【さとりのしょ】

Last-modified: 2026-02-13 (金) 09:53:28

概要

DQ3で登場した【転職】に関わる重要アイテム。
同じく転職システムのあるDQ6とDQ7では悟りの書自体は登場しないが、前者では【ドラゴンのさとり】【はぐれのさとり】(はぐれメタル)、後者では【モンスターの心】【ゆうしゃの心】などといった類似アイテムが登場する。
シアトリズムDQでも基本職(DQ9,10のものと同じ)以外は「○○のさとり」と職業名の入った書物を使って転職する。
ただし、【勇者】【プリンセス】は転職出来るキャラクターが限られている。
 
公式ガイドブックでのイラストは当初は【本】であったが、近年の作品では巻物の形で登場している。

DQ3

悟りを開くための書物で、これを持っているキャラは【賢者】【転職】できる。なぜか消耗品。
FC版【公式ガイドブック】では経典のような蛇腹状の本として描かれた。
 
【ガルナの塔】【宝箱】にある。
また、FC版では【アカイライ】が1/2048という超低確率で落とす。これを体験した話はほとんど聞かれないため、長らくガセネタ扱いされることが多かった。
二人目の賢者が欲しければ、大人しく【遊び人】から賢者に転職すればよいだろう。この場合は転職前の性質が影響しMPの伸びがやや悪くなるのだが、壊滅的と言うほどではないので十分実用に耐える。
 
基本的に【ダーマ神殿】で、これを持っていると転職する時に賢者を選ぶことができるというものであるため【どうぐ】【つかう】コマンドで使用したときのみ「○○○○は さとりのしょを つかえない」と出る。
だが【僧侶】が使用したときのみ「しかし なにも おこらなかった!」と他の職業とは異なるメッセージが出る。つまり他の職業とは違い「使えない」のではなく「とりあえず使うことはできている」(効果としては「何も起きない」に変わりないが)。
僧侶のみ「使用可能」という設定になっていることに起因するが、元々別の効果で僧侶専用にする予定だったのだろうか?
【賢者】の項にも書かれているが、賢者の能力が僧侶の延長上にある(特にFC版では装備が完全に上位互換である)ことや、賢者の元ネタが僧侶と同じ聖職者(司祭)であることに関係しているかもしれない。ただ、その賢者もコマンドで使ってみるとやはり「使えない」扱いである。
 
裏ワザを使って【バシルーラ】増やすことはできない。これは増殖技の理屈を考えれば明らかである。広義の重要アイテムではあるものの、その消費はストーリー進行に関連せず、イベント達成前の重要アイテム消失防止という判断ができない。つまり実情として悟りの書は薬草などと同じく一般の消費アイテムでしかないのだが、消費アイテムの場合は【せかいじゅのは】のように元から何回でも入手できるようなアイテムでなければ、この増殖技は成立しないのである。
少々危険な方法も厭わないならば【ランシールバグ】を使った増殖技の方が遥かに効率が良い。

SFC・GBC版

【リムルダール】【本棚】からもう1つ手に入る上に、【第3のすごろく場】で無限に拾えるのでレア度は下がった。しかし、入手確率は結構低い部類なので簡単には拾えない。
一方、アカイライが落とすことはなくなった。
だがリメイク版では任意の職業から【遊び人】に転職できるようになったので、あまり必要でもなくなった。
また移動中に【つかう】と固有のメッセージが表示される。
 
SFC版公式ガイドブックでは巻き物の形状になった。直近の作品であるDQ6において【ドラゴンのさとり】【はぐれのさとり】が巻き物式になっていたので、その影響で変更されたという可能性もある。

ガラケー版以降

すごろく場がない関係でガルナの塔、リムルダールの2つしか入手できなくなった。
ゆえに、3人目以降の賢者を作るには遊び人を経由するしかなくなった。

HD-2D版

【だいじなもの】扱いになった。キャラに持たせることができなくなったので、だいじなものに入っていれば一つにつき1人を賢者に転職させることができる仕様になった。
ガラケー版等の2カ所に加えて、【ラーミア】入手後に行ける【カザーブ】南東の谷間の【ひみつの場所】でも取れるようになった。ドロップするモンスターはいない。
また、【公式ガイドブック】付属のアイテムコードでDLCとして1回限定で1つ入手できる。
 
無限入手はできないが、その代わりに【しんりゅう】から【すごくエッチな本】を貰うと賢者を何人でも量産できるようになり、さとりのしょは不要になる。
しかし何よりも、今作では【うんのよさ】が非常に重要なステータスになったうえに遊び人で重要な特技も多く覚えられるため、賢者にするなら多少面倒でも遊び人を経由する方がメリットが大きく、従来版以上にすごくエッチな本ともども必要でもなくなっている。

ゲームブック版

原作ゲーム同様、ガルナの塔で入手する。ただし当初は何の本なのかわからず、持っていた女【魔法使い】のマニィがダーマ神官に言われて初めて悟りの書だと気づく。動揺する彼女はそのまま神官の喝によって賢者にされた。

