【さびたつるぎ】

Last-modified: 2019-06-20 (木) 06:52:33

概要

錆びて切れ味をなくしてしまった剣。
鍛えなおすことで元の姿を取り戻すことができる。
 
後のシリーズで【古びたつるぎ】(DQ8)、【さびついた剣】(DQ9)、【さびたおうしゃく】(DQ11)など同系統の装備が登場しており、その原型となっている。
ちなみにDQシリーズ全体で見ると、小説版DQ2の【ロトのつるぎ】が「さびたつるぎ」の更なる元祖と言える。

DQ6

【氷の洞窟】で入手する剣。攻撃力+63。
その正体は伝説の武器である【ラミアスのつるぎ】なのだが、あまりに長い時間放置されてしまったために錆び付いたらしい。
 
どのぐらい放置されていたのかは定かではないが、いくらなんでも伝説の武器が錆びちゃマズイだろ…と言いたいところではあるが、実際のところ錆びた剣を研ぎなおしたら伝説級の名刀だったなんて話は古今東西の創作物ではお約束かつ熱い展開なので野暮な突っ込みはいいっこなし。
過去には粉砕された状態から復活した剣もあることだし。
同じように洞窟や廃墟に放置されていた【スフィーダのたて】【オルゴーのよろい】が劣化していないのは謎だが。
 
錆びていても武器として装備することは可能で、その攻撃力は【プラチナソード】を上回る。
こんな状態でもそれなりの攻撃力を誇る辺りは「さすがは伝説の武器」といったところか。
ちなみにDQ4で【てんくうのつるぎ】がなまくらな頃の攻撃力は65なので、その差は-2と近い。
もしかしてあの時の天空の剣も錆びていたんだろうか?
 
もっとも、この時点ではメダル交換で【きせきのつるぎ】、店売り品ながらコスパのいい【まどろみのけん】などが手に入ることを考えると、まず使われることは少ないだろう。
しかも錆びていても使用者を選ぶ性質は残っていて、【主人公(DQ6)】しか装備できない。
一応タダで手に入るというメリットはあるので、早めに手に入れて主人公の武器を他に回して倹約するという手もある。
 
これを手に入れる際、【テリー】が後から来て取ろうとするが、錆びていたので譲られる。
まさか彼はこれが世界最強の剣だとは夢にも思わなかっただろう。まぁ錆びていては無理は無い。
もっとも、気付いていてもテリーには装備出来ないので意味は無いが。
 
後に【ロンガデセオ】【サリイ】によって元の強さを取り戻すことになる。
ただし、これが元に戻るのは他の伝説の防具をすべて回収した後になる。
そのため、他の伝説の防具を全て回収していると預けてすぐに鍛え直す超人的な腕前を見せてくれる。
 
移動中に道具として【つかう】と何かの印のようなものが刻まれていることがわかるが、あまりの錆び付きによりその図柄の判別が出来なくなっている。
剣が真の姿を取り戻したときには、この印が大事な役割を果たすことになる。