【アルミラージ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:07:41

概要

紫色の毛皮を持つ邪悪なウサギの【モンスター】
色違いに【いっかくうさぎ】【ブラバニクイーン】【ゴールデンコーン】がいる。スーパーライトではメタルバニーが登場する。
 
名前の由来は、イスラム系の詩に登場する「アルミラージ(アル・ミラージュ)」という名前の怪物。こちらも額に角を持つ兎の怪物である。原典では獰猛な肉食獣で、大型の動物や人間すらも襲って食い殺すという、非常に恐ろしい怪物らしい。
このあたりを反映してか、「序盤に出てくる意外な強敵」という立ち位置での登場が多い。
 
DQ3発売前は当初「ユニコンラット」という名前で紹介されていたが、2016年に発売された【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】では【鳥山明】が付けた仮名の時点で製品版と同じ「アルミラージ」となっている。そうなるとこの名前から一度「ユニコンラット」にしたが、結局元に戻したことになる。
「ユニコンラビット」ではFC版DQ3における文字数制限(7文字まで)に引っかかってしまうので1文字削ったとも考えられるが、それでもそもそもFCの作品にはメモリの都合上でROMに「ユ」を搭載できなかったためこの名称は使えず、元の名称に戻したとも考えられる。
また、ラットではウサギではなく鼠になってしまうが、前作でもどう見てもネコ科の【サーベルウルフ】の例が有名で、次作では人魚の名前を付けられたタコ孔雀の名前を付けられたドラゴンもいるのでその辺はあまり重要ではないという考え方もできる。

DQ1・2(GB版)

他機種版ともどもゲーム内には登場しないが、何故か【パッケージイラスト】の左上に描かれている。

DQ3

【アリアハン】東部(夜)・【いざないの洞窟】【ロマリア】周辺などに出現。
集団で現れて【ラリホー】を使う知能犯。同時に4体まで現れ、ラリホーで2人以上眠らされることもザラなので、起きているキャラを軸に慎重に行動を考えよう。
【ヒャド】【ギラ】などの呪文を惜しまず使い、素早く倒そう。まだこの時点では【ザメハ】を覚えているはずもないので、主力が眠らされたら【パーティアタック】の使用も視野に入れた方がいい。
この時期はパーティの運の良さの数値が低く、ラリホーの命中率が5割を超えているので、1ターン目に全員が寝かしつけられることもしばしば。起きた側から眠らされて、逃げることもできずに全滅コースまっしぐらになることも多い。全滅とまでいかなくても、後衛が殴られて戦闘不能者を出すことはよくある。
救いは1/4の確率でこいつ自身が逃げ出してくれること。判断力0なのでこちらが弱くても逃げるときは逃げるので、運が良ければ助かるだろう。
しかし、【おばけありくい】あたりとセットで出られるとそれに頼ることさえ難しくなり、一人ずつ順番に抹殺されるのが確実視される。
総じて、いざないの洞窟の脅威の1つである。
 
所持アイテムは序盤の金策に役立つ【かわのぼうし】
だが【おおありくい】と違って「これを狙って最後に倒す」なんてノンキなことは言ってられないだろう。

リメイク版

MPが減ってラリホーを2回しか唱えられなくなったが、そもそも集団で出るのでさほど変わっていない。
ただし、SFC版ではラリホーの命中率が大幅に下がっている他、【とげのむち】などの集団攻撃武器によって数を減らしやすいので、脅威は減っている。
また、攻撃力が【おばけありくい】を逆転する形で強化された。
 
しかし、GBC版では再びラリホーの命中率がFC版並に引き上げられた。
また、地味に判断力が上がっており、ラリホーの無駄打ちもしないし、眠らせた相手を集中的に攻撃する傾向が強い。また、こちらが十分に強くないと全然逃げようともせずに攻撃してくる。
しかも、HPが必ず最大値で登場するようになって倒しづらくなった上、サイズの関係でFC版よりも一度に出られる数が多い。
SFC版の感覚で油断しているとあっさり全滅させられることも。
スマホ版ではパーティアタックができないのでラリホー対策がさらに困難になった。
 
【格闘場】では【ポイズントード】【まほうつかい】【キャタピラー】と対決するカードと、まほうつかい2体と対決するカードと、こいつが4匹登場するカードの3つが存在。
1つ目はキャタピラーが強すぎて2回のラリホーを首尾よくキャタピラ―に打って全員が示し合わせたように総攻撃でもしない限り勝てないので賭けない方がいい。万一キャタピラーを倒した場合、ほぼ確実にラリホー(とまほうつかいのメラ)は玉切れしているはずなので、ポイズントードには若干不利、まほうつかいなら有利といったところ。
2つ目は攻撃力はあっても耐久力がまほうつかいより低いのでやられやすいが、実力差はほぼなく矛先次第なので勝率はどれも大して変わらない。倍率も一番高いので賭けてみるのも悪くない。
3つ目は実力に差がない為純粋なくじ引き。ラリホーによる華麗な逆転劇が頻発するので同種勝負の中では盛り上がる方。当たり1/4に対して5倍の配当なので賭けとしても歩は悪くない、倍率の高い方に賭けるのがセオリー。
しかし勝率はどうやっても25%なので、元手の少ないときはこの対戦カードが表示された際には無視してもっと手堅く勝てる別の試合に切り替えた方が良いだろう。(【テンタクルス】×3も同様)

