少年ヤンガス
少年ヤンガスと不思議のダンジョンに登場する、【大宮殿のカギ】入手後に入れるダンジョンの1つ。
クリア後の【盗賊王の迷宮】の5階から進入することができる。そのためには【水路】を越える手段が必要。
アイテム・モンスター・ゴールドの持ち込みに制限は無い。
但し【ガーゴイルの店】が一切出現しないので、ゴールドは【トルネコの店】に預けてから潜入しよう。
全11階。全てのフロアに必ず【モンスターハウス】が登場する。
3階を除けば、モンスターハウスは【大部屋】、1/2、1/4のいずれかの大型サイズになる。
フロアに降り立った途端から、いきなり開幕モンスターハウスになる可能性が極めて高い。
トルネコ3で言う【魔物の巣】の様なポジションのダンジョン。
モンスターハウスが必ず出現する性質上アイテムが大量に手に入るが、どちらかと言えばアイテムよりも【ゴールドマン】【キースドラゴン】【メタルドラゴン】等の最強クラスのモンスターの素材捕獲がメイン。
ワナが多いモンスターハウスが頻出するこのダンジョンでは、【よくみえのお守り】か【ワナぬけのお守り】は必須。
【命の指輪+30】、【黄金のお守り】、【通過のお守り】もあれば安全性がアップする。
また、【遠投のお守り】と【黄金のブーメラン】のコンビがあると非常に役立つ。遠投のお守りを装備してテンションを溜めて、一列にモンスターが並んだ所を黄金のブーメランで撃ち抜くと凄く気持ち良い。
保険の【世界樹の葉】も持ち込んでおけば、更に探索しやすくなるだろう。
開幕モンスターハウス対策には【封印の巻物】、【ルーラ草】が有効。特に封印の巻物はほとんどのフロアで有効なため、かなりおすすめ。
【聖域の巻物】は足元にワナがあるときに置くと、ワナが発動してしまうので開幕では注意。
敵のHPを適度に減らして【吸い込み条件】を満たせる、【ようがん石】や【クオーターの杖】も役立つ。
多くのモンスターを捕獲したい場合は、対策アイテムの量を少し減らして【モリーの壷】をたくさん持ち込みたい。
よくみえのお守りを持っていない、または装備するのが面倒な場合は、掴まる系モンスターと合体しながら戦うとワナも回避できて一石二鳥。
特に【ドラゴンキッズ】は、レベル50まで育つ上に配合強化も容易なのでおすすめ。
各階層攻略
フロア毎に出現するモンスターの系統が決まっており、
1階…【植物系】
2階…【スライム系】
3階…【虫系】
4階…【獣系】
5階…【鳥系】
6階…【水系】
7階…【ゾンビ系】
8階…【物質系】
9階…【悪魔系】
10階…【ドラゴン系】
がそれぞれ登場する仕組みになっている。
敵が弱い奴から強い奴まで一緒くたの区間が多いため、レベル上げをしながら進めたほうがよい。
まず1階(植物系)で開幕【イオの巻物】を使えばしばらくは安全なレベルに上がる。
2階(スライム系)、3階(虫系)は比較的厄介な特殊効果を持ったモンスターはおらず、似たタイプの6階(水系)、8階(物質系)は経験値の高いモンスターが多い。
特に後者(6階と8階)は慣れると絶好のレベル上げポイントになるので、風が吹くまで粘ってみても良いだろう。
ダンジョンに落ちているアイテムが不要なら、【モンスター化のワナ】をわざと踏んでさらに経験値を稼ぐのも良い。但し手持ちのアイテム等と相談し、自己責任で。
1階(植物系)
【コロヒーロー】、【コロファイター】、【コロプリースト】、【コロマージ】、【おばけキノコ】、【ダンスキャロット】、【ブラッドハンド】が出現。
いきなりブラッドハンドの仲間呼びがかなり強力。すぐモンスターで一杯になる。
とりあえず、コロ系モンスターをイオの巻物や仲間モンスターの【イオ】系呪文で吹き飛ばそう。
一発使えばレベルが上がって、ひとまずは安全になる。イオの巻物は【魔法屋】で買えるので、用意するのも簡単。
2階(スライム系)
【スライムベス】、【メタルスライム】、【ホイミスライム】、【ベホイミスライム】、【バブルスライム】、【キングスライム】、【スライムエンペラー】が出現。
特筆すべき点はほとんど無い。さほど危険な敵はおらず、難易度は低め。
【ベホマスライム】作成の基礎となる【ゴールデンスライム】は、ここに出るスライムエンペラーを使うことが多いだろう。しかしすぐに捕獲しようとしてもベホマラーを多用されるので、一度全ての敵を一掃した上で【ようがん石】【クオーターの杖】などを利用して捕獲した方が案外効率がいい。
3階(虫系)
【テンツク】、【かえんムカデ】、【どくイモムシ】、【アーマービートル】、【ぐんたいアリ】、【ブチュチュンパ】、【キラーマンティス】が出現。
