【たけのやり】

Last-modified: 2024-06-15 (土) 19:20:42

概要

DQ5から登場した武器。
なんの捻りもない文字通りの武器であり、【竹】の先端を斜めに切って尖らせただけの簡単な
どの作品でも攻撃力+5で50G。かっこよさはDQ6・7どちらでも+1と貧弱だがマイナスにならないだけマシ。
最初から序盤にかけての町・村などで売っている最弱級の武器だが、これは【ひのきのぼう】(+2)の2倍以上の攻撃力があり、棒よりも1~2ダメージくらい増える。
この差が大きい【スライム】等の最弱級の敵ならほぼ一撃で倒せるため、主人公初期装備のひのきのぼうを下取りにして買い付けたプレイヤーも多いはず。
 
ちなみにDQ1には【たけざお】があるが、竹の棒ではなく普通に竹槍になっており、形状などは全く同じ物。
DQ8ではせっかく槍スキルが登場したのに出演叶わず。3DS版では【金のたけやり】なるものが出ている。
DQ9からは「の」が抜け、【たけやり】に改名している。
 
我々の世界においても普通に見られる武器ではあるが基本的に使い捨て。そうなることなく使い続けられる作中の竹槍は相当丈夫なのだろう。
まあファンタジー理論にリアル理論は野暮というものだ。

DQ5

システム上の分類はなされていないが、なぜか【てつのやり】が休場した本作で流通する最も一般的と思しき槍として初登場。
幼年時代の【サンタローズ】【アルカパ】で販売。価格は50G。
 
SFC版では開始時の所持金が20Gあり、【ビスタ港】からサンタローズ到着までの道程で固定戦闘があるため、逃げなければこれと合わせて所持金が52G貯まる。
 
初期の固定戦闘で主人公はLv2になるので、檜の棒のままでも【スライム】【とげぼうず】程度ならほぼ1撃で倒せるが、これとひのきのぼうの攻撃力差は「ほぼ一撃」と「確実に一撃」のちょうど境界線にあるので、実用上では意外と差がある。
檜の棒と攻撃力が3しか違わない=精々1~2ダメージ程度しか変わらないのに50Gもするのは割に合わない気もするが、たかが3と言えど序盤はその差が敵1体を仕留めきれるかどうかの明暗を分ける。売れば37G戻ってくるので実質的なコストは13Gである。
さらに檜の棒のまま【いっかくうさぎ】【ドラキー】【おおきづち】を相手にするのはなかなか厳しいものがある。
サンタローズで売られているこれよりもう1段階強い武器は【かしのつえ】。入手すればサンタローズの洞窟ではほぼ敵なしだが、値段は130Gとこの時点ではかなり値が張る。
サンタローズには防具・道具屋はなく、どうせ武器以外に買うものもないので、つなぎの武器として最初に手の届くこの武器を買うのは決して間違いではない。
 
リメイク版では開始時の所持金が0Gになり、港で10G拾えるものの50G以上貯まるとは限らない。
PS2版は最初のスライム3匹以外に2回必ずエンカウントする(出現する敵はランダム)のでほぼ確実に貯まるが、レベルも高確率で3になるので、檜の棒のままでも割と安全に進むことができてしまう。
また、アイテムの売却額が定価の4分の3から2分の1に減額されているので実入りは25%分も減ってしまう事になり、中継ぎ武器を買うかどうかで資金繰りに結構な差が生じるようになっている。
 
DS版以降では再び固定戦闘1回になったので、残念ながら絶対に50Gには達しない。
どうしてもコレが欲しいなら、実家に転がっている【おなべのふた】などを売却して資金を捻出しよう。
 
幼年時代の早々に役割を終える武器ではあるが、実は青年時代で【くさったしたい】を仲間にした場合、【ポートセルミ】到着まではこれが最強武器になる。
装備させても与ダメージは2~3ポイントしか変わらないが、腐った死体をメインで使っていきたい場合は幼年時代から持ちこすとよい。
腐った死体はこの他にも、【うろこのよろい】など、青年時代では入手できない武具がしばらく最強装備になる期間がある。
また【ブラウニー】【アルカパ】【おおきづち(武器)】を購入するまで(リメイク版なら【オラクルベリー】【すごろく場】の草原マス等で運よく【こんぼう】を拾うまで)この【たけのやり】が最強武器となる。
リメイク版なら幼年時代に入手したものはとりあえずふくろにいれておいても悪くはないだろう。
 
