【あらすじ確認機能】

Last-modified: 2024-03-26 (火) 08:22:49

概要

DQ9から登場した機能。リメイク版DQ7にも登場した。
これまでのゲームのストーリーを確認できる。
これにより、久々にゲームプレイを再開する場合などでも話がどこまで進んだか、これから何をすべきかを思い出すことができるようになっている。
このシステムの先駆けとして、キャラバンハートには「ベースキャンプ」の【ルイン】との会話、DQ8にはゲーム再開直後の【仲間会話】によってあらすじを確認できる機能が存在する。

DQ7(リメイク版)

【せんれき】コマンドから「さいきんのぼうけん」を選択することで直近のストーリーを確認できる。
また、「かこのぼうけん」を選択することにより、ゲームスタートから今に至るまでのストーリーを振り返ることも可能となった。
なお「さいきんのぼうけん」に表示されるのはプレイ順ではなく「かこのぼうけん」登録順で下にあるものが優先される。
 
複数の進行パターンがあるシナリオでは、選んだ選択肢によって記録されるストーリーが変わる。
特定の手順を踏むことで複数のパターンを記録に残せるところもあれば、どう頑張っても択一になるところもある。

DQ9

初搭載。
移動中にYボタンを押すことによって「これまでのあらすじ」として、直近のイベントの内容がサブ画面で表示される。このとき上画面には世界全体図が表示される。ただし、過去にまで遡って見ることはできない。
サポートしているのはゲームスタート直後から、【ラスボス】戦、さらにクリア直後のストーリークエスト【幻の巨大魚を追え】の内容まで。
自由度が高い【女神の果実】集めにおいては、「××で○つめの果実を入手した」の数字が、入手した果実が何番目であるかによってちゃんと変わるようになっている。
ボス戦で【全滅】した場合はちゃんと「○○に挑んだが敗れてしまった」と表示される。
 
なお、「幻の巨大魚を追え」以外のストーリークエストには対応していない。その代わり、【クエスト】の進捗度はクエストリストから確認できる。

DQ10オフライン

ゲームを再開した時に必ず表示される。
また、メインコマンドの「せんれき」から「これまでのおはなし」を選ぶと、ストーリーの分類(地域)ごとに過去に遡って確認できる。ただし【出身村のおはなし】は自分が選んだ種族のおはなししか見ることができない。
分類は【目覚めし五つの種族のおはなし】を参照。

DLC適用後

本編(Ver.1)をクリアし超大型拡張DLC(Ver.2)を適用している場合、まずVer.2のストーリーが表示されるようになり、【目覚めし五つの種族のおはなし】を確認したい場合はボタンを押して切り替え選択することになる。
Ver.2の分類は【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】を参照。

DQ10オンライン

「これまでのおはなし」以外に、ハウジングの【おもいで映写機】で、ストーリーのムービーも繰り返し観ることが出来る。

DQ11

【冒険の書】【オートセーブ】から再開した際にあらすじが表示される。このときは【ロウ】の姿が映り、彼があらすじを解説している事がわかる。BGMも【魔法使いロウ】が流れる。
ゲーム中は【せんれき】コマンドから「これまでのあらすじ」で直近の内容を確認できる。この場合はBGMは変更されない。
いずれの場合も、背景にはストーリーと関連のある画像が表示される。
 
システムとしてはDQ9と同様、直近のイベントしか表示されず、過去に遡ってあらすじを見る機能はない。
更新頻度はかなり高く、基本的に必須イベントでは行動一つを終える度に更新されていく。「【ユグノア城跡】で仲間と合流してから城跡を出るまで」「【鉄鬼軍王キラゴルド】を倒した後【カミュ】を止めるまで」のように非常に短期間しか見られないメッセージもある。
一方で、比較的長期間にわたって見られるメッセージもある。例えば「【シルビア号】を手に入れて【ダーハルーネの町】を脱出してから」のメッセージは、次の行き先とされる【バンデルフォン地方】に上陸してからも続投し、さらに陸路を進んで到着する【グロッタの町】で、【仮面武闘会】の優勝賞品が【虹色の枝】であることを確認するまで、「大海原に漕ぎだすのであった」と表示され続ける。
また過ぎ去りし時を求めた後、【ケトス】覚醒後に行ける【ネルセンの迷宮】や邪神復活後の各地でのサブイベントはサポートしていないため、ケトス覚醒後は真の【エンディング】まで更新されなくなる。
【邪神ニズゼルファ】戦後、真のエンディング中に【イシの村】【命の大樹】で見ると「邪神を倒してから【セニカ】を元に戻すまでの過程」などが表示される。
 
あらすじ機能とは別に、【メダル女学園】にある【追憶の根】を調べることで、【旅のおもいで】として真EDと冒険の書の世界以外のイベントシーンを回想できる。

PS4版

ゲーム再開時には必ず表示され、ロウは画面左下に『「これまでのあらすじ」じゃ」』いうフキダシを出してバストアップが映る。
表示されたらスキップはできず、またボタンを押して次のページに送ると後戻りはできない。

3DS版

ゲームを再開するときは、あらすじを見るかどうかを選択できる。再開時のロウは下画面に全身が表示されるが、ストーリー内で実際にロウと会うまでは仮面を被った姿で表示される。
あらすじ画面はモードに関係なく3Dモードのフォントとなる。PS4版とは操作が異なり、Aボタンか右ボタンで次ページに進み、Bボタンでスキップ、左ボタンで前ページに戻ることができる。
 
【冒険の書の世界】での出来事には対応していない。
真のエンディング後にセーブすると、またケトス覚醒後の状態まで戻る。

DQ11S

3Dモードと2Dモードで仕様が異なり、3DモードはPS4版の仕様。
2Dモードでは3DS版と同じ操作方法。ゲーム再開時にはBGMは従来と同じ『魔法使いロウ』になるが、ロウの姿は表示されず背景は真っ黒である。ゲーム中では3DS版DQ7と同じくウィンドウ内に表示される。
どちらもゲーム再開時には必ず表示され、モード切替直後にもモードに応じたフォーマットで必ず表示される。
また、【オートセーブ】のデータを繰り返しロードすると少しずつプレイ時間が経過していくことから、本作のプレイ時間はこのあらすじが表示されている時点から既にカウントされている模様。
 
世界に異変が起きた直後に挿入される個別シナリオにも対応している。
なお各シナリオの結末部分は、シナリオ終了時にセーブして一旦ゲームプログラムを終了させ、その冒険の書で再開したときにのみ見ることができる(次のシナリオに入るとその冒頭のあらすじになってしまう)。
 
3Dモードの【幸せになりたい!】でパートナーを選んで同居している場合、真エンディング中の【命の大樹】であらすじを確認するとオリジナル版の「エマと結婚したい!」選択時のものから変更し忘れたらしく、誰を選んでいても「そんな ある日 愛妻エマとの幸せな日々を送っていた(以下略)」と表示されてしまう。