【しのおどり】

Last-modified: 2025-05-05 (月) 22:04:04

概要

DQ6より登場した【特技】
敵全体を【即死】という強力な効果。
ただしその成功率は作品により異なり、必然的にその価値もまた大きく違う。
命中率に関係なく味方より敵が使ったほうが厄介なことには変わりない。
しかし、これといい【マッスルダンス】といい、直視しただけでHPを持っていかれる踊りというのは一体どういった代物なのか。
単体版として【死の舞】がある。
 
項目名だけを見て「踊ると周りの敵が死ぬ」ではなく「踊ると踊った本人が死ぬ」という【しのオルゴール】のような効果だと勘違いした読者もいるかもしれないが、踊り手が命を落とす効果のある踊りは別に存在する。【メガザルダンス】【じばくダンス】を参照。

DQ6

初登場。
【踊り子】マスターで習得できる他、【くさったしたい】【スーパーテンツク】がレベルアップで自力で習得する。消費MP0。
ただし、【耐性貫通力】は低貫通であり、無耐性の相手であっても最大で50%しか成功率が無い。
対してMPを使う【ザキ系】呪文は中貫通なので無耐性は100%、弱耐性でも85%は効く。
 
先述の通り強力とは言えない特技なのだが、転職可能になってから真っ先に【スーパースター】を目指そうとした場合、攻撃用の特技が無いに等しい。
そんなキャラが手持ち無沙汰の時にとりあえず使っておく技としては、効いた時のリターンが大きく便利。
とはいえ、【メダパニダンス】の方が成功率の分でも無難であるのだが。
 
敵では【ホロゴースト】が使ってくる。
特技の修得状況次第だが、【モシャス】で変身したモンスターも多用してくる傾向がある。
この手の特技は同じ成功率でも敵が使ってきた時の方が厄介に感じるもので、
【天馬の塔】頂上でのボス戦は気を抜くと死人が出る。
ザキ系と違って効く確率が低いが、事故があってからでは遅いので、できれば【おどりふうじ】で封じるか、集中攻撃でさっさと倒したい。

DQ7

表記が「死のおどり」となった。消費MP0。
特技としての仕様はDQ6の時と変わっていない。
前作と同じく踊り子のマスターで習得できるほか、【僧侶】と踊り子の【職歴技】にもなっている。ちなみに、本作の僧侶はザキ系呪文を覚えないため、僧侶関連の特技で唯一のザキ系だったりする。
また、踊り子マスターで習得という性質上、【アイラ】は最初から覚えている。
 
DQ6に比べて【ハッスルダンス】およびスーパースターが微妙化した事により、踊り子をマスターまで頑張る価値が薄れてしまった。
【天地雷鳴士】を目指して踊り子に就くのだとしても、
先に【魔法使い】から入って【職歴技】【いなずま】でも覚えた方が遥かに便利。
この特技自体の性能は全く変わっていないのだが、
「他に攻撃特技が無く手持ち無沙汰になりやすい」と言う絶妙な状況が発生しなくなってしまった。
一応アイラは加入直後はろくな複数攻撃特技がないため、とりあえず複数種の敵がまとめて現れたなら使ってみるのも悪くはないが、この直後に【ヘルクラウダー】戦が待つことを考えれば、タイムアタックでもない限り一度腰を据えてアイラを育てておいた方が後々楽だろう。
 
敵では【ヘルビースト】が使ってくる。
 
ファンの間では、俗称として【恐怖のムービー】がこの名前で呼ばれることも…。

リメイク版

【トクベツなモンスター】【じゃしんぞう】【ダイアパペット】【やみのしょくだい】も使ってくる。
PS版の時とは異なり、【命の石】で防げないため厄介さが増している。
報酬だけ見れば滅茶苦茶旨いダイアパペットを狩りにくくしている直接の要因の一つである。

DQ8

敵専用特技になった。
【タップデビル】【まかいじゅ】やホロゴーストが使ってくるが、なんとザキ系呪文と同じ中貫通になっている。
要するに際限なく【ザラキーマ】を連発されるのと同じなので、かなり危ない特技になっている。
今作には【いのちのいし】がないので、積極的に【ペスカトレ】で封じたいところ。

3DS版

【ゲルダ】【扇スキル】で習得できるようになった。必要SP52。消費MP5。
ゲルダが使った場合は敵に使われた時(ザキと同じく紫色っぽい煙が出る)とエフェクトが違い、赤っぽい煙が出る。
DQ6や7と違って成功率が高く、耐性のない敵なら結構な確率で葬ってくれるのでなかなか便利。
終盤になると効かない敵が多くなるが、【追憶の回廊】に登場するボスのお供には即死が有効な奴が少なからずいるので、最後まで役に立つ機会はある。
過去作に比べるとかなりの地位向上を果たしたと言えるだろう。
 
敵側では幻のモンスターの【さくらんじゅ】が新たに使ってくる。
こっちはペスカトレ含むあらゆる行動封じが通用しないので、速攻で撃破したい。

DQ10オフライン

敵専用。【ドッグラマッコイ】【スターデビル】、Ver.2では【パンドラチェスト】【オリエンタシス】【パンプキャビネット】が使用する。

DQ10オンライン

敵専用だが範囲技になったので、発動直後すみやかに赤いサークルから出て行けばよい。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

引き続き敵専用。
なんと序盤の【転生モンスター】である【サボテンゴールド】が使ってくる。初めて出会える段階では【セーニャ】が素で即死に小耐性を持っているのみで、【命の石】も即死耐性の装備も無いので全体即死のこの技は非常に脅威。
倒せる自信が無かったり【美味なるサボテンステーキ】のクエストクリアを狙っていない場合は、無闇に転生元の【サボテンボール】に触れない方が良いだろう。
 
【冒険の書の世界】ではボスの【まどろみそう】に加え、【ロンダルキアへの洞窟】ではあの【マクロベータ】が使用。このお蔭で陰の薄かった彼もある程度恐怖感が上がったに違いない。

DQM1

【キングコブラ】【シャドー】【スーパーテンツク】【ダンスキャロット】が習得する。
効く確率は【ザラキ】と同等。おまけに【おどりふうじ】でしか封印できない。
【にじくじゃく】等上位の魔物にもたまに効くうえ、封じられることがまずないので習得させておくのも悪くない。対戦ではザキ耐性を上げられることが多いので、やや出番は少ないかもしれないが。

ヒーローズ2

【ウドラー】が使ってくる。効く確率は【ザラキ】と同等で効果範囲が広い。
こっちを縛り付けて動けなくしておいてから発動してきたりするので質が悪い。
使い始めるとウドラーの周囲に紫色の効果範囲が表示される。
発動から効果までは時間があるので動けるならその間に退避すること。
さっさと火属性攻撃で止めてしまうのも手だが、やんちゃ個体にはこの戦法が通用しないので注意。