【どくばり】

Last-modified: 2024-10-10 (木) 06:22:37

概要

DQ3以降に登場する武器。
小型の武器で、見た目は「目打ち」のような太い針。
 
多くの作品で「非力な【魔法使い】の護身用」という設定が共通しており、魔法使い系の【専用装備】になっていることもある。
武器の分類が明確になったDQ8以降では「短剣」にカテゴライズされ、【盗賊】の武器というイメージも定着しつつある。
材料や製法の詳細は不明なことが多く、非売品だったり時期のわりに高額だったりすることもしばしば。
なお初登場の3では10Gというとんでもない安価だった。(何の偶然か【どくけしそう】と売価が同じ)
「毒」針といいつつナンバリング作品においてはモンスターを【毒】状態にすることはない。というより、【どくがのナイフ】とは違ってゲーム内での解説や公式ガイド等の説明を読む限りでは「針先に毒が仕込んである」という設定は特になかったりする。
後述の急所を突いた際の効果があたかも毒殺のように見えるからそのような名前がついているだけかもしれない。
作品によっては【アサシンダガー】【デーモンスピア】等が同じ効果を持つことがある。
 
基本的な仕様として、装備者の攻撃力に関係なく必ず1ダメージを与える。
それだけに、普通にダメージを与える武器ではないと一目でわかるだろう。
だが、これは言い換えればどんな相手でもミスなく1ダメージは確実に与えるというわけで、【メタル系】とて例外ではない。(作品によって回避されることはある)
 
さらに、一定確率で敵の急所を突いて即死させる。急所に当たると「プシッ!」という感じの、針で刺した(血が吹いた?)ような音が出る。メタル系を上手く即死させられればラッキー。
「即死」と「確実なダメージ」の両方向から仕留められるため、全員で突っつけば結構効果的。
 
初期の作品ではイベント戦闘以外の全てに急所効果が有効、さらにSFC版DQ5では敵の【回避率】やこちらの状態に関係なく回避されない超性能を誇る(後述)。
SFC版DQ5以外では敵の回避率によって避けられる仕様、マヌーサ等の幻惑・目つぶし状態でミスする仕様のいずれか、あるいは両方のパターンになっている。
また、DQ6以降やそのシステムを元にしたリメイク作などでは、急所効果が【ザキ系】扱いでメタル系に効かない、という存在価値暴落な状態になっていることも。
 
DQ10からは即死確率を上げた【ブラッドピック】が登場している。

DQ3

攻撃力10。
【魔法使い】のみが装備可能。
本作には特定の職業の【専用装備】がいくつかあるが、他の職業が雰囲気重視なのに対して魔法使いはこれと【みずのはごろも】という有用な組合せとなっている。
【カザーブ】の道具屋でかつて販売されていたという武器。
攻撃力に関係なく与えるダメージは必ず1。また、敵の回避率を無視する効果も持つ(必中ではなくマヌーサ状態時はミスが発生する)。
この特性上、後述のパーティアタック時を除きどくばり装備中の攻撃力はほぼ無意味。
 
カザーブで噂を聞いて道具屋に行っても既に売られていないが、実は1本だけ道具屋店内の宝箱に入っている。
昼間は店員が邪魔になって宝箱を開けることができないので、夜になったら入手しよう。
また、【スー】で10Gという破格の安値で購入可能。もっとも魔法使い専用の装備品であるため、通常プレイにおいてはカザーブで入手できる1個だけで十分だろう。
【ひとくいが】【さつじんき】が稀に落とすこともある。
 
急所攻撃の発動率は1/8。
急所攻撃は無属性で、メタル系を含むどんな相手にも決まる。本作では【メタル狩り】に有効な手段そのものが少ないこともあって、メタル狩りに大いに役立つ。
また、これらの特殊攻撃は敵を攻撃した場合のみの仕様であり、パーティアタックで味方を攻撃すると通常のダメージになり、急所効果も発動しない。(つまり、攻撃力10の恩恵?が受けられる。)
 
FC版での急所攻撃発生の可否は逃げられるフラグと共通で、全てのボスに対して発生しない他、逃げられない【ひとくいばこ】等に対しても発生しない。
【ミニデーモン】【ボストロール】に対しては固定戦闘では発生しないが、通常エンカウント時には発生する。
ただ、【ゾーマの城】【だいまじん】戦だけは、唯一の【歩数エンカウント】戦闘であるため処理に不備があるのか、逃げられないのに急所攻撃は発生する。
 
