【のこぎりがたな】

Last-modified: 2021-09-16 (木) 11:52:49

概要

DQ5~7、少年ヤンガス、DQH2(Switch版)に登場する武器。その名の通り刃がノコギリの刃状になっている刀。
その特殊な形状の刃によって相手に治療が困難な裂傷を与えることができる。
 
実際、日本刀やナイフといった滑らかな刃物で斬られるよりも、ノコギリのようなギザギザした刃で斬られた傷は治りにくい。
鋭い刃傷は断面がキレイなので、押さえつけて塞いだり縫合するのも簡単だが、ノコギリの傷口はズタズタになるので塞ぎづらく縫合も極めて難しくなるのだ。また、治りが遅いということはそれだけ病原菌に感染したり、化膿したりする危険性が増すということでもある。
これを応用した武器が「フランベルジュ(炎の剣)」という刀剣である。
 
危険な武器ではあるが、傷口を酷く荒らすほどギザギザした刃は一撃で深い傷を与えるのが難しく、衣服などに引っかかって防がれやすいという欠点もある。
傷が治りにくいと言っても戦闘中の直接的な殺傷力が劇的に上がるわけではないのもあってか、ドラクエでも飛び抜けて強い武器ではない。これが手に入る頃にはもっと強力な武器を購入できるので、剣系武器ではマイナーな方である。
 
公式ガイドブックのイラストを見る限り特に酷いデザインではないが「かっこよさ」の数値にわずかのマイナス修正(DQ6、DQ7共に-2)が付いている。
SFC版DQ6の【公式ガイドブック】によれば「突き刺すのではなく、引き裂くように使うためスマートさがない」とのこと。
しかし他の剣も【レイピア】のように突きに向いた造りをしている訳ではないし、アクションが映写される作品でも大半の剣は斬りつける攻撃となっているためいまいち説得力に欠ける。
ノコギリのようにギコギコして使うのなら確かにカッコ悪いが…。

DQ5

攻撃力27。【ルラフェン】【テルパドール】にて1200Gで市販されている。
時期にしては値段が安いが、攻撃力も値段相応にショボい上、装備可能者が非常に少なく、入手時期的にほぼ【くさったしたい】専用武器。
他のキャラへの流用もほとんどできないため、武器としては基本的に無用の長物。
くさったしたいは同じ武器屋に売っている【スネークソード】も装備できるので、こちらを買った方がまだ使い勝手がいいだろう。
敵では【シードッグ】がドロップする。
  
SFC版では【ひとしこのみ】の材料として大活躍!まあそれだけの存在だが。

DQ6

攻撃力54。【フォーン城】等で9800Gで市販。【マリンギャング】のドロップアイテムとしても入手可能。
攻撃力が2倍に強化されたが、その一方で値段は8倍以上に跳ね上がった。
人間キャラは【ハッサン】【テリー】しか装備できないが、ハッサンは攻撃力53の【ほのおのツメ】を愛用、そしてテリーはまだパーティにいない。
 
SFC版の仲間モンスターではフォーン城周辺で仲間になる【ダークホーン】が装備可能。
【プラチナソード】【きせきのつるぎ】などこの時点では一品ものの貴重品を除けば、この先海底に潜れるようになるまでしばらくこれ以上の装備は手に入らない。
上手く仲間にできた場合は初期Lvから高い力を活かすためにも早速買い与えてあげるといい。
 
他にこの時点で仲間にできるキャラでは【ファーラット】【レッサーデーモン】【ウインドマージ】が使用可能だが、ファーラット、レッサーデーモンはこれの半額以下で攻撃力が5低いだけの【バトルアックス】で十分。また、ステータスが完全な魔導士タイプのウインドマージにはそもそも武器は必要ないだろう。
直後に行くことになる【魔術師の塔】で仲間にできる【キメイラ】にも同様の理由で不要。
ちなみに今作ではくさったしたいは装備できない。使い勝手の悪さに気づいたのだろうか?
仮に装備できたとしても、今作のスミスには【はがねのムチ】があるためどのみち不要なのだが……。
 
