【知将ジャミラス】

Last-modified: 2023-06-28 (水) 18:59:54

概要

【不死の魔王ネロドス】に仕える【魔軍十二将】の一角。【ジャミラス】の全盛期の姿で、DQ6の漫画版同様武装している。冷酷なる参謀総長の2つ名を持つ。
【ヴィスタリア姫】の従者【ヤスラム】に化けて【古グランゼドーラ王国】に入り込み暗躍していた。
彼の目的は不死のチカラを封じる【禁忌の秘術】を葬ること、そして【勇者アルヴァン】【盟友カミル】を分断させること。
ヤスラムの姿でカミルに近づき駆け落ちを持ちかけたのも、その工作の一環である。
その後はヴィスタリアの感情を利用して【神儀の護堂】へ同行し、カミルが秘術の守護者から巻物を受け取った際に正体を現して襲い掛かってくる。
 
その場では誰一人殺せずに返り討ちに会い、秘術もカミルの手に渡ってしまうが、コイツの妨害のせいで「二人で行えば魂が喰われる代償に耐えられる」という秘術の正しい使い方が彼女には伝わらなかった。
結果として秘術を葬りネロドスを守るという一番の目的は達成できなかったものの、カミルとアルヴァンを死に追いやり、さらにカミルの名誉を汚すことには成功しており、その点では十二将でも一番活躍している。
4.1のストーリーで印象に残るのは、間違いなくネロドスとこいつだろう。
描写が無いだけで、歴史的設定としては主君の右腕で主君の死後に盟主の座に就き、1人でとある国を壊滅させたという【ベリアル】の方が活躍しているかもしれないが。
 
ご先祖様がこれだけ活躍していれば子孫の鼻の高さも納得というもの。
残念ながら単騎での登場なので例のシュプレヒコールはないが(自分の悪事を声高々と演説するシーンはあるが、聞いているのは主人公とカミルとヴィスタリアの3人のみ)。
最期は自爆して護堂を破壊し、一行を閉じ込めて道連れにしようと試みたが、アルヴァンが馬鹿力で通路を切り開いたことにより救出されてしまった。
 
なおネロドスは禁忌の邪法を全く警戒していない、というより知らなかったようにも見える。
そもそも自身の強さに絶対の自信を持つネロドスにとって、敵の強化の妨害をする事は望んでいないと思われ、不死のチカラを封じる術を邪魔するという策はジャミラスの独断だったと思われる。

クエスト【水底の待ち人】(Ver.4.5後期)

このクエストにて、本物のヤスラムを殺害したのちにグランゼドーラ城の池に沈め、さらに引き上げられないように水を消せない術をかけていたことが判明。
自分が死してもなお尾を引いていることから、「知将」の名に恥じない印象に深く残る魔物であった。
そして、このクエストクリア後、【グランゼドーラ城】の勇者の聖壇には「ジャミラスがカミルの名誉を汚した」ことがはっきりと彫られ、ある意味主君以上に歴史に名を残すこととなった。
また、シュトルケからは無限に水をあふれさせる術を得意としていたことも聞ける。
遺体を即刻処分せずにこのような回りくどい方法で隠蔽したことについてはツッコミ所になってしまっているが、当時のジャミラスは火の魔法やブレスを習得しておらず(事実、後述の戦闘でも炎属性は一切使わない)火葬することができなかったと考えれば一応は説明が付く。
 
なお、グランゼドーラ城の従者によるとヤスラム(時期的に知将ジャミラスが化けていたもの)は、城の皆にも優しく、失敗もかばってくれ、ヴィスタリア姫のワガママをなだめ、雑用も手伝ってくれていたらしい。
結局、目的の為に信頼を得る演技ではあったのだろうが、何でもこなしていたいい人ではあった、と言う話も聞ける。
この辺りも、演技ではあったが負傷した兵士の治療などに尽力し信頼を得ていた(偽物の)賢者マリーンとよく似ている。

攻略

この戦闘では盟友カミルが【NPC戦闘員】として戦闘に加わる。
 
通常攻撃に【呪い】【マヒ】の追加効果があるほか、【ツメできりさく】【連続ドルマドン】【ジバルンバサンバ】【やみのブレス】【ラリホーマ】【もうどくのきり】を使用する。
【魔法の迷宮】ボスおよび【幻界の四諸侯】として出現した際とは打って変わり、炎ではなく闇属性を中心に使用し、また知将の名にふさわしく呪文と状態異常も多用する。
本来の主君も真っ青な戦闘力である。
他の将が基本的に魔法の迷宮版から正統進化したものとなっている中(時系列的には逆に退化していることになるが)、一人だけまるで別人のような戦闘スタイルとなっている。
戦闘前のムービーでドルマドンを乱発しているシーンを優先させた結果だろうか。
 
連続ドルマドンは一発辺り500前後のダメージになる上に使用頻度も高く、やみのブレスも400前後の威力になるので闇属性対策に【氷闇の月飾り】が欲しいところ。
猛毒の霧も1回90のダメージを受けるタイプなので即治療をしなければ危険。
しかし、状態異常・呪文・ブレス頼りのため【弓聖の守り星】【世界のタロット】【まもりのきり】などを駆使すれば、致命的な攻撃のほとんどを無力化できる。
カミルも火力回復共に優れているので、対策さえ整っていれば大きく苦戦することはないだろう。
 
【炎属性】【光属性】に対しては0.5倍の耐性があるので、これらの攻撃を主体で戦う職は相性が良くない。また【風属性】にも若干の耐性がある。
攻撃は闇属性が中心になったからといって光属性で攻めたくなるがこれは罠。カミルが使う氷や雷に合わせよう。

魔爪の知将

【邪神の宮殿】天獄のボスとして登場する【不死の支配者】が呼び出す。Ver.6.5前期に実装。
見た目はオリジナルと同じで、使用技が多少異なる。
一定時間倒さずにいると、不死の支配者のHPを15000回復させて力尽きる。