概要
落ち葉や薪などの燃える物を集めて、燃やすことでできる火の事。
オブジェクトとして独自のグラフィックが用意されたのは、DQ5より。
野営の時には暖を取る、食べ物を焼く、物を乾かす、獣避けにする、といった様々な事に使える。
現代ではマッチやライターの様な火を着ける道具が必須だが、【メラ】があるDQ世界ではそちらで代用できるだろう。
実際DQ6の【カルベローナ】ではメラでたき火を起こそうとしている男の子がいる。
DQ2
【ローレシア南のほこら】・【ムーンペタ】・【ペルポイ】・【炎のほこら】のほか、FC版ではさらに【サマルトリア】の教会・【ザハン】の神殿などでも登場。
【たましい】と同じ炎のグラフィックで表現されていた。
【ハーゴン】の左右にも配置されており、正面からしか話しかけられなくなってる。
また、【デルコンダル王】の玉座の左右にも配置されている。
このほか【ルビス】や【シドー】出現時に、人魂なのかただの炎なのかよくわからない炎が現れる描写がある。
リメイク版
炎のほこらの炎は1つではなく3つになり、立派な燭台のグラフィックとなっている。
ハーゴンやデルコンダル王の左右に置かれていた炎は、燭台の上で燃えているものに変更された。
それ以外の3か所の焚き火には独自のグラフィックが用意された。
3つとも異なるグラフィック。なんとも贅沢である。
DQ3
前作と同じような使われ方で引き続き登場。
今作からは屋内の地形として燭台かガス灯のように見える新たなオブジェクトが登場した影響なのか、たき火のほうは【バハラタ】、【ジパング】、【スー】といった、比較的田舎で見かけることが多い。
【ポルトガ】では地下室で火を焚いている神父がいるが、換気は大丈夫なのだろうか?
【ポルトガの灯台】2Fでは一見あらくれがたき火しているようだが、文字通り灯台の炎を意図しているのだろう。
【ムオル】の2Fにあるものは壁で暖炉のようなものが表現されている。暖炉も広義にはたき火と言えるだろう。
また【レイアムランドのほこら】で【オーブ】を捧げた際に灯るという、印象的な使われ方もある。
いけにえの祭壇で暗闇に次々と炎が灯り、巨大な【ゾーマ】が姿を現す…という演出もまた印象深い。
DQ4
炎のグラフィックがリアルなデザインに変更されたが、魂と共通なのはこれまでと同様。
そのためか普通のたき火のように見えても、話しかけると魂だったというケースも多い。
と言うか、話すと「メラメラ」と口走る魂が多いので、炎と魂の合の子のような存在なのかもしれない。
普通の炎としては【湖の塔】や【大灯台】(1F)のように前作より大きな燭台の上で燃えている描写が確認できる。
なお大灯台の最上階にある「聖なる炎」には、通常のたき火とは異なる大きなグラフィックが使われている。
DQ5
幼年時代の【サンタローズ】の自宅前に、いつもたき火を焚べて寒がっている男がいる。
これは、春が中々訪れないという状況を表しており、要するに【妖精の村】イベントの伏線となっている。
なおこの男、どういうわけか一部で有名。
何のことかわからない人は「たき火ニート」で検索してみよう
ちなみに、エンディングで完全復活したサンタローズにも、焚き火の前に男が立っているが、これは幼年時代と同一人物ではなく、青年時代後半に武器屋を経営していた若者である。
小説版
リュカが子供たちを連れての初めての野宿の際に火の起こし方や炎の制御する方法を教える一幕があるが、
「(メラが使える)【ビアンカ】がいれば面倒はないんだが」とぼやいていた。
DQ6
【ムドーの島】を抜けた先の森で主人公達がたき火を囲んで休むイベントがある。
都度二回あり、どちらもたき火を消していくかいかないか選択肢が出るがストーリー進行に影響はない。
山火事とか気が咎める人は消していこう。
消すと周りが暗くなる演出がある。
OPのデモではしっかりと消している。
この他、【カルベローナ】ではメラを唱えてたき火を起こす少年がいる。
DQ7
【ふきだまりの町】にパンツをくべるかどうか迷ってる男がいる。
DQ9
【カラコタ橋】にたき火をしている老人がおり、【もやせよ 炎を】のクエストになっている。
燃えそうなものを渡すように要求してくるが…。
DQ10オンライン
オフライン範囲外のストーリーイベントやクエストで登場する。
DQ11
【キャンプ】のできる場所は、フィールド上でたき火の跡で表示される。
3DS版2Dモードでは火のついたシンボルになっている。
また、【クレイモラン城下町】にも(キャンプとは別に)存在し、初めて訪れたときは【シャール】が暖をとっている。
ジョーカー2・2プロ
【雪山】の攻略時に【ブオーンJr.】を興奮させて氷の壁を破壊してもらうために使う。
ジョーカーシリーズは近現代風の世界観のためか火をつけるものはライターである。
ビルダーズ1
ビルダーズに登場する灯りの一つ。
【ふとい枝】×2と【あおい油】×1で作成できる。
およそ屋内で使える代物ではないはずだが、特に問題なく使える。
素材だけでは肝心の火がないのに何故か火も着いている。
ビルダーズ2
系統
料理を作れる作業台のうち、1つの食材のみ使用可能なもの。
【たき火】・【料理用たき火】が該当する。
道具
枝を組んで作った 明るく あたたかい照明
灯り兼作業台(料理)。
【木材】×3と【油】×3で作成できるが、何気に前作よりコストが上がっている。
その代わりに、わざわざ料理用たき火に変えなくても料理を作ることが出来るようになった。素材一つの料理ができる。
【オッカムル島】に行くと作成出来るようになる【フライパン】を上に乗せることで【フライパン調理台】を作ることが可能。また【スライム系】の仲間モンスターが住民にいれば体を炙って油を生成してくれる。
作業台扱いとなっていることから、設置しすぎるとすべての作業台が機能しなくなるので注意が必要である。なお、制限が32個と分かっている【収納箱】と異なり、作業台の設置数の制限は分かっていない。
トレジャーズ
拠点や【駅】、キャンプ地、フィールドの各地に散在している。
休んでHP/MPを完全回復できるほか、「朝まで」「夜まで」を選ぶことで【昼と夜】の切り替えが可能。
ダイの大冒険
【パプニカ】奪還時の夜等に使われている。
また、死の大地で行方不明になった【ダイ】を捜索中、【ポップ】はメラで火の玉を出して即席の焚き火がわりにしていた。