【やどやにとまると きずが かいふくするだろう。】

Last-modified: 2018-02-12 (月) 11:58:52

概要

【宿屋】の有用性を教えてくれる【NPC】の台詞。
また、【取扱説明書】にも同じ旨の説明が書いてある。
 
宿屋で【HP】【MP】が全快するのはもはやRPGの常識となっているからか、NPCがこの説明をしてくれるのはかなりレアである。
まだRPGというジャンルが浸透していなかった頃に発売されたDQ1と、なぜかDQ4でこの台詞が聞ける。
 
当然ながら、現実世界では宿屋に一晩泊まっただけでキズが回復するなんてことはない。
宿屋が病院を兼ねていると仮定した場合でもそれは同じこと。
宿屋では必ず【ベホマ】を使える人間を雇っているのだろうか?
裏で何か特別なことをしているのか、はたまた主人公達の回復力が異常なのか…それは永遠の謎。

DQ1

【ラダトーム】の王の間にいる兵士から

*「たたかいで きずついたときは
  まちにもどり やどやにとまると
  きずが かいふくするだろう。

と教えてもらえる。
上述の通り、RPGについて右も左もわからないプレイヤーたちが多かった当時では、非常に重要な情報の一つであった。
ちなみに、本作での薬草の値段は24Gと非常に高価で、序盤、【ホイミ】を習得するまでは宿屋に泊まって回復するのが定石となる。

DQ4

すでにRPGに慣れたプレイヤーが多くなった当時に、なぜか唐突にこの台詞が復活した。
 
【バトランド】の兵士が

*「ライアンどの。たたかいで キズついたら
  まちにもどり やどに とまるといい。

と教えてくれる。
 
当たり前すぎる情報のため、「まちのそとにでて あるきつづけると やがて よるになりましょう。」の台詞と共に、4コマ漫画で【衛藤ヒロユキ】のネタにされていた。
これを聞いた【ライアン】は驚愕の表情を見せ、「それは知らなかった。」と言い「何回ぐらい死にましたかな?」と返されている。
 
DQ1の頃は特に突っ込まれなかった台詞がネタになってしまうあたり、如何にRPGというものが市民権を得て、一般に浸透してきたかを窺える一コマといえるだろう。