ブチュチュンパとキラーマンティスはHP160超えしているのでかなりタフ。仲間と一緒にフルボッコにしてやろう。
3階には【夢幻の宝物庫】への入口があるが、入ることができる様になるのは【盗賊王の大宮殿】のクリア後。
ここだけ大きめのモンスターハウスが出ないのは、この入り口があるからだろう。
4階(獣系)
【ワンダーフール】、【イエティ】、【キラーパンサー】、【ベロニャーゴ】、【キラースコップ】、【サンダーラット】、【ドッグスナイパー】が出現。
ドッグスナイパーによる遠距離攻撃と、サンダーラットによる目潰しが厄介。
目潰しは【黄金のお守り】で防ぎ、ドッグスナイパーには杖を振るか【遠投のお守り】と飛び道具で対応しよう。
5階(鳥系)
【メタッピー】、【ガチャコッコ】、【ひくいどり】、【ホークブリザード】、【メイジキメラ】、【メイジドラキー】、【ドラキーマ】が出現。
鬼門。メイジキメラの【メダパニ】、メイジドラキーの【マヌーサ】などの状態異常呪文が飛び交う。
その上、メタッピーとガチャコッコが仲間を呼ぶわ、ドラキーマは【ザオラル】を使うわで、思うように敵の数を減らせない。飛び道具や杖を駆使して、1体ずつ動きを封じて倒していこう。
6階(水系)
【アイアンタートル】、【ぐんたいガニ】、【マーマンダイン】、【キングマーマン】、【だいおうキッズ】、【ファイヤーケロッグ】、【マリンスライム】が出現。
【魔導の宝物庫】100F以降に出てくる手強いモンスターが多いが、幸い通常攻撃がメインなので盾を十分鍛えていればゴリ押しでいけるだろう。
水路フロアになることが多いので、通過のお守りがあると便利。
マーマン系を捕獲するには氷結状態にする必要があり、ここでもドラゴンキッズが役立つ。
7階(ゾンビ系)
【シャドー】、【ソードファントム】、【ベロベロ】、【かげのきし】、【ゾンビマスター】、【メトロゴースト】、【リビングデッド】が出現。
通路でのソードファントムや影の騎士との遭遇には要注意。アイテムを弾いてくるからだ。
特に影の騎士はモンスター自体の色が黒く、暗い通路でも見えにくく先制されやすい。ダッシュ厳禁。
装備や重要アイテムを失いたくないなら、極力仲間モンスターに討伐を任せてしまおう。
大部屋ではメトロゴーストがイオを連発してくるが、ダメージは少ないので大したことはない。
8階(物質系)
【アイスチャイム】、【メタルハンター】、【ミミック】、【パペットマン】、【メガザルロック】、【じごくのよろい】、【ゴールドマン】が出現。
アイスチャイムの仲間呼びと、メガザルロックの蘇生に注意しておこう。
【パンドラボックス】作成の基礎となるゴールデンスライムは、ここに出るゴールドマンを使うことが多い。メタルハンターを捕獲してパンドラボックスと配合すれば、【キラーマシン】も作れる。
9階(悪魔系)
【サイクロプス】、【シルバーデビル】、【アンクルホーン】、【マペットマン】、【げんじゅつし】、【タップデビル】、【闇の司祭】が出現。
げんじゅつしのマヒ、タップデビルの【混乱】が軸の遠距離攻撃が再び厄介。
【魔弾反射】能力を持ったパンドラボックス等のモンスターが1匹いないとキツいだろう。
闇の司祭の【ピオリム】やマペットマンのサポートにも注意。
闇の司祭は【ホロゴースト】、【まおうのかげ】の配合に使える。
10階(ドラゴン系)
【いばらドラゴン】、【ドラゴンキッズ】、【テラノライナー】、【ドラゴンバゲージ】、【キースドラゴン】、【クローハンズ】、【メタルドラゴン】が出現。
キースドラゴンの【はげしいほのお】とメタルドラゴンの【レーザー】による照射地獄フロア。
対策せずに潜ると、簡単にヤンガスや仲間モンスターが瞬殺されてしまう恐れがある。
事前に【配合】で仲間モンスターに、【フレイム】が持つ「ほのおむこう」は覚えさせておきたい。
ヤンガスは【真紅の盾】や【みかがみのたて】など、炎耐性を持つ盾を装備しておこう。
11階
11階(最終階)にいるボスは【エスターク】。
連続攻撃を持つものの、お供がいないのでハッキリ言って弱い。
見事倒すことができれば【エスタークの魔石】と【黄金のパン】が手に入る。
慣れれば楽に周回できるダンジョンなので、【けんじゃのいし】の代わりに使うために集めるのも良い。
エスタークの魔石は、エスタークを生み出す以外の贈り物配合で使うと、誕生したモンスターの【みのまもり】を25ポイント増やすことができる。
少々贅沢な使い方だが一気に能力を上げたい時には1つの手段となる。