【うわさのほこら】

Last-modified: 2025-01-20 (月) 03:18:01

DQ5

【サラボナ】の北東にある小さな施設。宿屋と教会がある。
【ルラフェン】からサラボナに向かう際の中継地点に位置する。
この施設自体が噂になっているのではなく、「ここで様々な噂話が飛び交っている」という意味である。
建物の構造は、SFC版では【ネッドの宿屋】と全く同じ。しかし、こちらはルーラには登録されないため、拠点としては使えない。
作中ではサラボナについてのいろいろな噂が聞けるが、基本的にはそれだけの存在である。あまりにも安直過ぎるこの名前、宿屋の経営者はそれでいいのだろうか。客を呼びこむためにこんな独特の名前を付けたのか。
 
【魔物のすみか】にいる【キラーパンサー】が人に飼われていたのではないかと推察する戦士や、「【ルラフェン】【ルーラ】を覚えて【ラインハット】に帰ったら?」と勧めて来るおばさんなど、やたらと事情通が多い。
前者も観察力が人並み以上であり、十分注目に値する人物だが、後者に至っては本作で古代呪文扱いされているルーラのことを知っている時点で只者ではない。
順当にシナリオを進めていれば、すでにキラーパンサーを仲間にしており、ルーラを習得し、ヘンリーの結婚報告を聞き、デールからの伝説の武具の情報を元にルラフェンから南下してきたはずの時期であり、メタなことを言えば要するに、これらのイベントをこなすことなく(あるいは攻略できずに)ここに来てしまったプレイヤーに対する救済アドバイスである。
「ルーラでラインハットに帰る」に関しては、こなさない限りゲームが進行しない。いずれにせよ、言われた通りにしよう。
なお、まだラインハットに帰っていない場合は、この先の【サラボナへの洞窟】にラインハットから主人公を探しに来た兵士が通せんぼしていて、ラインハットの【ヘンリー】に会うように促してくるのだが、ルーラ習得イベントをスルーしている場合、ラインハットに帰る方法がないので「ルラフェンでルーラを覚えろ」というアドバイスはかなり重要である。
すでに上記のイベントをそれぞれこなしていれば戦士はいなくなり、おばさんの台詞はフローラに関する情報に変わるので、人によっては上記の台詞は1度も聞くことがない可能性もある。
そして結婚イベント終了を境にして客が全員いなくなり、一気に静かになる。
宿屋の主人と教会の神父は、いずれも上記のおばさんの息子らしく、家族経営の複合施設となっている。
 
キラーパンサーの情報をくれる戦士の足元には【ちいさなメダル】が落ちている。キラーパンサーを加入させ、【カボチ】でのイベントを終えることでこの戦士がいなくなると、ようやくこのメダルが手に入る。
逆を言うと、このイベントをこなさない限り、ここに落ちている小さなメダルはいつまで経っても回収できないままとなる。注意。

リメイク版

SFC版と構造はほぼ変わらないが、ネッドの宿屋の構造が大幅に変更されたことで、結果的にこちらも固有の構造となった。
宿屋の主人に後ろから話しかけてからカウンターを「しらべる」と、名産品の【うわさのノート】が手に入る。

フローラの足跡のなぞ

ここには、【フローラ】【修道院】からサラボナの実家に送ってきたという修道女がいる。
 
SFC版ではフローラが花嫁修業をしていた修道院がどこにあるのかは明らかにされていないが、リメイク版ではこの修道院がのちのフローラの発言で「【主人公】たちが樽で流れ着いた海辺の修道院のことだ」と明言されている。
 
しかし、そのことが大きな矛盾を抱える結果となっている。
 
主人公たちとフローラが接触していないということは、主人公たちが流れ着いたときにはフローラ嬢一行はすでに修道院を出発していたことを意味する。
しかし知っての通り、【ビスタ港】は主人公たちが船に乗るまで長い間(数年間?)一切船が来ない状態だったことが関係者の話からわかる。
だとすると、主人公たちが修道院を出発しラインハットでニセたいこうを滅ぼして船が来るようになるまでの間、フローラとこの修道女はラインハット王国の領域内のどこかに留まっていたということになる。
「ずっと出会えないままだった」のならともかく、「そもそもビスタ港に船が来るという見通しすら立たない状況の中で修道院を出発した」という事実が無謀であり、やや不自然。
一応「ルドマンが個人所有している【ストレンジャー号】に乗ってビスタ港以外の場所から海に出た」と考えれば、矛盾は解決できる。
…が、ラインハットは船舶の往来を厳しく制限していたはずなので、ビスタ港以外の場所から出港したのだとすればとんだザル警備だったということになる。
修道院やオラクルベリーはビスタ港ほど取締りが強くなく、ストレンジャー号で直接迎えに来たのかもしれない。
リメイク版では、船の往来が途絶えていた理由がビスタ港側とポートセルミ側で大きく食い違ってしまっている。
また、ポートセルミからラインハット大陸への船は途絶えており、フローラを送ってきたという修道女がどうやって修道院へ戻るのかという点は不明なまま。
ストレンジャー号は主人公が結婚すると主人公へと譲られてしまうので尚更である。
ルドマンが所有する船がこの船だけとは限らないので、そちらに乗せてもらうという手もあるが…。
 
ちなみにこの修道女、主人公が結婚したあとはこのほこらから姿を消すが、彼女が修道院に戻った様子は無く完全に行方不明となる。
 
この件に限らず【カジノ船】の登場や【ゲマ】の登場機会が大幅に増加したこと、DS版以降では【デボラ】が新たに登場したことで、リメイク版DQ5における変更・追加要素はシナリオの展開上で様々な矛盾や疑問点を生じさせてしまっているので、気にするだけ野暮かもしれない。