そしてDS版以降ではこれらの仲間モンスターがいなくなったので完全に無用の長物となった。
 
一応【おしゃれなかじや】で鍛え直してもらうと、かっこよさの修正値が飛躍的に上がる……が、8000Gもの大金を投入した結果がかっこよさ33。
これは無料で手に入る【プラチナソード】(45)や【きせきのつるぎ】(38→51)以下の数値でありあまりにも悲しい。しかもきせきのつるぎの鍛え直しは1600ゴールドと実に1/5の価格で済むのだ。使い手も使い道も失ったのこぎりがたなに最早立つ瀬はない。合掌。

装備品としては上記の通り悲惨な評価の反面、元値の高さ故に売却すると1個あたり7350Gと中々の収入になる。
そもそもこの性能でこの値段というのがおかしい気がするが
【海底】でのレベル制限の無い熟練度稼ぎ中にマリンギャングから入手できればなお美味しい。同所のモンスターのドロップアイテムの換金効率で言えば【グレートペリカン】【カルベロビュート】(同9750G)、【オーシャンナーガ】【キラーピアス】(同8250G)に次ぐ第3位だったりするが、いずれにせよDQ6の終盤はとにかく物価が高いので高額ゴールドの換金用としてはこれらは何本あっても困らない。
 
ちなみに上述のとおりSFC版の公式ガイドブックによれば
見た目よりも使い方の問題でかっこよさマイナスらしい。
鍛え直してかっこよさが上がる辺りどういう外見になったのかが気になるところだが、使い方が問題なら見映えがどうあれ改善されないような気もする…。

DQ7

表記は「のこぎり刀」。攻撃力54。値段は8800G。
全体的に物価が高騰しているDQ7にあっては珍しく前作DQ6よりも値引きされているが、これはむしろ前作が高過ぎただけだろう。
【主人公】【アイラ】が装備でき、現代【ハーメリア】以降しばらく売られている。
例によってというべきか、主人公には【さざなみの剣】、アイラには【ユバールの剣】があるので全くの不要。
他の店売り武器と比較しても攻撃力の割にコスパが悪く、まず買われることはないだろう。
 
ただし、【旅の宿】での【ラッキーパネル】で過去・現代共に出現するのがミソ。結構当てやすく、しかもその時点で買える武器よりはるかに高威力。
なにしろ主人公が装備できる武器の攻撃力上限は、過去旅の宿到着時点で【刃のブーメラン】の26、
現代旅の宿に行けるようになる時点でも【鉄のオノ】の38である。かなりの戦力アップが期待できる。
 
同ラッキーパネルでは、確率こそ高くはないもののこれよりさらに強力な【ウォーハンマー】も入手可能なので、そちらを先に入手できていた場合やウォーハンマーが出るまで粘った場合は武器としては不要になってしまう。
もっとも、その場合ですら売却用アイテムとしてならいくつ手に入っても困らない存在である。売値が4400Gとかなりの額になるため、新たなラッキーパネル用資金や、【ふきだまりの町】【みかわしの服】【ねむりの杖】を買う資金を確保するのにも使える。
これを複数入手すればダーマシナリオも楽勝、しばらくは楽ができる。間違いなくのこぎりがたなが史上最も輝いた作品である。

少年ヤンガス

空スロット1、強さ5、上限+値20で、【植物系】モンスターに1.5倍のダメージを与えることができる。
植物系モンスターは強いモンスターが少なく、終盤ではほとんど見ることはない。
本編の不遇感をそのまま輸入してしまった感が否めない。

DQH2(Switch版)

【ライアン】が加入時から持っている専用の片手剣のひとつ。表記は「のこぎり刀」。
攻撃力は54と同じく加入時から持っている【英傑のつるぎ】(攻撃力103)よりも弱いため【マネマネ】工房用である。