魔法使いは序盤は毒針、中盤は【メダパニ】、終盤は【ドラゴラム】&【パルプンテ】が使えるので、終始メタル狩りのエキスパートとして活躍する。

リメイク版

SFC版DQ6のシステムを流用したため、同様の弱体化が心配されたが、ちゃんと無属性の即死効果は残っている。
しかし、即死の発動率が1/16に下がり、回避率も無視できなくなったので、少しだけ弱体化している。
FC版とは違って急所攻撃発生の可否は敵ごとに決まっており、ミニデーモンには【幽霊船】の固定戦闘であっても発生するが、隠しダンジョンで元ボス敵だった連中が雑魚として出てきても急所を突けない。
 
非力な魔法使いの護身用という設定はどこへやら、【盗賊】も装備可能になった。もしかして【カンダタ】もあの見た目で装備できたりするのだろうか。
また幽霊船の宝箱からも入手できる。
 
魔法使いは【ルーンスタッフ】【ブーメラン】など装備できる武器が増えたが、元々非力な魔法使いの打撃に威力を期待するのは間違いなので、それらは他の仲間に譲って追加効果狙いの毒針のままでもいいだろう。
また即死武器仲間として【アサシンダガー】も新登場したが、そちらには強制1ダメージ効果がない代わりに会心の一撃が出るという違いがある。
どちらかというと毒針はメタル狩り向き、アサシンダガーはそれ以外への即死狙いに向いていると言えるか。

知られざる伝説

この武器に纏わるエピソードが収録されている。【バブルスライム】【ポイズントード】の毒をはじめ、【キラービー】の持つ麻痺毒までも使われている。
かつて、カザーブの道具屋が幼少時に祖父と【ロマリア】を訪れた時、【格闘場】から逃げ出したモンスター(挿絵では【あばれザル】)を祖父が毒針で一撃で仕留めたという。
店で販売されていたのはその祖父が運営していた時の話とのこと。

CDシアター

女魔法使いマリスが使用し、なんと【やまたのおろち】にトドメをさすという大金星を挙げる。
ゲーム本編のおろちはボスなので即死効果は無効だが、SEは即死のそれだったりする。
1ダメージ与えてトドメという形なら一応再現可能な描写であるが、(特にFC版のおろちは自動回復持ちなので)よほどの運と根気がないとお目にかかれないだろう。
おそらくどくばりを使用したというわかりやすい演出か。

DQ4

攻撃力は0になった。シリーズ初の攻撃力・守備力が0の武具である(前作には【武闘家】が装備すると負の数になる武器がたくさん存在したので、シリーズ最低値とはいえない)。
前作同様【ブライ】【マーニャ】の魔法使い系キャラ2人のみが装備可能。
【ハバリア】の武器屋(4章限定)と【サラン】の隠し武器屋(要【まほうのカギ】)で、前作の実に130倍である1300Gという高値で売っている。
4章のうちに買わなかった場合、5章になるとハバリアの武器屋は営業しなくなるので、魔法の鍵入手まで購入できないややレアな武器。
 
本作では敵の回避率を無視できないため、メタル狩りの手段としては弱体化。DQ3と同じくマヌーサの影響も受ける。
また、価格が半額程度で無属性の【麻痺】効果を発動する【どくがのナイフ】があり、そちらでほぼ代用できてしまうため、影が薄い。
毒蛾のナイフで麻痺した敵を料理するのにAIがMPを浪費する可能性を考慮すれば、即死させるほうが節約になるとは言えるか。
 
序盤から【せいすい】でメタル系は一撃必殺だし、中盤以降は【はぐれメタルのけん】【ドラゴラム】なども登場してさらに影が薄くなる。
一応、打撃によるダメージ期待値が極限まで下がるため、【みんながんばれ】でもマーニャやブライが呪文を選択しやすくなるという副次効果はある。
ただし、HP僅かで残った敵にも打撃ではなく呪文を使ってMPを浪費するという欠点もあるが…。
 
ちなみに前作と違って味方を狙っても確定1ダメージだが、前作同様急所効果は発動しない。
また、FC版のみバイキルトがかかると2ダメージになる。
これは後にも先にも本作のみの仕様でメタル系に使えそうだが、本作では「狙ってバイキルトをかける」という行為自体が難しいためかあまり知られていない。
 
