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【わーい うれしいなあっと!○○○○が帰ってきた!わーい わーい!】

Last-modified: 2016-08-11 (木) 17:01:50

DQ5 Edit

ゲーム中でほぼ同じセリフを二回聞くことになる。
一回目はゲーム開始間もない時期、最初に【サンタローズ】を訪れた際に、教会の【シスター】【パパス】に言う。
こちらは正確には「わ~い パパスさんが帰ってきた! うれしい~! わ~い わ~い!」
この時はなんてことのない、ただ「パパスが慕われている」という状況説明セリフの一つでしかない。
子供のように飛び上がってはしゃぐシスターの姿が若干印象に残るという程度。
 
しかし物語を進め、ついにラスボスであるミルドラースを倒した主人公がサンタローズに寄った際、
シスターは主人公にこの言葉をかけてくれて、同じようにはしゃいでくれるのだ。
ゲーム開始時の父への言葉が、ゲームクリア時の主人公への言葉となる……。
プレイヤーはこの言葉を通して、主人公も偉大な父のような人間になれたのだろうと実感できるのだ。
 
また、この言葉によってサンタローズがプレイヤーにとって「帰る場所」になっていることもわかる。
DQ5は主人公の半生を追う物語だが、サンタローズもまた主人公の激動の人生と同じような変化を見せている。
時間経過によって住人やそのセリフが変わるのはどの町でも同じだが、
一度は焼き討ちされ、それでも長い時を経て復興が始まり…と、
外観からして目に見える形で変化し続けるのはサンタローズだけである。
つまり、プレイヤーはサンタローズを訪れる度に時間の流れを感じずにはいられないのだ。
幼い頃を過ごし、大人になって時間の流れを実感してしまう場所…それすなわち「故郷」ということである。
もちろん他のセリフによってサンタローズが主人公にとっての故郷であることは説明されているが、
プレイヤーも同じように故郷と感じさせるだけの演出が用意されているのだ。
そして最終的に元通りに復興したサンタローズで、シスターが最初と同じように迎えてくれることで、
プレイヤーもまた主人公と共に「長い旅を終えて懐かしの故郷に帰ってきた」と実感できる。
単に「ゲーム開始時の町」というだけではない歴史がこのセリフにこめられている。
 
ただ一つ気になるのはこのシスター、一回目はともかくとして、二回目はかなりお年を召しているはずである。
そのような年齢の人が飛び上がってこんなセリフを言うのは、冷静に考えるとちょっとシュール。
まあ、世界平和というとんでもないお土産まで持って来てくれたら、年甲斐もなくはしゃぐのは当たり前か。
それに幼年時代には主人公(大人)の事も「素敵な人」と言っているし、元々好みのタイプなのだろう。
なお小説版ではパパスに想いを寄せるような描写があるのに対し、主人公(大人)については怪しんでおり、ゲームのような好意は全く見せていない。
ちなみにDS版以降では【デボラ】もつられてはしゃぐ。