【けがわのコート】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:54:43

概要

DQ4に初登場して以来、長らく再登場のなかった装備。
間違えやすいが、DQ5以降に登場するのは【けがわのマント】であり、これではない。
DQ2の【ミンクのコート】と似ているが、DQ4での立ち位置はずいぶんと異なる。
ビルダーズ2で約30年ぶりに新作での再登場が実現したが、その立ち位置はむしろミンクのコートである。現代ではミンクのコートは批判されやすいゆえの変更だろうか。
国際的にはミンクどころか、毛皮(リアルファー)自体が批判の対象となっているが…。

DQ4

【ハバリア】【ボンモール】【アネイル】で600Gで購入できる。守備力22。
その他【デザートゴースト】【イエティ】【ベンガル】と、ぬくそうな連中がドロップする。つまりはミンクのコートと異なりモンスターの毛皮ということだろうか?
同じく(オリジナル版の)ミンクのコートとは異なり守備力に見合った値段である。
 
DQ3の【魔法使い】とは異なり、【マーニャ】は早い段階・手頃な値段で、それなりの防具を入手できる。
なぜか【ブライ】だけがただ一人装備できない(リメイク版では【ピサロ】も装備できない)というのが大いに謎。
普通に考えれば【勇者】【ライアン】といった生粋の戦士が装備できない方がしっくりくるだろう。老人なら寒冷地で必要としそうだからイメージに合っていそうなだけに不自然。
ドラクエ世界における「装備できない」という事象がいかなる現象なのか考えさせられる一品である。単純に体に合わないのか、仮に着用しても本来の性能が発揮されないのか、不都合・不具合が生じるのかはたまた本人が拒否するのか…
もっとも、このおかげで【やすらぎのローブ】がブライ用の装備として劇的にその価値を高めている。
また、【公式ガイドブック】のイラストからするとやや女性的なデザインであり、特にライアンなどが装備すると「ゴージャス戦士」みたいになり珍妙な姿になってしまいそうなのは否めない。
 
暖かそうな外見に反し特殊効果はないが、リメイク版では4章で【ミネア】とマーニャがこれを装備していると、
称号が【ゴージャス姉妹】になる。元ネタは多分叶姉妹であろう。
上記のお遊びを兼ねて第4章クリア前の下準備としてマーニャ用ともう1着余分に買っておけば、【アリーナ】の中継ぎとしても使えるだろう。
もちろん勇者との合流直後にも、ミネアの鉄の鎧と合わせてパーティー内で一時的に使いまわせるので便利。
 
順調にゲームを進めると、マーニャ(あるいは姉妹)はこれを装備したまま砂漠を横断することになるはず。普通に考えれば虐待、拷問以外の何物でもないだろう。熱中症で毒状態と同様HPが減っていき、最後は「しに」に陥ってもおかしくない。
実際に4コママンガのネタにもなっており、けがわのコートが欲しいとわがままを言うマーニャに買い与えた直後に砂漠を横断させるネタがある。

DQ11(3DS版・DQ11S)

名前だけ登場している。
【冒険の書の世界】【パデキアの洞窟】にて、【アリーナ】の仲間になった詩人が防寒対策として着込んでいたが、氷の洞窟であるここがなぜか物凄く暑くなったせいで逆効果。
異変を解決したら今度は暑さで汗をかいた分それが凍ってしまい、やっぱり逆効果になっているようだ。

ビルダーズ2

【チャポチャポ島】で強敵の【シルバーデビル】を倒すとレシピを閃く。
金床で【毛皮】5個で作れる。【染色がま】で色替えも可能。
守備力54で【ガイアのよろい】には若干劣る、耐性もない。
寒冷地である【ムーンブルク島】見た目装備として着ていく分にはイメージはピッタリなのだが、いかんせんムーンブルク島は既にクリア済み。いささか時期を外してしまった感が半端ない。
せめて吹雪地帯でダメージを受けない効果でもあればよかったのだが…。
 
デザインはFC版DQ2の公式ガイドブックにあった【ミンクのコート】のデザインほぼそのままである、懐かしい。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.181
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格72,000G