【どうくつまじん】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 20:49:50

概要

DQ7に登場するモンスター。何ともまんまなネーミングセンスにドラクエらしさが伺える。
【コスモファントム】の色違いで【イゴルタプ】の触角の様な物がついた緑色の頭部と風船のように太った体の3本指。
力んだような表情とポーズはどことなく歌舞伎の見栄切りにも見える。よよいっ!
キーファがいるうちに戦う最後のボスであるが、やろうと思えば【あめふらし】より前に戦う事も出来る。
肥満体型といい、頭の角といい、どことなく【ドラゴンボール】に出てくる魔人ブウの無邪気形態(後にミスターサタンと仲良くなる方)に似ている。「まじん」と言われる点も共通しているが、魔神なのか魔人なのかは不明。

DQ7

たいへん昼ドラじみた鬱ストーリーで知られる過去【グリンフレーク】編。
そのストーリーとは何の関係もなく突発的に出現するダンジョン、【沼地の洞窟】のボスである。
おそらくはオルゴ・デミーラによる大陸封印とは何の関係もない地元の魔物と思われる。
洞窟の奥に宝物があるという噂を流し、ホイホイやってきた冒険者や商人を襲っていた。
英語版での名前はPS版ではCavemon、3DS版ではGrody Gumpdrops。
 
戦闘では【おどる宝石】2匹と一緒に現れ、【まぶしい光】【ギラ】【ベギラマ】を使う。
奇数ターンは1回行動、偶数ターンは2回行動という珍しいヤツ。
攻撃能力が高く、特にこの段階でのベギラマを絡めた2回行動はまさに鬼畜の所業。
【制限行動】の仕様上、偶数ターンにベギラマ2連発という事はしてこないものの、ベギラマ+ギラはありうるので、奇数ターンにはしっかり回復をしておきたい。
自前の回復手段を持たない【キーファ】【ガボ】にも薬草を持たせておくとよい。
MPは24しかないので割とあっさりガス欠する。
ギラは4、ベギラマは6消費するので、残りMPを計算し、MPが切れるまでは防御と回復中心の戦法で望もう。
特に回復が不十分の状態で偶数ターンを迎えてしまった場合は、防御と回復を優先しよう。
MPが切れてから攻撃に転じれば、多少戦いやすくなるだろう。
 
MPが切れたとしても、おどる宝石の【ルカナン】によって全員守備力が大幅に下げられてしまう為、【スカラ】で体勢を立て直すか、あるいはまずおどる宝石を倒してからコイツの相手をすることをお勧めする。
【ルカニ】が必ず効くので、踊る宝石を倒して余裕が生まれたらこちらからも守備力を下げてやろう。
強耐性ではあるが【マヌーサ】【ほえろ】も効くので、手が空いた場合は積極的に狙ってみるのも手である。
MPが切れてマヌーサもかけてしまえば、こちらが主導権を握ってやりたい放題できるだろう。
 
倒した後に進める先には【ふしぎな石版緑】がある。
その傍にある骨は、恐らく石版を求めた商人のものだろう。合掌。
ただし、彼の周囲にある宝箱には【ひとくいばこ】も紛れており、犠牲者に合掌した後で主人公一行も全滅し合掌…という事にならない様、彼を倒して宝を回収する際には体勢を立て直しておこう。

漫画版

グリンフレークのイベントが軒並みカットされたが、【湖の洞窟】の帰りに登場する。
【プッチ戦隊】のテイラーが【メディルの使い】から召喚術を教わり、強力な助っ人となっている。
 
鼻が利くガボを【あまいいき】で誘き出して、アルス達を誘導して戦闘を開始する。
ベギラマを得意としているが、やはりコミカルな姿をしている為に戦い方もコミカルな感じになっている。
アルスの【マーマンヘルム】によってギラを無効化されるが、まぶしい光で目つぶしをした後に攻撃。
そして、ベギラマで攻撃を仕掛けるが、目が見えなくても鼻が利いて動けるガボに避けられてしまう。
最後は、ガボの【ひきさけ】を喰らい、自分が誘き寄せたガボに倒される結果となった。
なお、倒された後も生きており、テイラーの召喚術で逃げている。