モンスターの【ライバーン】が稀に落とす。

PS版

聖水やドラゴラムが弱体化して出番が増えたかと思いきや、効果がDQ6以降の仕様になっており、【ザキ系】が効かない敵には全く効果が無い。
ザキが有効なら【クリフト】にザキを使ってもらえばいいし、メタル系などに1ダメージを重ねたいなら聖水を【ふくろ】に大量に買い込んでいけばいいので、利用価値がほぼない。
 
ちなみに、【ロザリーヒル】の宿屋でも拾うことができるようになった。

DS・スマホ版

急所効果が無属性に戻り、再びメタル狩りに使えるようになった。
確定1ダメージで削りながらの一撃必殺にも期待できる利用価値の高い武器と言えるだろう。
ただし、回避判定が行われる仕様は残っているので、確実に1ダメージを与えたい場合は聖水の方が有効である。

DQ5

攻撃力1。
【ビアンカ】【フローラ】【女の子】の他、装備グループB・I・Kの仲間モンスターが装備できる。
なぜか魔法使い系モンスターが属するGグループは装備できない。
上述の通り、本作のみ敵の回避率やこちらの状態に関わらず「必中」で1ダメージという超性能。一種の【無属性規定ダメージ攻撃】と考えることもできる(当然だが他の作品と同じ【防御無視攻撃】でもある)。
マヌーサで敵の幻覚を見せられながら眩しい光で目がくらむという二重の【幻惑】状態すらものともしない。
敵の本体を的確に捉えて命中させる、まさに暗殺武器。特に急所突きに限って言うなら、なんと【アストロン】すら貫通する。
ただし、【トラップモンスター】を含むイベント戦では急所効果は絶対に発動しない点だけは注意。
 
【ラインハット】(青年時代)の武器屋と【カボチ】の万屋で売っているが、2900Gとかなり高いので、この時点では手が出にくい。
【スカルドン】が稀に落とす。
 
「お金が溜まったら買おう」と思ってスルーし、そのまま忘れてしまう人もいるかもしれない。
しかし、序盤~中盤のメタル狩りにはこれより優秀な武器は存在しない。
【スライム】【ホイミスライム】などは、中盤以降はどうせ打撃には期待できないので、メタル狩り要員としてこれを装備しっぱなしで馬車に入れておくとよい。
また、SFC版では【はぐれ毒針ハメ】の裏技もある。
 
なお、例外的に、【さまようよろい】を装備して【痛恨の一撃】を使用した場合は、毒針の特性は無くなり、普通に攻撃力を元にした痛恨or通常攻撃ダメージを与える。
まあこんなものを好き好んで装備をするプレイヤーはそうそういないだろうが。
 
ちなみに、SFC版の【デーモンスピア】はこれの上位互換で、基本的に毒針の長所をすべて引き継いでいる。
とは言え、装備可能キャラが被らないので棲み分けはできている。

リメイク版

【すごろくの穴】の迷路タイプの宝物庫にもある。
 
回避率による判定だけは行われるようになった。
デーモンスピアは必中+最低1ダメージ保証が無くなっているので毒針のアイデンティティーは結果的に増したといえる。
一方、【まじんのかなづち】の会心率が5割という超性能になったため、終盤はメタル狩りの主役の座を譲ることになるが、いずれにせよ金槌を複数個手に入れるまではメタル狩りに利用されることになるだろう。
 
DS版以降では【デボラ】も装備可能。もっとも、彼女は金槌も装備できるのであまり意味はないが。

DQ6

攻撃力1、かっこよさ15。
【ミレーユ】【バーバラ】【チャモロ】【テリー】の他、モンスターでは装備グループA・D・Eのキャラが装備可能。
なぜか剣士のテリーが装備可能なことから、このあたりで短剣のイメージが定着し始めたと言えるかもしれない。
【アークボルト】【まほうのかぎ】の扉で守られている宝物庫と、【ホルストック南の海底のほこら】にある。
また、【スライム格闘場】Cランクの景品になっている。【スライムナイト】は装備できない。
非売品だが、中盤で4つも入手可能なので、不足して困るようなこともないだろう。ちなみに売値は2175G。
なぜか蝶系モンスターの【デビルパピヨン】が落とす。ヘルホーネットや【ポイズンキラー】といった毒蜂系モンスターは落とさない。
 
