【はしら時計】

概要

柱に掛けられた時計。現在ではクオーツ時計や原子時計など軽量化、小型化が進んでいる時計であるが、それより前は振り子の周期を利用して時を刻む振り子時計が主流であった。
　
振り子時計はそれよりも昔の時計と比べると小型化されていたが、それでも現在のクオーツ時計や原子時計ほど小型化はされておらず、時計はある程度の重量があり、脆い壁面に掛けた場合、落下したり壁を壊してしまったりする可能性もあった。そのため、掛け時計は強度がしっかりとした柱を利用することが多かった。これが柱時計の語源である。
　
もっとも、必ずしも柱に取り付けられた時計のみではなく、人間の背丈程度の大きさの置き時計も柱時計と呼ばれることがある。
　
上述のとおり、21世紀の現代ではほとんど目にすることのない代物であるが、中世が舞台のゲームの世界における時計としてはこの柱時計を目にする機会が多く、特に村など田舎の家では柱時計が置かれているケースが多い。

ビルダーズ2

時を　きざむ　機械式の家具

前作の【大きな時計】から名を変えて続投。
【ビルダーハート】でレシピを習得出来る。材料は【木材】6個とシンプルになった。
　
よくRPGで見る人間大の大きさの置き時計である。……と、一見それ以外の特徴はないように見えるが、この家具、実は【タンス】や【ドレッサー】はおろか、【宝箱】や【グランドピアノ】よりも豪華さが高い。
ごうかさを示す豪華点は150であり、最高値タイである。豪華点150は【玉座】や【ロトの大時計】と同じ値でもあり、サイズ1×1の家具としては【メタルキングの王冠】とこれだけ。高さがあるのでメタルキングの王冠よりスペースは取るが、作るのに必要なコストはこちらに軍配が上がる。というより豪華点150の家具の中で間違いなく最も作りやすい家具である。
確かにアンティークのはしら時計ともなると非常に豪華なものもあるが、このはしら時計は木製の特段装飾も施されていない家具であるため豪華さが高すぎる気がしないでもない。
　
【ムード】はノーマルであるが、木製なのでナチュラルな部屋とも親和性が高い。大きさが1×1で高さのみが3なので狭い部屋であっても無理なく置くことが出来る。【ポンペ】の部屋を作る時にはこの時計を置くと違和感なく好みの部屋を達成出来るだろう。
染色も可能であり、塗った色によって狙いのムードに近づけつつも豪華さを稼ぐことが可能。これを利用すれば「広さ最低、豪華さ最高のムードナチュラルな部屋」なんて無茶ぶりに応じることも不可能ではない。
　
ロトの大時計と異なり盤面の指し示す時刻は固定であり、ゲーム機本体の時刻とは連動していない。