【ふたりのバングル】

Last-modified: 2023-09-10 (日) 21:03:30

DQ11

クエストNo.60(3DS版は59)。PS4版ではこれが本作で受けられる最後のクエストになる。
過ぎ去りし時を求めた後、ケトス強化後に【神の民の里】のいにしえの神苑、勇者たちの石像の前にいる神の民から受注できる【クエスト】
【ダブルバングル】を連想させるクエスト名だが、これらはクエスト対象にはなっていない。
 
かつて恋人同士であった伝説の勇者【ローシュ】【セニカ】。お揃いのバングルを着けて永遠の愛を誓ったが、二人は結ばれずに終わったという。
そのことを不憫に思った神の民は、せめて思いだけは成就させてあげたいと、石像に二人が持っていたお揃いのバングルを付けてあげようと思いつく。
しかし悠久の時の中、セニカのバングルは石像にあるが、ローシュのものは失われてしまったという。
神の民は、彼の装備を受け継いだという戦士【ネルセン】の建国した【バンデルフォン王国】、そこに数々の貴重品を収めた迷宮にあるかもしれないと推測を述べる。
  
その推測の通り、【ネルセンの迷宮】【導師の試練】、不屈の迷宮に【ローシュのバングル】が落ちている。
これを回収して神の民に渡すと、二人のバングルは突如共鳴して輝きを放ち、【主人公】の身体へと宿る。
それは勇者ローシュの力が継承された証であった。
 
これがクエスト報酬となり、【大地斬】【海波斬】【空裂斬】【灼熱斬】【閃光斬】【暗黒斬】の6つの勇者剣技が強化される。
具体的には消費MPが16→32へと倍化すると同時に威力も1.8倍にアップする。
さらにPS4版限定の効果として、【勇者のつるぎ】系統でしか使えないという制限が解除され、片手剣ならどれでも使用可能になる。
なお、勇者のつるぎ制限の解除については特にゲーム内では説明されない上に【公式ガイドブック】でも言及されていない。別段PS4版限定にする必然性もないので何らかの不具合でこうなっているだけなのかも知れない。
もしくは、3DS版では属性付き攻撃に関する下方修正が多く入れられている(上述の6つの勇者剣技にも「【ドラゴンキラー】などの特効が乗らない」という弱体化が入っている。その他の特技の修正箇所に関しては【ダメージ限界突破】を参照)のでその調整の一環の可能性も考えられる。
まあ、元々(二刀流の追撃以外は)攻撃力の影響しない特技なので「勇者のつるぎでないと使えない」という制限自体が演出以上の意味は薄いとも言えるが。
 
なおネルセンの迷宮が解放された時点で神の里には直前に行ったばかりなこともあってクエストの出現を見逃しやすいが、導師の試練に行く前に受けておけば手間が省ける。クリアの恩恵は大きいのできちんと受けておこう。

DQ11S

このクエスト自体に何ら変更はないが、これをクリアしてからモード切替を利用して時を遡ると勇者のつるぎを入手する前でも勇者の技が使えるようになる。極端な例では一番最初に戻ることで、母親から勇者であると伝えられる前に【イシのつるぎ】でスライム3匹に向かって勇者の技を見せびらかすことも可能。