【さざなみのつえ】

Last-modified: 2025-07-28 (月) 12:16:32

DQ3

【僧侶】【魔法使い】【賢者】が装備可能な杖。攻撃力33。
道具で使用すると【マホカンタ】の効果を持つが、装備可能な【職業】しか使えない。
FC版では【アークマージ】が1/128の低確率で落とす以外に入手方法が無い超レアアイテム。
アークマージは倒した敵を復活させるので優先的に倒すことが多く、実際は数値以上に入手しにくい。【アレフガルド】のフィールドや【ラダトーム北の洞窟】では単体で出現するが、これに出くわす確率はかなり低い。入手難易度だけで見れば本作最難関と言えるかも知れない。
 
アークマージともどもアレフガルドでの登場となるためFC版【公式ガイドブック】には非掲載であり、しかも同じく非掲載の【まほうのビキニ】と違って【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】にもまるで登場しないため、何度もクリアしたプレイヤーの中にも全く存在を知らなかった人も多くいただろう。
だが実は当時の書籍等に全く載っていなかったわけではない。
徳間書店の『ファミリーコンピュータMagazine』1988年10号の特集攻略記事(同誌のDQ3特集記事はこの号が最後)には、最後にアイテムが一覧表があり、【ちからのたて】やまほうのビキニ等アレフガルドでしか手に入らないものも含むすべてのアイテムが載せられていた。
武具に関しては攻撃力・守備力・価格・装備者・備考(耐性・道具効果)全てにわたって正確な情報が載っており、その中にはこの杖も含まれていた。ただし入手方法については一切載っていない。
これを覚えていた人なら気になった人はいたかもしれない。とはいえ後述の通り高性能ではないことが一目瞭然な上に、RPGにおいて杖系武器は魅力を感じない風潮から、どうでもいいと思って忘れた人が大半だろう。
 
ここまで超レア級なアイテムなのだからさぞや便利なのだろうと思ったら、上記のように僧侶以外は自力でマホカンタを習得でき、これを入手する頃にはレベル的にすでに覚えているだろう。
せめて船入手前に1本手に入るとか、あるいは【武闘家】などが使えれば呪文耐性防具のなさをカバーできたのだろうが…。
 
有効活用できる可能性としては僧侶を残したパーティー、特に僧侶の単独プレイ中に運よく早めにゲットできた場合で、この場合マホカンタの欠点である「味方の補助・回復呪文も反射」の問題があまり(単独プレイ中だと全く)気にならなくなるというメリットもある。
これ以外だと呪文を封じられた場合やマホカンタのMP消費を節約する程度にしか使えないことが多いが、上手く使えば結構有用。
FC版ではデメリットのある【りりょくのつえ】を除けば魔法使い最強の武器だが、攻撃力は【いかづちのつえ】と3しか違わず、さすがに力不足か。
 
同じ「さざなみ」を冠した武器としてDQ7には【さざなみの剣】が登場している。
あちらもやはりマホカンタの使用効果を持つ。

リメイク版

戦闘中に敵のアイテムを盗むこともある【盗賊】の新登場により、FC版より入手しやすくなった。
ついでに隠しダンジョンの【謎の洞窟】では序盤の宝箱で普通に入手でき、レアアイテムという印象もなくなった。
また、SFC版(Wii移植版含む)・GBC版なら【第3のすごろく場】で地面や「?」マスの宝箱で極々低確率で出現する。
むしろ、これらで知って後になって「FC版からあったのか!」と驚いた人がいたぐらいだろうと思われる。
理論上は船入手後なら取りに行けるので、早期入手できれば魔法職がこれを活用できる場面は多いと思われる。
Wii版ならば「?」マスで中断セーブを活用して入手可能と考えられるが、それ以外ではまず手に入らないだろう。

HD-2D版

表記は「さざなみの杖」。
攻撃力が48に上げられた。攻撃用の武器としての性能は上がっているが、【りりょくの杖】が超強化されているためこの武器で殴る機会はあまりないだろう。
【旅人のほこら】の西の海上にある【ひみつの場所】【ドムドーラ】南の海上の【キラキラ】でも拾えるようになっている。
 
道具の効果は全ての職業で使用できるようになった(他の武器も同様)。
マホカンタの仕様が変わり、味方にも使えるようになった。味方からの呪文は従来どおり跳ね返す点と、マホカンタ状態の人が自分に撃った呪文が敵に跳ね返るようになった点に注意する必要がある。
 
呪文攻撃がメインの【ウォーロック】に対してはめっぽう強く、道具として使用してマホカンタを張るだけでかなり楽に倒せるようになる。
判断力が高いことを逆手にとって【ザキ】の使用を抑制できる【よみのばんにん】、HPに余裕があるうちは呪文攻撃が主体の【レヴナント】にもある程度有効。
勇者の一人旅なら【バラモス】戦にも使える。
【めいそう】なら反射せず自己回復できる点も好相性。
入手時期が早まりボスが増えたこともあってピンポイントで活躍する機会が増えた。