概要 
DQ8で登場した【ボス級モンスター】。
死んだ聖職者がゾンビとなって甦った魔物で、黄土色の肌に紫色の法衣をまとっており、先端が髑髏の杖を持っている。
DQ9では欠場したが、DQ10で雑魚敵として復帰した。
英語版での名前はtortured soul。
色違いに【ワイトキング(DQ8)】、【デスプリースト】、【ロードコープス】、【フェルノーク王】、【パルカラス亡霊王】、【死の悪夢】
がおり、変わり種として【強奪王ブンドルド】がいる。
また、強化されたボスに【追憶の亡霊】がいる。
DQ8 
【旧修道院跡地】のボスモンスター。
【討伐モンスターリスト】によると、生前はこの修道院の院長だったとのこと。
自分たちを襲った悲運と辿った末路が受け入れられないらしく、恨み辛みをぶつけた後、こちらを道連れにせんとして襲い掛かってくる。
敗北してからの仲間会話ではゼシカから早く成仏させてあげようという旨のセリフが聞ける事もあるので、さっさと呪縛から解き放ってあげよう。
登場の仕方が大胆というか唐突で、「そろそろダンジョンも終わりかな?」という所で扉を開けるといきなりそこにいて結構ビビる。
こちらから話しかけない限り戦闘に突入しないうえ、進路を塞いでいるわけでもない。
が、戦わずに先に進もうとすると向こうから呼び止めて戦闘になる。
ちなみにこの後、似たような出現パターンをするボスが繰り返し現れるのだが、それはまだ相当先の話。
行動内容は通常攻撃、【くさったしたい】と【がいこつ】を同時に呼び出す特殊な仲間呼びの他、時折【ベギラマ】を放つ。
もっとも恐ろしいのはこんな早い時期からぶっ放してくる中級呪文、ベギラマ。
威力面では【オセアーノン】の【かえんのいき】より一枚落ちといったところだが、ローテーション行動ではないのでいつ来るかがわからず、「ここで【ぼうぎょ】していればいい」という作戦が通じないのが辛い。
いつベギラマを撃たれてもいいように、ベギラマ+αに耐えられる程度のHPを常に保っておこう。
使用率を最低に設定されてはいるが、2度3度と続けざまに喰らう事態が絶対に起こらないとも言いきれない。もしも連発されたら自分の不運を嘆きましょう。
なお、この通常攻撃・骨とゾンビの仲間呼び・呪文という行動パターンは、同種のデスプリースト、ワイトキングを含め系統共通となっている。
ちなみに、仲間呼びの際には杖で地面を2回突いてから空を見上げて声を上げるのだが、彼の声はかなり低い。これはDQMJでは呪文のモーションに使われている。
前回、前々回のボス同様、【テンション】を上げて戦うと効率がいい。
というか手下共々【ゾンビ系】であり、【ダメージ軽減能力】を有しているため、テンションを上げて戦わないとかなり効率が悪い。
また、お供は片方だけ倒してもう片方を放置しておけば新しく仲間を呼ばれることは無い。
テンション下げが厄介な腐った死体を先に片付け、通常攻撃ばかりの骸骨を放置するのが得策だろう。
主人公が【ブーメラン】で攻撃すると残した骸骨を倒してしまうので、剣や槍などの単体攻撃武器に切り替えたほうがいい。
あるいはそんなセコい作戦などは無視してガンガン投げて倒しまくるのも一手。
戦闘画面では左から死体・亡霊・骨と並んでいるが、実際のブーメランの与ダメージはメッセージウィンドウ上の並び順を基準に上から判定するため、誰をどう残そうと常にボスに与えるダメージが最も高くなる。
どうやって攻めるにしても、【ヤンガス】の【かぶとわり】でボスの守備力を下げておくと良い。
有効打を持たないゼシカは無理に戦闘に参加せず、防御で様子見しつつ、余裕があれば【ルカニ】、状況によっては手持ちいっぱいに持たせた【やくそう】で回復でもしていよう。
【ピオリム】を覚えているならこれも有効。
先手が安定してとれるようになれば、回復のタイミングが遅れてもセーフになりやすい。
もし【短剣スキル】を上げているのなら、【ポイズンダガー】で猛毒状態にすることも可能。
運良く猛毒状態にできてしまえば、後は防御&回復しているだけで勝てる。
もっとも、この戦闘のためだけに短剣スキルを上げてしまうのは下策だが。