前作に比べて妙にレア度が増したわりに目も当てられないほど弱体化してしまった。
まず、前作にあった必中効果が無くなったので幻惑状態の命中率低下の影響を受けるほか、相手側にも普通に回避される。
またザキ系が効かない敵には全く即死が発動せず、その上【とくぎ】の充実により、【まじんぎり】というメタルスライム系統悶絶の技・あるいはそれより劣るが【メタルぎり】といったメタル狩り専用技が登場したため、メタル狩りでわざわざ使用するメリットもなくなった。
【パラディン】の職業特性である即死効果はメタル系に有効なのが余計に哀愁を誘う。
ただし、上記の特技が揃っていない場合は、一応これがはぐれメタル狩りの主役になりうる。
はぐれメタルはHPが4~6であり、1ターン目に逃げさえしなければ、場合によっては集中攻撃で倒せる。
倒せなくても、次のターンに2人以上で【しっぷうづき】をすれば、ほぼ確実に倒すことができる。
 
ザキ耐性に穴があれば、これまで無効だった【トラップモンスター】には急所効果が発動するが、この条件を満たすのは【あくまのツボ】と、【ライフコッド】(下)で戦う連中の【バーサクオーク】【ボストロール】だけなので、実用性が無い。
ただ、限定された用途として、【あんこくまどう】の復活の杖で復活したはぐれメタルがHP3なので、3人が装備して【しっぷうづき】と組み合わせれば、回避されて逃げられない限り、半永久的に狩りつづけることができる。
入手難度の問題があるが、4人がかりなら回避されたときの保険になるし、余った1人が【オートターゲット】であんこくまどうを攻撃しても、ザキ耐性のおかげで即死が発動する心配もない。
 
なお、雑魚で出てくる敵もイベント戦闘ではボス扱いなので即死が効かない(パラディン職の追加即死も同様)。
一応、これを装備したまま【ばくれつけん】を放てば即死効果を残したまま本来の攻撃力で4回攻撃が可能ではある。(素手と変わらないので威力はかなり低いが)
また、混乱して味方を攻撃した場合は通常の打撃扱いになり、1ダメージ保証ではなくなる。(混乱したキャラの打撃の危険度を下げたいなら、最も攻撃力を下げられる武器となる)

リメイク版

即死効果が無属性になったが、肝心のメタル系を一撃で倒すことはできない。
その他の性能はSFC版と同じ。

DQ7

性能はDQ6から据え置き。【マリベル】【ガボ】【メルビン】が装備可能。
ガボは攻撃力が-1になる。性質上意味はないが。
小さなメダル45枚と交換するか、【ダンスニードル】が落としていくことがある。売値は1450G。
前作同様のレアアイテムで、仕様もそのまま引き継いだため、使えなさも同等。
そもそも、【熟練度】システムの影響で、【メタルスライム】を積極的に狩る理由もなく、【はぐれメタル】以上を狩る場合には【まじんぎり】などがあるため、出番はないだろう。
【ぬすっと斬り】と組み合わせれば擬似【ドクロ刈り】ができるものの効率は悪いので盗賊系に転職して狩りまくる方が良い。

リメイク版

上位武器である【超どくばり】が登場。
しかしやはりザキ系耐性で判定されるため、結局使えない。

DQ8

攻撃力0。針なのに短剣扱いになっており、【ゼシカ】と3DS版では【ゲルダ】が装備可能。ベルガラックにて1900Gで販売。
即死効果は前作と同じ仕様になっているが、スマホ版・3DS版ではメタル系スライムにも即死効果が発動することがある。
しかしゼシカの短剣スキルがムチスキルに押され、他に有用な剣・短剣もあるので、装備されることはほとんどない。
ただし、確実に1ダメージは与えられるので【メタル狩り】のサブウェポンとしては役に立つ。
 
落とすモンスターはポイズンキラーと【死のさそり】(どちらもレア枠で確率1/256)。納得。
錬金素材としても優秀で、以下3種の有用な武器防具が作れる。

錬金レシピ一覧

どくばり+【バトルフォーク】+【あくまのしっぽ】【デーモンスピア】ヤリの中でも指折りの高性能。主人公のヤリスキルを鍛えているなら是非とも作りたい。
+【イーグルダガー】【アサシンダガー】これ自体は弱体化するだけの錬金だがこあくまのナイフの材料になる。ゼシカのMP補給手段確保及び短剣スキルの内容と応相談で。
+【金の指輪】【破毒のリング】単体での使用効果の他、闇商人の依頼品、スーパーリング作成用としても役立つ。

