【とじこめの壺】

Last-modified: 2021-02-14 (日) 11:26:39

概要

【不思議のダンジョン】シリーズに登場する「系アイテム」の一種。
この壺の中にはアイテムを入れられず、この壺本体をモンスターへ投げ当てて使用する特殊な壺となる。
 
簡潔にまとめると、主な特徴は以下の2つ。
・投げ当てたモンスターを壺に閉じ込める効果があり、一撃必殺の飛び道具として機能する。
・逆に、プレイヤーに投げつけられた場合も一撃必殺になってしまう。詳細は【とじこめ投げ】を参照。
 
元ネタは『風来のシレンGB2 砂漠の魔城』からの同名の輸入アイテム「閉じ込めの壺」が該当する。
なお「モンスターを壺の中に閉じ込める」という概念は、初代『SFC版風来のシレン』の「やりすごしの壺」から存在する。
ドラクエキャラクターが【主人公】を務める不思議のダンジョンシリーズには、その「やりすごしの壺」は未だに登場していない。

トルネコ3

販売価格は1500G、買取価格は750G、重さは500。
空き容量は[1]で固定なので、未識別の状態でもこの壺の容量から容易に識別できる。名前を付けるかはプレイスタイル次第か。
入手方法も多岐に渡り、他の壺と同じくらいの出現率になっている。
トルネコ編では【海竜島の遺跡】【灯台の地下室】【遺跡の大空洞 南】【遺跡の大空洞 北】【山脈の尾根】、ポポロ編では【密林の墓場】【密林島の発掘場】・【遺跡の大空洞 北】、その他では【邪悪な風穴】【いけにえのほら穴】【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】【まぼろしの洞くつ】で入手できる。
 
上述の概要欄の通り、この壺の中にはアイテムを入れられず、この壺本体をモンスター投げ当てて使用する
対象のモンスターを壺の中に閉じ込める性質上「確実に排除する」強力な効果を持つが、その代わり経験値は得られない。
操作キャラクター側が通常の状態で投げた場合に限り、必中効果が発揮されるので、一度限りだが必殺兵器として猛威をふるう。
よって【潜ってかわす能力】または【2ダメージ化能力】を持たないモンスターならば、回避率を無視して確実に処理できる。
但し【遠投の指輪】【遠投の石像】の『遠投状態』では、この壺の必中効果よりも遠投効果が優先されるので、モンスターに命中せず外れる場合がある。
『遠投状態』でこの壺を必中させる場合は【投げ名人の指輪】との併用が必須だが、投げ名人の指輪はシナリオクリア後のダンジョンでしか入手できない。
よってシナリオ中にはこの組み合わせは使用できない。無理して狙う程とは言えないが、覚えておいて損は無いかもしれない。
それ以外には限定的だが【くさった死体】系統のモンスターに変身した時の『放物線投げ状態』でも、この壺が持つ必中効果は失われる。
 
モンスターから逃げて攻略する【まぼろしの洞くつ】では、入手率がとても高く、投げ当てれば必中なので、困った時の必殺の切り札とも言える。
【マホトーンの石像】【10ダメージの石像】等の影響を受けずに使用できるのも心強い。
【異世界の迷宮】では、持ち物に余裕が無い場面がとても多く持ち歩くのは困難だが、必中のリーサルウェポンとして思わぬ局面で活躍する場合も。
特に【魔法反射】能力を持っており、かつ高い回避率を持つ、特に対処方法が難しい【あやしいかげ】に対しては、最後の切り札として重宝する。
 
この壺自身の必中効果により、全アイテム中で唯一【へた投げの指輪】を装備していてもモンスターに必中するが、代わりに指輪の識別はできない。
また【壺強化の巻物】の効果で強化したとじこめの壺(それ以外の種類の壺も含む)は、モンスターへ投げ当てようとして投げつけても、必ず外れる。
なおPS2版では、操作キャラクターが『マホトーン状態』の時に【2ダメージ化能力】を持つモンスターにこの壺を投げ当てた場合、何故か壺は命中する。
よって、この仕様を逆利用すれば、なんと本作のラスボス【ヘルジャスティス】でさえも【ポポロ】でのプレイ中に限り、この壺の中に閉じ込められる。
【洗脳】された仲間モンスター【メイジキメラ】にマホトーンの呪文をポポロを対象に唱えてもらうだけなので、容易に上述の状態を作り出せるだろう。
 