もし【ゼシカ】が【ヘビ皮のムチ】を装備し【双竜打ち】を習得しているなら、【ヤンガス】が【かぶとわり】で相手の守備力を下げ、後はハイテンション状態の【ゼシカ】が【双竜打ち】を叩き込むだけで簡単に倒せる。
一撃のダメージが200を超えるので、2Hitで400以上となり、一発で相手は死ぬ。
この間【主人公】は【ホイミ】でもしていればいい。
ちなみに低確率ながら【マホトーン】が有効で、当たれば仲間呼びと打撃を繰り出すだけの雑魚に成り下がる。
とはいえ、習得には主人公の【ゆうき】のSPが40、最低でもLv16必要であり、普通この時点ではここまでレベルを上げる事はない。
【パルミド】へ先回りして【カジノ】で【ルーンスタッフ】を手に入れ、【まどうしのつえ】と錬金して【まふうじのつえ】を作るという手もあるにはあるが、明らかにここを攻略するより難易度が高い。どう考えても普通に倒したほうが楽だろう。
余談だが、通常攻撃では左手を使ったまさかの素手攻撃、しかも高速連打を披露する(DQMJではこのモーションが特技使用時に使われる)。
素手攻撃と言っても、正しくは魔力ないし怨念のようなものをぶつけて来る絵面であり、実際には多段ヒットする事も無いが、この系統だから杖で殴ってくるものと思っていると、斬新さを感じるだろう。
倒すと光に包まれて成仏する。
【討伐モンスターリスト】によると長い苦しみから救われたらしい。
その際彼からの礼か、はたまたゲーム上の仕様かは定かでないが、こちらのHPとMPが全快する。
すぐそこがダンジョンの出口なのであまり意味はないが。
落とすアイテムは聖職者らしく【金のロザリオ】。
これ自体はあまり使い道のないアイテムだが、【ドニの町】で売られている【ロングスピア】と錬金することで【ホーリーランス】が作れる。
パルミドに先んじてのフライングゲットであるうえに、金銭的にも安く済む。
主人公を【ヤリスキル】主体で育てているのならすぐ作ろう。
3DS版 
やたらと辛そうな声で話すCVがあてられたが、声優の名前は不明。肝心の声も加工されているので特定しようがない。
リメイク前に比べて背が低くなり、帽子抜きだとくさった死体よりも小さい。
ただ、仲間呼びの際に上げる声はリメイク前のままと見られ、この声優の演技ではない。
まあ同系統の雑魚も同じ声を出すし、そいつらには声優があてられていないので当然といえば当然なのだが。
DQ10オフライン 
通常モンスターとなり(DQ8とは別人)、デスプリーストとは同程度の強さに。
【呪われた大地】北西部の強敵エリアに生息。
【魔力かくせい】からの【ドルマドン】が脅威。また、【かげのきし】を召喚する。
通常ドロップは【小さなホネ】、レアドロップは【マグマの杖のレシピ】。
DQ10オンライン 
生息エリアが増えて、すっかり普通のモンスターになってしまった。
詳しくはこちらを参照。
DQMJ 
表記が「なげきのぼうれい」になった。
ゾンビ系Aランクで、通常配合で生み出せるゾンビ系の中で最も位階が高い。
モルボンバ島で手に入る【フラワーゾンビ】を使えば簡単に生み出せる。
攻撃力が低いものの、それ以外は結構高くなる。
【キングスライム】と配合すれば【ゾーマ】の親になる【ワイトキング】も生み出せる。
嘆きの亡霊・ワイトキング・ゾーマの3者は全て魔法系なので、この時点でしっかり育ててかしこさを補うのもよい。
所持スキルは【たたり】。
また、【スカウトQファイナル】に必要なモンスターの一匹でもある。
問題文は「とにかく長い木に登ることを命令してくるモンスター」。
「長い木登れ→なげぇきのぼれ→なげきのぼうれい」ということだが…ちょっと強引である。
ラストダンジョンでは、【ガルマッゾ】のお供として【まおうのつかい】と共に登場する。
弱体魔法を担当し、こいつの【マジックハック】を受けるとガルマッゾの【イオナズン】や【ドルマドン】で思わぬ大ダメージを受ける。
HPは600程度しかないので、まずはこいつから先に倒しておくと楽になるだろう。
