概要
踊るような脚さばきで動き、【回避率】を高める特技。
DQ9以降には同種の効果をもつ【タップダンス】や【シャドーステップ】、【アクロバットスター】が登場している。
DQ6、7
6では【武闘家】★4と【踊り子】★2、7では踊り子★5と【スライム(職業)】★3で習得可能。消費MPは0。
使用ターンを含めて2~3ターンの間、敵の通常攻撃や回避可能な特技を1/2の確率で回避できるようになる。
通常攻撃や打撃系の特技だけでなく、【しんくうは】や【やけつくいき】に対しても有効。
しかしいかんせん有効時間が短いのがネック。効果切れの度にいちいち掛け直すのは手間である。
また回避判定のない炎・吹雪系ブレスや、呪文全般に対しては無力。
【一人旅】なら使えないこともないが、あまりに効果が小さく地味である。これを使用する敵は、6では【ガルシア】、【ホラーウォーカー】、7では【パペットマン】だけ。
なお「踊るような足さばき」というだけあってか踊り系の特技に含まれており、【おどりふうじ】を喰らうと使用できなくなる。
【みかわしのふく】や【踊り子】の職業特性と組み合わせれば効果はさらに上がるので、(敵が呪文やブレスを使わない相手ならば)これらと併用するのも効果的。
SFC版では、1/16の確率で敵の打撃攻撃を回避する性能が備わっているテリーにこの特技を使わせることで、打撃中心の敵との戦闘ではかなりの効果を発揮してくれるだろう。
敵の打撃を某ニュータイプの如く片っ端から避けまくる姿は、なかなかに爽快ではある。
DQM、DQM2
【どろにんぎょう】といった一部のモンスターが習得する。
本編では微妙な扱いだったが、【メタル化】によってマダンテと物理攻撃しか使いものにならない通信対戦では、物理攻撃の回避率を高められるこの特技はかなり勝敗を左右する存在になり得た。
相手に【いてつくはどう】を使われると効果が消される特技でもある。
特にAIの仕様を突いて【まねまね】で全体攻撃を封じる戦略があるDQM1の対戦環境では、これが必須クラスの特技となる。
PS版では、この特技を使ったモンスターが物理攻撃を回避すると
ミス! ○○○○は
ながれるように みを かわした!
という専用のメッセージが表示される。
ジョーカー以降は当然踊り系の特技になり、ダンサーなどのスキルで習得可能。消費MP1。効果は本編と大体同じだが呪文や体技などで攻めればよいので地味。とりあえずアンチみかわしアップの影響は受けない。