ちなみに青年時代前半になるとこれを含めて世界中のどこにも槍は売っていない。
各国の【兵士】【とつげきへい】【オーク】の系統は槍を持っているのだが…。
ちなみに槍はこれ以外では青年時代後半のサンタローズのみで販売される【らいじんのヤリ】と魔界にしか売っていない【デーモンスピア】になるので、モンスター達が構える得物も、実は装飾に手を凝らした竹の槍なのだろうか…。
各国の兵士はこれを装備している可能性すらある。
どれほど人類世界で槍の地位が低い時代なのか。あるいは真逆に、雷神の槍ぐらいの代物を手にする格でなければ槍使いたる資格がない文化なのだろうか。
スマホ版では【グラコスのヤリ】も追加されているが市販品ではない。
 
モンスターでは【つちわらし】がドロップする。

DQ6

夢・現実両方の【ライフコッド】【シエーナ】【マルシェ】)で販売されている。また【ハッサン】【初期装備】となっている。
【主人公】【山肌の道】【こんぼう】が手に入るため、それほど必要はない。
しかし棍棒を取りに行く道程はいきなり行くとちょっと危険だし、DQ5と同じく実質コストは13Gなので別に悪い買い物というわけでもない。
特に、村の周辺でしばらくレベル上げをしたい場合は買っておいた方がいいだろう。
リメイク版では敵のHPが下がってひのきのぼうでも全く問題ないので、買う必要はない。
 
ハッサンは仲間になって即座に装備交換されることが多いため、これを使う機会はあまりないだろう。
 
ちなみに【サンマリーノ町長】の家1Fのタンスにも入っている。
モンスターでは【ベビーゴイル】【ダークゴイル】がドロップする。
 
なおVジャンプの攻略本中の職業紹介コーナーにおける【パラディン】の挿絵はこれをもってポーズを取るハッサン。上級職に似つかわしくない組み合わせである。
【てつのやり】くらい持たせても良かったのでは…と思ったら、DQ6には鉄の槍は登場しないのであった。
【公式ガイドブック】(SFC版)のパラディンのページでもやっぱり「竹の槍を持ったハッサン」がいるので、もはや「ハッサンの武器=竹の槍」は公式なのかも知れない。

DQ7

本作でようやく鉄の槍と初共演。「たけのやり」名義で共演した唯一の作品であり、他には装備品扱いでないトレジャーズぐらいしかない。
 
全キャラ装備可能。ただし、【ガボ】が装備した場合攻撃力が-2される。
【グランエスタード】城内と過去の【ウッドパルナ】で販売している。
エスタード兵士の正式装備なのだろうか?いくら平和な世界とはいえ酷く貧弱な武装である。
一応【エスタード島】から出られるようになるまでに手に入る武器としては最強。と、言っても比較対象はひのきのぼうだけだが。
 
ウッドパルナでの戦闘をなるべく楽にするために主人公と【キーファ】に購入しておいてもいいかもしれない。
が、ウッドパルナに入る前に【マチルダ】と共に戦って稼ぐプレイヤーの場合は、購入の必要は無いだろう。もっとお金を貯めて、ウッドパルナでこんぼうあたりを買った方が良い。
 
ちなみにウッドパルナまでに売ってる【マリベル】用の武器の中でもこれが最強なので、主人公かキーファのどちらかに1本購入→他の武器を買ったらマリベルにお下がり、という形で使い回すと無駄にならない。
【東の塔】【ブロンズナイフ】(もしくはドロップ【いばらのむち】)を入手すると用済みなので、買うなら早いうちに。

小説版

【カラーストーン採掘場】へ向かうにあたり、キーファが主人公のために買ってきた。
実戦経験がほぼなかった当時の彼らにさえ「ちゃち」「そんなもん」などと言われてしまうほどの簡素な代物だが、それでも並の生物を仕留めるのには十分な殺傷力があった。
この武器を使い、ナスビに触手を張り付けたような魔物を倒した主人公は、自分の手で相手の命を奪うことの重みを強く実感することとなる。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.191
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション武器
標準価格20,000G

余談

ドラクエだとひのきのぼうよりはマシな程度で最弱級の武器としてのイメージが強く、3D化された作品では主人公らがたけのやりを振るう場面を想像すると違和感を覚える人も多いかも知れない。
だが竹で作った槍そのものは使い捨てながら十分な殺傷能力を有するので、「使い捨ての即席武器」としてなら戦争でも多数使用されている立派な武器。何なら戦車のタイヤに突き刺さったこれでタイヤが破損し、走行不能に追いやられたという話さえある。 
 
もちろん強度ならヒノキの棒が圧勝だろうが、殺傷力は竹槍が勝るということなのだろう。竹で作った槍が50Gもするのもなかなか不思議だが、使い捨てにしないあたり、かなり丈夫で長期間使える竹を厳選したのであれば、その価格も納得できるかも。ちなみに穂先を炙って強度(というか威力)を高めるという方法も。
ドラクエ2の公式ガイドブックのイラストででぬののふくを装備したサマルトリアの王子は明らかにコレを持っているが、ドラクエ2にこの武器は登場しない。