DQ8での出自もあってかジョーカー2以降の作品でも野生では出ない(イルルカの練金カギでは出てくることがある)。
DQMJ2・DQMJ2P 
ゾンビ系のAランクのままだが、配合に【ナイトリッチ】を必要とするようになり、生み出すのが面倒くさくなった。
J1では特性を持っていなかったが、J2でマヒブレイクを、J2Pではそれに加えギラ系のコツとときどきブレイク封じを得た。
また、J2Pで最強化するとギラブレイクの特性を得る。本編のようにギラ系呪文を使うといいだろう。
【さばきのせんこうSP】でギラ系の特技を覚えさせつつ【やけつくいき】でマヒブレイクも活かしていくと強力。
J2では相変わらずワイトキングの材料にしかならなかったが、J2Pでは【イブール】、【タイムマスター】、【デュラハーン】、【スカルスパイダー】の材料にもなる。もっぱらイブールを生み出すのに使われるだろう。
自動MP回復や呪文耐性等によりワイトキングの評判は良いようで、実際のところ高度な特技を覚えさせてもガス欠が遠いので使いやすい。
シナリオを進める途中に作っておくのも良い。
テリワン3D 
【他国マスター】が連れている他、タマゴから生まれることもある。
特性は【スタンダードボディ】、ギラ系のコツ、マヒブレイク。+25でひん死で呪文会心、+50でいきなり赤い霧を覚える。
己の不運を嘆いていたのに【ぼやき】はない。
配合では相変わらずナイトリッチが必要で、病魔パンデルム、黒騎士レオコーン、じごくのメンドーサ、フラワーゾンビのいずれかと組み合わせれば作れる。
【ジュヒョウの国】には妻に逃げられヤケ酒をあおっているNPCがいる。「なげき」の意味が違うだろ……。
裏クリア後に新しいカミさんを探すという名目で【お見合い】できる。名前は「シック」。
なげきのぼうれいは派生先が多く、一覧は次の通り。
- キングスライムorバブルキング→ワイトキング
- グレイトドラゴンorアンドレアル→イブール
- タイラントワーム→スカルスパイダー
- 死神きぞく→デュラハーン
- なぞの神官→あくまの書を作ればそこからタイムマスターができる
いずれも野生では出ないので少々悩むだろうが、スカルスパイダーだけは他国マスター戦でも出てこないのでこれを利用するといいかもしれない。
イルルカ 
配合方法などは前作と変わらず。
【新生配合】で根に持つタイプ、【メガボディ】化でギラブレイク、【ギガボディ】化でAI1~3回行動を習得。
スキルは同じく「たたり」。
DQMJ3 
これまでAランクだったのに、なんとEランクに。
【スマイルリザード】同様、4段階も格下げされてしまった。
スキルは【闇の使い手】。
野生個体は【時空の裂け目】にいる。
DQMB2L 
第一章「よみがえる伝説」から登場したモンスターで、表記は「なげきのぼうれい」。
ステータスはHP:702 ちから:57 かしこさ:101 みのまもり:43 すばやさ:34。
使える技は「マインドブレイク」と「バギマ」。
前者は暗黒のオーラを宿した左手で敵1体を攻撃し能力を下げ、後者は風の呪文で敵全体を攻撃。
魔法使い系モンスターの中でもHPが高く、光、爆発以外に耐性を持つため肉壁としても使える。
武闘家、勇者と組むとバギマが物理攻撃技の「スカルバイト」に変わる。
この技は杖の髑髏が巨大化し、敵全員にかぶりつく…のだがこれでは全く長所が活かせない。
技を変えるぐらいなら、他に攻撃力の高いモンスターと組む方がいいのかもしれない。
DQMBS 
第四章より登場。サイズはLで、虹色のギガレア。
基本ステータスはHP:633、ちから:631、すばやさ:120、かしこさ:403、みのまもり:654。
技はのろいのいちげき→バギマ→ベギラゴン→ドルマドンの順で変化していく。
相性がいい性格は【てんねんボケ】、相性最高の性格は【でんこうせっか】。
てんねんボケはでんこうせっかのほぼ下位互換なので、素直にでんこうせっかを狙おう。
2段階目からすべて呪文になるため、かしこさが最も上がる【いいんちょう】もオススメ。
こちらを引ければかしこさは524にまで上がる。
HPこそ低いものの、魔法使い系のモンスターの中でも屈指の実力者。
