数の場合はターゲットが分散するのに注意。

Ver.3.2

【護門将ゴウシルシャ】が使ってくる。エフェクトはプレイヤーが使うものと同じだが、仲間モンスターが使うロストアタックのようにまるで呪文発動をしているかのような動きをする。
プレイヤーが使うものよりダメージが低く、通常攻撃の1.0倍程の威力だが、テンションが3段階上がっていると600近いダメージと即死級の威力になる。また、追加効果も高確率で発生する。

Ver.4.0

前述の通りあまりにも強力でバトルにおける必須特技となってしまっていたが、ここにきて与ダメージ減少の効果が50%→30%になる弱体化調整が入った。
当初は物理攻撃以外に効かなくなると言われていたが誤解だったようで、対象自体はそのままで効果が減少するのみの調整となった。
しかしながら今回のバージョンから攻撃力低下の効果が上方修正されている為、物理攻撃に対しては攻撃力低下が入ってしまえば調整前とほぼ同等の効果となる。
元々真やいばの欲しい相手は物理攻撃が痛い相手が多かったため、使い勝手は実質的に据え置き、攻撃力低下の持続時間の長さを考えればむしろ改善されている面すらある。
が、攻撃力低下効果への依存が強くなった分、攻撃力低下耐性を持つ相手に対しては、今までのようなゴリ押しは通用しにくくなった。
特にボスクラスは攻撃力低下にはある程度耐性を持っているのが大半なので過信は禁物。
状態異常の付与にほとんど期待ができない高レベルの【常闇の聖戦】などでは尚更である。
攻撃力低下自体の付与率もあまり高くないため、開幕から使えるという利点はあるが攻撃力低下の維持という点では他の職や特技には劣り、今まで程の優位性は無くなっている。
 
当然のことながら、攻撃力低下の効果がない呪文やブレス攻撃等を多用する敵が相手の場合は、これまで以上に耐性や特技による対策が重要になる。
 
この修正の結果、以前までなら真やいばが入っていれば耐えられた攻撃が、修正後はヘナトスやスクルトがないと耐えられなくなるケースもある。戦士自体は高耐久力なのでそのような影響は少ないが、中衛後衛や戦士1構成の戦士以外のアタッカーなどにしわ寄せが行く形になる。
結果、弱体化して余計に戦士を使った方が安全になるという結果に終わっている。
或いは戦士が真やいばを入れた上で壁をやって他メンバーを守る等、壁戦法の重要性が更に高まったともいえる。
 
当時は調整の意味がないと言う意見が多かったが、実態としてはその後ボス側の調整によってこの特技が有効な敵が減っていき、主に【エンドコンテンツ】での戦士の採用は減っていくこととなる。詳しくは【戦士最強時代】を参照。

Ver.4.2

【NPC戦闘員】【ギルガラン王子】が使用する。
しかし宝珠による補正が無いせいか成功率は低め。

Ver.5.2

【200スキル】に登場した【ブレイブチャージ】により、CTを40秒まで短縮できるようになった。
与ダメージ減少の効果時間は30秒なので、効果が切れている時間を大幅に削ることができる。

Ver.5.5前期

同時に発生する状態変化が耐性変化の影響を受ける場合、本来は耐性変化の影響を受けない状態変化も耐性変化の影響を受けるという仕様が撤廃されたが、同時に【与ダメージ減少】が耐性変化の影響を受けるようになったため、使い勝手に関してはほとんど影響はない。

Ver.6.2

このバージョンで戦士の武器スキルが全て独自スキルラインになり、【片手剣スキル】で「装備時チャージ時間-10秒」「真やいば成功率アップ」が習得できるようになった。
ブレイブチャージと合わせればCTが30秒となり、1人でほぼ与ダメージ減少を維持し続けることも可能である。

Ver.6.5前期

本特技で付与される【与ダメージ減少】の効果時間が30秒→45秒に伸びた。
これによりブレイブチャージ込みであれば両手剣やオノであっても【CT】が効果時間より短くなるため、どの武器種でも単体での維持が可能になった。
 
また、かつて存在していた「成功率に±10%程度の振れ幅が付く」仕様が無くなった。
どういうことかと言うと、これまでは、きようさキャップの500+宝珠完備だったとしても、あくまで成功率の中央値が100%になるだけであり、実際は90~110%のランダム値として参照されてしまっていた。
このため、振れ幅が下振れすれば成功率が100%を下回ることとなり、完全に「無耐性相手に当たりさえすれば確定」とはならなかったのである。
しかし、この仕様変更により成功率が下振れしなくなったため、同条件なら真に確定化させられるようになった。
 
なおさまようよろいにはこれらの強化が適用されず、以前の仕様のままである。

関連項目