概要
DQ8、DQMJシリーズ、少年ヤンガスに登場するモンスター。
その名の通り全身がイバラでできているドラゴンで、【ドルマゲス】の魔力でイバラがドラゴンの姿に変わったものらしい。
両手両足は無いが、代わりに腹部のイバラを伸ばして攻撃する。
といっても植物系ではなくドラゴン系である。上位種に【樹氷の竜】と【ドラゴンブッシュ】がいるが、体感的な強さは恐らく一番かと思われる。
DQ8
【トロデーン城】にのみ出現するモンスター。周りがイバラだらけなので納得できる。
【もえさかる火炎】を吐く他、【絡みつくイバラ】で仲間一人の行動を封じてくる。
この特技はイバラの呪いから逃れた主人公には効かないようだ。
この系統に共通している点が、同じ場所の出現モンスターと比べて最大HPが抜きん出て高いこと。
こいつの最大HPはなんと164で、同じ場所に出てくる【じごくのよろい】(同88)のほぼ倍と言われるとその高さが分かるだろう。
更に、攻撃力も90と同ダンジョン内では最も高い。
その上コンビを組んで出てくることもあり、2匹から火炎の息を吐かれようものなら後衛2人はあっさりと棺桶に入ってしまう。
補助呪文も効きづらいので弱点であるヒャド、バギ系呪文と【ドラゴンぎり】で倒そう。
落とすアイテムは通常枠で【やくそう】(1/16)。レア枠は見た目通り【いばらのムチ】(1/64)で、4コマでネタにされた。
ジョーカー1
ドラゴン系のFランク。
【デオドラン島】に出現。イバラの中に紛れており、主人公が近づくと気付いて襲ってくる。
【みかわしアップ】の特性を持ち、所持スキルは【どくが】。
【ゾンビ系】との配合でドラゴンブッシュが作れる。野生では出現しないのでこの組み合わせで作るといい。
ちなみに限界値の合計が全モンスター中最低。まさかこのモンスターがここまで冷遇されるとは…。
ジョーカー2
野生では出現しない。
【リザードキッズ】にスライムやドラキーといった適当なモンスターを合わせるとできる。
新たに【どくブレイク】の特性を得た。
ジョーカー2プロ
密林クリア後に野生のものが出現。
強化で【ねむり攻撃】、最強化でマホトラブレイクを習得。
テリワン3D
野生個体はねむりの扉に出現。
特性は【スタンダードボディ】、みかわしアップ、ねむりブレイク、+25でねむり攻撃、+50で【カウンター】。
イルルカ
野生の個体は出現しない。
【新生配合】で【やいばのボディ】、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【スタンダードキラー】、SP版では【超ギガボディ】化で呪い攻撃を習得。
ステータスはなかなか見られる数値になっているが、よっぽど寄り道して鍛えまくらない限りロクな数値にはなってくれない。
DQM3
ドラゴン系Gランク。
野生では【人間界】(草原)に夏のみ出現。
ドロップアイテムは【上やくそう】、レアドロップは【ちからのたね】。
ドラゴン系と自然系の系統配合でも生み出せる。
特性は【やいばのボディ】、【ねむり攻撃】(Lv20)、【マヒブレイク大】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【超魔獣キラー】(Lサイズ)、【いやがらせ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【グリーンソード】。
【ピクシー】との配合で【フェアリードラゴン】、【ダッシュラン】との配合で【フォレストドラゴ】、【くみひもこぞう】との配合で【とげジョボー】、【ソードイド】との配合で【ローズバトラー】が生まれる。
少年ヤンガス
【しゃくねつのほら穴】以降のダンジョンの15Fくらいに登場する。植物なのに何故炎系のダンジョンに出現するのかはツッコまないでおこう。原作からして炎を吐けるので、ドラクエシリーズでは植物=火に弱い、という訳ではないらしい。
【浮遊系】なので水路や谷を超えられる他、射程5マスの火の息を吐いてくる。初出現は灼熱の洞穴だが吸い込み条件がマヌーサなので、ここではまだマヌーサ状態にする方法が無く、仲間にできるのはここより後になる。
成長限界はレベル10。
デフォルトネームは♂が「イバラン」、♀が「ローズン」。
配合パターンは【ダッシュラン】系統×鳥系。獣系との配合でダッシュラン、虫系とで【デンデン竜】、スライム系とで【メラリザード】など、こいつを起点に様々なドラゴン系モンスターが生み出せる。
さらに【ブリザード】を相手に【魔法の石】を贈れば樹氷の竜が生まれる。
合体方法は「掴まる系」。茨を握って痛くないのだろうか、棘が太くて持ちやすいのかもしれない。
DQMSL
2018年12月実装。
ドラゴン系のガチャ産Bランクモンスターで、特技はメラゾーマとマホカンタ、特性は「まれにみかわしきゃく」のみ。
スーパーライトでは3段階目の呪文はSSランクの実装とともに鳴り物入りで登場(しかも魔王様の特技!)したのだが、
それをBランクが使えるということからインフレが進んだことを教えてくれるモンスターである。
バトルロード1
第一章から登場。
ステータスはHP:767 ちから:81 かしこさ:28 みのまもり:96 すばやさ:36。
技は「しめつける」と「しゃくねつの息」。
前者は相手をイバラで締め付け、さらにいばらを突き刺してダメージを与える技。締め付けられたまま相手を動けなくする事もある。
後者は灼熱属性のブレス攻撃。
イバラでできているので、ドラゴンと植物の2つの系統から成り、魔物使いやモンスターマスターの称号の恩恵を受けやすい。
みのまもりが高めだが、打撃耐性があるわけではないので注意。また、植物だがドラゴンでもあるので、火には強いが氷には弱い。呪文は尚更警戒すべし。
また、僧侶と組む事でしゃくねつの息が「やけつく息」に変わり、サポート面で重要な立ち位置になった。
ライバルズ
第5弾カードパック「勇気の英雄譚」にて実装された同作オリジナル特技「召竜の儀式」の効果で出てくるトークン。
3/3/3 ドラゴン系
これといった効果は無い。
が、コイツは召竜の儀式の効果上必ず3体で出てくるうえ、場合によっては7/7の【ダースドラゴン】が一緒に出てきたり、【しんりゅう】などのパワフルバッジでスタッツが大幅に強化されていたりするので、占い師のドラゴンデッキを相手にする際は決まって嘆息させられる存在である。
蒼天のソウラ
9巻で登場し、10巻のカバー絵にも描かれた。
【アズリア】に右腕を切断された【魔境庭師アビー】が治癒と戦闘の為に刺した球根から、アビーの肉体を糧に胸元から寄生するように出現した。
魔族ではあるものの武闘派ではないアビーの戦闘力を肩代わりする存在。全身の茨を伸ばしアズリアを捕らえようとし、彼女の呪文攻撃からは蔦を丸めて盾にもして縦横無尽に宿主の意のままに甲斐甲斐しく戦った。
目的が捕獲であった為に殺傷力のある攻撃はほぼ使用していない。
アビーの意思による分離も可能。