400を超える賢さから繰り出されるドルマドンのダメージは余裕で1000を超える。
ただし、かしこさが高い相手や暗黒に強い相手が多い魔王戦では満足に実力を発揮できないこともしばしば。
2、3番目の技は全体攻撃技なので、魔王戦をはじめとする単体の相手には効果が薄い。
相手が多い時には言わずもがな超強力。とくにベギラゴンは弱点とする相手が多いので重宝する。
DQ10でのスペックを元にしたのか、デスプリーストとはあまり能力値が変わらないので、相手によって使い分けるといいだろう。
性格をでんこうせっかにしているのなら、性格【ずのうめいせき】のデスプリーストの方が賢かったりする。
チケットの狙い目は期間限定クエスト「天魔襲来」やフェイムの塔の「マジックマスター」辺り。
10月17日よりアプリで販売されている「ビアンカパック」にはコイツが出やすい地図もついている。
性格一致やアイテムも出やすい。
DQH2 
【霊峰レーゲン】に生息。
呪文攻撃を得意とし、ベギラマやマホトーンを使い遠距離からの攻撃をしてくる。
とにかくマホトーンが非常に鬱陶しいので、早めに倒してしまうといい。
攻撃のほとんどは呪文に依存しているため、【マジカルバリア】があれば非常に楽。
これは上位種にも共通している。
【モンスターコイン】は2枠のアシストタイプ。
こいつにも当然【やんちゃなモンスター】が存在するのだが、
「やんちゃななげきの亡霊」という妙に矛盾した名前になってしまう。やんちゃなのか嘆いてるのかどっちなんだよ。
DQR 
第2弾「解き放たれし力の咆哮」に収録された魔法使い専用のスーパーレアカード。
5/3/5 ゾンビ系
テンションリンク:コスト2以下のランダムな魔法使いの特技カードを手札に1枚加える
ランダムな効果だが当時の魔法使いの2コストには優秀な特技が揃っており効果はそこそこ強かった。とはいえランダム性が高い点が短所でもあった。
DQウォーク 
2022年5月27日からのDQ8イベントで登場。
クエスト1章5話でボスとして登場し、以後は強敵モンスターとして登場する。
デイン系が最も有効で、もとが聖職者だからかドルマ系も有効。他はギラ、イオ系を除き耐性あり。
【のろいのことば】で呪いをかけてくるのが厄介。
HPを半分にされると敵の連続攻撃を耐えられなくなるので、まもりのたてを使うか、錬金で作れるすっきりジュースで解除するなどが必要。
攻撃は250程度のベギラゴンや400程度のドルモーアが中心。HPを減らすと魔力集中で呪文の威力を上げてくる。
ほとんど物理攻撃をしてこないので、バトルマスターのすてみと戦鬼解放の併用が少ないデメリットで使える。
原作のような仲間呼びをしないので、【ドラゴンソウル】はもちろん、らいじんのやりの雷光さみだれ突きもかなり有効。
こころは青色でコストは125。
見た目に反してまさかの物理寄りのこころ。傾向は同色のめったに枠の【ランプのまじん】に近く、ブレス強化にも有用。
高グレードでは体技ダメージと鳥、物質系へのダメージを強化し、幻惑に耐性がつく。
DQタクト 
2020年8月18日開催の夏祭りイベント「伝統!?オルクステラの夏祭り!」にて「【祭魔ジュリアンテ】」のAランク枠として登場。現在は常設入り。
ゾンビ系Aランク・まほうタイプ
リーダー特性「ゾンビ系呪文消費MP-10%」
とくぎは【ギラ】【ヒャダルコ】【ベギラマ】
覚醒スキル10Pで「ギラ系の呪文威力10%アップ」を習得できる。
2021年6月23日に才能開花。
才能開花とくぎ【ベギラゴン】
才能開花特性「呪文威力+10%」「呪文ばつぐん+10%」等を習得できる。
ドラけし! 
DQ8イベント「ドルマゲスを追って」に登場。
ステージ2のマイエラ修道院~旧修道院跡地のボス。
これを倒すと強敵チャレンジが解放され、そこの報酬でドラけしを入手できる。
しかし物理しか効かないので恒常排出のグレイトドラゴンでは歯が立たず、今までのイベント限定ドラポンで星5の青属性を集めていないと苦しい。
星3の赤属性で、スキルは横長に攻撃するベギラマ。