【いにしえの愛の手紙】

Last-modified: 2018-10-14 (日) 01:41:05

DQ11

クエストNo.49。
世界に異変が起きた後【聖地ラムダ】で、吟遊詩人から受注できる【クエスト】
受注可能タイミングは【天空のフルート】入手後から。
彼が里の蔵書の中に見つけた宛先不明の古い【手紙】に書かれていた心惹かれる文章の続きがみたいとのこと。
その内容は以下の通り。

……覚えていますか?
あの日 ふたりで見た
ロトゼタシアの美しい景色を。
吸い込まれそうなほど 真っ青な空。
夕焼けに染まった 茜色の海。
生命のかがやきに満ちた 大樹の葉……。
あなたと共に見た そのすべてが
今も 私の心に 焼きついています。

何年か前にサマディーの貴族がラムダの古い蔵書を買いあさったらしく、おそらくその中に混じっているのではないかとヒントをくれる。
なお、サマディーの古い蔵書好きの貴族を尋ねると、何年か前に【ナプガーナ密林】に住む木こりに譲ったとのこと。
その情報をたよりに木こりの家の本棚を調べると、続きを読むことができる。
なお、この手紙は【だいじなもの】には含まれず、内容を記憶する形で持ち帰ることになる。
 
内容は以下の通り。

……でも なぜでしょう。世界は 変わらず
美しいままなのに あなたがいない……
それだけで 何もかも 色あせて見えるのです。
ああ ムネが 張り裂けそう……。
ローシュ……あなたと会えない日々が
こんなにも つらいなんて……。
いつかまた 会える日が来ると信じて
私は 今日も ひとり竪琴を奏でます。
この調べが あなたのもとに 届くように……。

ということで、伝説の勇者【ローシュ】に宛てた手紙であることが発覚する。
そしてこの手紙を読んだ吟遊詩人は、その送り主が伝説の賢者【セニカ】であると推測する。
 
このクエストをクリアした時点では、遠くに旅立ったローシュをラムダに腰を落ち着けたセニカが想って書いた恋文、という風に受け取れる。
しかし、邪神との戦いを経てローシュが辿った運命、そしてセニカがこの手紙を書いた後に起こした行動とその顛末を知った後で読み返すと、また違った憂愁の念にとらわれることだろう。
 
このクエストの報酬は【メタスラ装備のレシピ】
 
次のクエストNo.50(PS4版限定)【まだ見ぬ絶景を求めて】もまた期間は空くものの「愛する人が隣にいなければ最高の景色も虚しい」と主張する同じ趣旨ものである。
また【黄金病】事件解決後に夜の【クレイモラン城下町】のエターナルストーンの前にいるカップルの男性からも彼女>夜景に気づいたという発言を聞ける。
どうも【ロトゼタシア】においてはそういう価値観に行き着くようである。
 
また余談だが、異変前の「【オーブ】を6つ集めて【始祖の森】に向かう」段階ではこの吟遊詩人は影も形もないが、過ぎ去りし時を求めた後の同じ時期では、しれっと突っ立っておりクエストクリア前だったら受注・クリアも可能。
初期状態と過ぎ去りし時を求めた直後とでは、微妙に世界の状態が違うというのが分かるようになっている。