3DS版

【フォート】からの報酬として早めに入手できる。
その影響で【闇商人の店】での【さんぞくのオノ】入手が前倒しできるようになった。

DQ9

やはり短剣扱い。カラコタ橋やサンマロウで購入できる。
また錬金でも入手可能。レシピは【まじゅうのツノ】×1+【どくどくヘドロ】×3で、【オリハルこん】のように錬金素材だけでできる珍しい武器である。
今作では、アサシンダガーとはどくのリングの材料となる。
 
DQ5以前と同様に一撃死の判定が相手の即死耐性に左右されなくなったので、再びメタル系もたまに一撃で倒せるようになった。
また、敵に盾ガードされない。ただし、一撃死の確率はやや低くなっている。
 
これの1ダメージのほうで【デスカイザー】を倒す無茶なクエストがある(No.183「【補習授業 15時間目】」)。
ギリギリまでHPを減らしたらこれに持ち替えてコツコツ刺していこう。

DQ10オフライン

主人公(【魔法使い】【盗賊】【スーパースター】)、【ダストン】が装備可能な短剣。
敵に与えるダメージが1になる。

-+1+2+3
攻撃力1234
みりょく2345
攻撃時たまに急所2%3%5%10%

【旅人バザー】にて+1のものが1485Gで、+2のものが1755Gで売られることがある。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピは【暗殺武器の歴史】に記載。
必要な素材は、【ぎんのこうせき】x4、【どくどくヘドロ】x5。

DQ10オンライン

またしても短剣扱い。レベル21より装備可能。
基本の即死効果が2%と低い上、バランス調整でモンスター側の即死確率が下げられ、実用性が無くなってしまった。
詳しくは こちらを参照。

DQ11

【ネルセンの宿屋】にて1900Gで売られている短剣。装備者は【カミュ】【シルビア】
ナンバリングで唯一、魔法使い系キャラが装備できない。「非力な魔法使いの護身用」設定はなかったことにされた。
【ダンスニードル】(強ver含む)や【やみしばり】のレアドロップでもある。
うち直しに必要な宝珠は7個。

-+1+2+3
攻撃力1
攻撃時 即死4%5%6%7%

与ダメージが固定される関係で、【二刀の心得】で利き手に装備させると損なので、基本的にサブウェポンとして逆手に装備させるのがベター。この点はブラッドピックも同様。
序盤のメタル狩り技がヤリスキル極振りにした【セーニャ】の一閃突きか、あるいはしばらくした後に仲間になる【マルティナ】にしかなく、メタルぎりは習得者は多いものの序盤でこれを取るのは少し無理があるため、序盤でメタルを狩りたいのであればカミュとシルビアに持たせておくといい。

少年ヤンガス

強さ1、上限値10、印数1。
買値6000G、売値3000G。
【ならくの洞窟】以降のダンジョンに落ちている。
本編と違って1ダメージになる効果は無い。
攻撃すると3%の確率で敵を一撃で殺す。ただし、確率が低すぎるので印を複数つけたい。即死確率は印の数×3%となっている。
あまり使えるように見えないが【魔導の宝物庫】では印が空いたら全部これにすると結構活躍する。
 
3000Gと高額なので、シナリオ序盤で手に入ったら【スライムハンマー】と共に【ガーゴイルの店】【トルネコの店】で金策として売却する方がいいだろう。

ソード

小さなメダル20枚と交換するほか、ポイズンキラーから入手可能。
 
急所を突けばボス以外は一撃で倒せる。ボスには大ダメージを与えることが可能。
急所は敵によって違い、例えばスライムは目と目の間、大目玉は目玉の部分など、敵ごとに違う。
斬ったり急所以外を突いても1ダメージしか与えられない上、動く敵の急所を正確に突くのは至難の業。しかもどこが急所なのかの情報もゲーム内にはない。
これを装備してEXランクを出すことができたら神と言えるレベルかもしれない。

バトルロード2

第二章から登場する魔法使い専用の武器で、例によって短剣扱い。針なのに……。
 
上昇するステータスは、ちから+5 すばやさ+38。
使える技は「きゅうしょ突き」と「もうどくの息」。
前者は相手の急所を狙って攻撃する。
一桁のダメージか相手単体のHP相当のダメージを与えるギャンブル性の高い技。なお、【セラフィムのローブ】であれば無効にできる。
後者は毒針をくわえ、毒の息を吐いて敵全員にダメージ。
たまに1体につき140前後の猛毒の追加ダメージを与えられる。
 