トレジャーズ

【お宝】の一種として登場。

お宝No.255
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクションだいじなもの
標準価格1,400,000G

ウォーク

2022年7月7日より登場の「さとりの書装備」のふくびきで賢聖のティアラ・ローブと共に登場。
【ふしぎなタンバリン】に続き、道具から武器へと変化した。書物の武器化には前例があり、それと同じく杖扱い。
 
レベル50への強化で攻撃魔力、回復魔力がともに84になるが、代わりに攻撃は22と低い。
レベル15で仲間ひとりのHPを回復し、さらに受けた呪文ダメージを1回だけ20%軽減する効果を与える「魔防のいやし」、
レベル20で敵1体に無属性の絶大な呪文ダメージを与える「新智の魔力弾」、
レベル30で呪文により味方全体へのHP回復と敵1体への攻撃を同時に行う「さとりのひかり」を修得する。
いきなりスキルは2ターン有効なマホカンタをはる「いきなりマホカンタ」。
 
回復役専門の賢者に攻撃の手段をも与える革新的な武器。
「さとりのひかり」は味方のHPをベホマラーと同程度回復し、更に単体に呪文ダメージも与えにいける。
攻撃偏重型の賢者が使った場合でも、回復量はおよそ半分ほどに落ちるがそれでも結構な回復量で、ダメージも大きくなる。
ちなみに回復量は回復魔力が970以下だとベホマラーをやや下回るが、それ以上だとこちらがやや上回るようになる。
更に攻撃呪文である「新智の魔力弾」には、回復魔力が攻撃魔力より高い場合は、回復魔力を参照するという仕様がある。
回復役の増員に使うもよし、HP満タンで手持無沙汰の回復役への戦力のテコ入れに使うもよしの強力な武器といえる。
 
弱点は呪文扱いであるために封印されると回復の手段が奪われること。マホカンタが消えて以降は封印に注意。
また、さとりのひかりの攻撃部分は呪文であるうえに対象を選べないので、
マホカンタがかかっている相手に当たってしまうと、回復したのに反射を受けて死ぬハメになる。
 
また、実装時のイベント「賢者と受け継がれしさとりのしょ」でキーアイテムにもなる。
【魔女グレイツェル】によって破壊されたさとりのしょを、スポットに現われるモンスターを倒して復元していく。
性質の異なる「いやしのさとりのしょ」「はかいのさとりのしょ」の2つが存在しているようだ。

ドラけし!

【錬金釜】で使う素材アイテムとして登場する。アイコンのイラストは巻物。
「歴戦の〇〇」と名前がついてる職業系ドラけしと組み合わせることで、「賢者」のドラけしへと変化する。
賢者ドラけしは男と女の2種類あり、性別は元となった職業ドラけしのそれを引き継ぐ。
 
2022年12月に行われた【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章】コラボイベントでは、「悟りの書(ロトの紋章)」として本タイプの悟りの書が登場した。
【錬金釜】で「遊び人ポロン」と合成すると「賢王ポロン」になる。

ロトの紋章

書物の悟りの書の他、賢者カダルが課題を出すために一節を刻み写した修行に使う複製の石板タイプが存在する。
賢者に覚醒し掛けていたポロンはこの書物を読むことで「第三の眼」を開き、賢者として覚醒した。
ポロンが読むとと文字の一つ一つが体に染み込むように理解でき、目を閉じると本ごと浮かび上がり、頁が一枚ずつポロンを中心に円を描くように舞った。
 
アリアハンに出現した【蜃気楼の塔】の中で悟りの書を探しだす際に、アルスは悟りの書は『石板』だと三ケンオウ達に説明しているが、その直後に自らが発見した時には『書物』の方を持って来ていて、ポロンが見つけた石板を見るなり、言うのを忘れていたと石板が書写である事をしれっと説明しだす……探し始める前の説明は一体なんだったんだ?
 
なお、作中に登場した石板上の文面は…
カダルからの試練により、アルスがマダラグモの巣から取って来た物
『自らを信じよ 自らを空にして 心を開く時 道は開かれる
 心を開くべし さすれば 我は彼なり 彼は我なり』
巣に閉じ込められたアルスはこれを読むと、自分の心を空にしてマダラグモの心と一つにすることを試みる。
それが通じて自分がマダラグモに、マダラグモが自分になると、巣を破り出口を開くことに成功した。
ポロンが多数の石板を見付けたものの、一度に運ぼうとして落とし割ってしまい、唯一残った物
『多くを望まず ただ一つのものを追い求めよ
 しからば その一つのもののうちより すべてのものごとが おのずと見えるであろう』
直前の出来事からポロンは「まさに今のオレにぴったりの言葉」と痛感。
ティーエ達から「さすが賢王、もう一つ悟ったのね」とからかわれた。