モンスターを閉じ込めると地面に貼り付いて拾えなくなるものの【ふきとばしの杖】の魔法弾をモンスターに命中させれば、この壺の効果を再利用できる。
その際、最初にこの壺の中に閉じ込めたモンスターがこの壺の中に入っていた場合は、新しく閉じ込められたモンスターにより上書きされて、消滅する。
壁や【水晶】等にぶつけてこの壺を割ると、この壺に閉じ込めた同種族のモンスターが全ての【状態異常】を初期化した状態で出現するので注意が必要。
仲間モンスター【潜ってかわす能力】を持つモンスターを閉じ込めた場合は、壺の中身が「モンスターの跡」になり、壺を割っても何も出てこない。
また単独のアイテムとして【まものの壺】と並んで『重さは500』と最も重いので、PS2版に限り【体重じまん大会】の持ち物としても利用価値がある。
 
なお、操作キャラクターが逆にこの壺の効果を受けると問答無用で冒険失敗になってしまうので要注意。
この事故は「HPが0になって倒れた」という処理がされない関係で、残念ながら【世界樹の葉】の効果の対象に適用されない。
これはフロアに滞在可能な【ターン】を全て消費して【大風】によって地上へ吹き飛ばされた時と類似した冒険失敗に該当する。
このあまりにも理不尽極まりない事故死の詳細は、【とじこめ投げ】の項目をご覧頂きたい。

とじこめの壺の中にアイテムが入ってしまうバグ

実はこの壺、ゲームの進行上支障を及ぼさないが、ちょっとしたバグが2つ存在する。

1つ目(泥のワナバグ)

【泥のワナ】の上に乗っているキャラクターにとじこめの壺を投げ当てると「とじこめの壺の中に【くさったパン】が入る」というバグ。
「キャラクター」なので勿論【イネス】【ロサ】【NPC】にこの壺を投げ当てても上述と同じ状況になるが、この壺を投げ当てた瞬間に冒険失敗になるので中身は確認できない。
 
一応、大まかな手順としては

  1. とじこめの壺の効果で、対象のモンスターを壺の中に閉じ込める
  2. モンスターが入った壺はそのまま足元に落ち、足元の泥のワナを踏む
  3. 泥のワナの効果で、対象のモンスターをくさったパンに変化させる
  4. とじこめの壺の中に、対象のモンスター(くさったパン)を入れる

……となり「モンスターが入っている」という処理をしているからか、くさったパンが入ったこの壺本体は、普通に地面に貼り付いて拾えない。
この壺の中に入ったくさったパンを取り出すには、結局【ふきとばしの杖】の魔法弾で吹き飛ばし、壁や水晶等にぶつけてこの壺を割る必要がある。
なお地面に貼り付いて拾えなくなったこの壺の効果を再利用し、新しくモンスターをこの壺に閉じ込めた場合、壺の中に入っていたくさったパンは消滅する。
 
モンスターが閉じ込められたとじこめの壺の中を『見る』行為を行うプレイヤーはまず少ないので、この現象に気付いたプレイヤーは少ないだろう。

2つ目(催眠バグ)

何も入っていないとじこめの壺を持った状態で【だいまどう】から【催眠攻撃】を受けると「持っているアイテムをとじこめの壺の中に入れる」というバグ。
 
どうやらとじこめの壺は「他の『入れる』タイプの壺」と同じ仕様となっているらしく、その仕様に引っ掛かってしまった様だ。
一応『入れる』【コマンド】は存在するのだが、赤文字で伏せられているので選択できない。
が、壺本来の「『入れる』仕様は生きている」という状態。
このバグは、偶然にも催眠攻撃中の「とじこめの壺の中に持っているアイテムを入れる」という行為が選択されて発生した現象となる。
 
催眠バグによってアイテムが入ったとじこめの壺は「容量が満杯の『入れる』タイプの壺」という仕様が働いているからか、通常の壺に基づいて作用する。
催眠バグによってアイテムが入ったとじこめの壺の中に、更にアイテムを入れようとはしない。これは、そもそも『入れる』の行為ができない。
アイテムが入ったとじこめの壺は、普通に「アイテムを壺の中に入れた」として扱われているからなのか、足元に置いても地面には貼り付かない。
「壁や水晶等にぶつけて投げ割れば、この壺の中に入ったアイテムも取り出せる」という壺本来の仕様も、他の『入れる』タイプの壺と変わらない。
再び拾って持ち物に加えられる上、この壺の中にアイテムが入っていても「モンスターを壺の中に閉じ込める」本来の効果は生きた状態になっている。
なおこの壺にアイテムが中に入った状態でモンスターに投げ当てた場合、壺の中に閉じ込める効果は普通に発揮されるが、壺の中のアイテムは消滅する。
 
貴重なアイテムや重要な装備品等がこの壺の中に入れられた場合は取り返しの付かない状況になる危険性もあるので、その場合は早めに投げ割るのが良い。
特にこちらのバグは普通にシナリオを進行していても発生する可能性がある。だいまどうが出現する【遺跡の大空洞 南】を探索する際は気を付けたい。
余談だが、こちらの2つ目のバグは【水がめ】でも発生してしまう可能性がある。