呪文に頼らないので、仲間は呪文チームで使いたいところ。
 
ちなみにこの作品のみ、毒蛇が封印されているという呪術的な設定である。

ビルダーズ2

【モンゾーラ島】にて、高台のハーゴン教会の裏手にいる強敵モンスターである【どくイモムシ】を倒すとレシピをひらめく。
作るには【こやし】【小さなイバラ】【草糸】がそれぞれ1つずつ必要。…何の毒を使ってるのかはあまり考えたくないレシピである。
 
攻撃力は20で、即死効果に加えて【会心の一撃】が出やすくなる効果も併せ持つ。
即死効果が発動すると黒いもやのようなエフェクトが発生する。
モンゾーラ編で最強の攻撃力を誇る【いばらのつるぎ】より攻撃力が8低いものの、会心率の高さで補える。
 
さすがに強敵モンスターには即死は無効化されるものの、逆に言えば強敵でなければ大型のモンスターや【マーマン】系のような難敵にも即死効果が有効で、メタル系に必ず1ダメージを与える特性も残っているという優れもの。そればかりか、【ムーンブルク島】序盤の敵拠点にいる通常の武器では0ダメージにされて倒せない敵でさえ即死させられる。すごいぞ、どくばり。
強い武器を手に入れた後も、道具欄に忍ばせて敵に応じて持ち替えるという用途で末永く使っていける。
特にムーンブルク島では拠点襲撃で次々と高耐久の敵が襲ってくるので、メインの武器とは別に1本持ち込んでおくと便利。
 
【NPC】に装備させることは不可能だが、それができたら流石に便利すぎるということだろう。
 
なお、本作ではこの武器をはじめとした☆が付いているほとんどの武器は3段目の攻撃が突きになる。
これは【ドレッサー】で武器の見た目を変えても同じなので、【ひのきのぼう】等で突きを出すことも可能である。
 
ちなみに、素材は全て島に最初からあるものから採取できるため、やろうと思えばモンゾーラ島に来た直後から入手することも可能。
もっとも、ひのきのぼうでどくイモムシを削り切るにはかなりの時間を要するため、やるならせめて【いしのつるぎ】を作れるようになるまで待ち、【ジバコ】と3人がかりで挑むといいだろう。
またこやしに関しては、イベントで要求される前に【トイレ】を作っても住人はビルドしてくれないので、トマト農園跡地にある【フン】を破壊するか【くさったしたい】を倒すかして調達する必要がある。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.133
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクション武器
標準価格290,000G

ライバルズ

この武器で相手を一刺しする特技「どくばりの一撃」が、スタンダードパックで初期より実装されていた。魔法使い専用のスーパーレア。

コスト1
ユニット1体に1ダメージ
20%の確率で代わりに死亡させる

20%の確率で1コスザキという、恐ろしいポテンシャルを持つカード。
しかし20%は流石に実戦で信用できる確率ではなく、普通に使いやすい【メラミ】などの方が採用され、こちらを選ぶ人はごく少数だった。
 
ただし、【ベロニカ】などのランダム生成効果でこれが手札に加わることもあり、デッキ外から持ってきたこれで一か八か【ダークドレアム】等を刺したら即死に成功して大逆転・・・なんて奇跡の経験も人によっては無くはなかった。

ダイの大冒険

【ハドラー親衛騎団】【アルビナス】が含み針のように口から吹いて使用。【ヒュンケル】にこれを喰らわせたことで、【ヒム】の核(コア)への【虚空閃】命中を阻止した。
アイテムと言うよりは小技としての登場だが、「当たりどころが悪いと即死する」と言うくだりは、本家DQのそれに沿った内容であると言えよう。ただしこちらはゲームでの毒針とは違い、身体に猛毒が残留するようなので、回復には【キアリー】での解毒が必要。
 
隠し武器であるため形状は全く異なり、両端が尖っている小さな針で長さは数センチ程。

DQ4外伝 地獄の迷宮

主人公であるギィンがクライマックスにて、なんと【エスターク】を倒すために使用。生物であるなら決定打になる可能性を期待しての使用だったようだ。
結果的に勇者がエスタークに止めを刺したため、どくばりが実際に通用していたかどうか作中では不明。