ゲームブック版

ロマリアから【アッサラーム】に向かう道程で出現。出会った時にはウサギのダンスを踊っている。
倒した後はさらに【アニマルゾンビ】となって襲いかかってくる。兎から犬に変化した希有な例。

小説版

【いざないの洞窟】へ向かおうとするパーティに襲いかかった。
なぜか名前が「アルミラージ『ュ』」と表記されている。由来としては間違ってはいない。

DQ5

幼年時代の【ラインハット】周辺と【氷の館】、青年時代の【サンタローズの洞窟】に出現。
他の氷の館初登場組が幼年時代で絶滅する中、しぶとく青年時代を生き延びている。
【ラリホー】は使わなくなり、攻撃パターンは【きあいため】と突進のみのパワータイプのモンスターになった。通常攻撃は行わない。
【回避率】が1/16あり、たまに物理攻撃をかわされる。
2つの行動をグループローテーションで交互に行うため、要するに基本的に2匹に1匹しか攻撃してこない。
ローテーション次第では2ターン続けて深呼吸するだけのときもあり、総じて攻撃性が低い。
突進はダメージ1.5倍の【強化攻撃】だが、攻撃力は25と低めなので、防具さえ整えておけば一発一発はそこまで強烈なダメージにはならない。特に【妖精の村】で防具を整えた主人公にはほとんどダメージが通らない。
そして、仮に5匹グループでも最初のターンに攻撃してくるのは2匹のみ。
少なくとも気合の入った突進が来る可能性があるのは2ターン目以降となる。
確率はかなり低いが、運悪く5匹グループに【不意打ち】されると2ターン目に5匹中3匹が気合の入った突進をしてくる。
気合いが入っていると3倍ダメージ攻撃ということになる。
さすがにこれで運悪く後列の【ベラ】が連続で狙われるとちょっと危ないかもしれない。
ただし、これはあくまでも不運が重なった場合の話であり、不意打ちで言うなら【カパーラナーガ】【つめたいいき】【ドラキーマ】【ラリホー】の方がはるかに怖い。
こいつに苦戦しているようでは氷の館の攻略はおぼつかないだろう。
 
氷の館に登場するせいか風や冷気には滅法強いが、逆に炎には弱いので【ギラ】【イオ】が有効。
そこまで脅威と言うわけではないが、ボス戦が控えているからと言って下手にMPをケチるとかえって回復用のMPが嵩むので、場合によってはベラのギラを交えて一気に片をつけた方がよい。
 
所持アイテムは【けがわのフード】で、ドロップ率は1/64。

リメイク版

リメイクに際して大きく印象の変わったモンスターの1体。
まず、SFC版で5匹組までだった出現数が、PS2版では7匹、DS版でも6匹に引き上げられた。
さらに、素早さが17→21に微妙に引き上げられたことで、ちょうど主人公が先攻しづらい値になっており、ブーメランを投げる前に半数以上から攻撃されることが多々ある。
それだけならまだしも、リメイク版では【ベラ】に作戦指示もできず、任意でギラも撃てなくなったせいで、大集団による一斉攻撃を防ぐ手立てがない。
地味ながら攻撃力も25→27に増えており、かわいい見た目に反して意外に厄介な強敵と化した。
こいつに限らず、妖精の世界は敵のパラメータ(特に素早さ)の絶妙な強化と、味方の行動パターンのポンコツ化が組み合わさって、難易度がかなり上がっている。
 
DS版では強化攻撃が削除され、突進の1.5倍ダメージが無くなったので多少弱体化した。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】No.013。
配信石版【けものたちの森】【番人がまもる森】に登場し、DQ8に引き続き再登場を果たす。
ステータスはDQ5のものがベースとなっており、特技はDQ3からラリホーと、DQ8から気合ためといういいとこ取り状態。とはいえこの石版に挑むならこちらの戦力も揃っているだろうし苦戦する要素はない。
風や氷耐性などは高いままなので、物理攻撃や炎系の攻撃で倒そう。落とすアイテムはけがわのフード。

DQ8

パワータイプの方向でさらに強化された。
主に【リーザス地方】【ポルトリンク】周辺に現れる。
 
他の敵のHPと攻撃力がそれぞれ25くらいの段階で、HP42、攻撃力34を誇る強敵。
受けるダメージが大きい上にHPが高いので中々倒せず、その間にも容赦なく攻撃してきてこちらを窮地に追い込んでくる鬼畜。
その上ただでさえ大きいダメージを、テンションを上げてさらに強化してくる。ついでに【テンション下げ攻撃】も使う。テンションを上げる戦法を取っている人は注意。
素早さも高く、他の敵は13前後なのだがコイツは26もある。高確率で先手を奪われると思って間違いない。
テンションを上げた個体を優先して狙おうにも、先に動かれて結局テンション攻撃を食らってしまう可能性が高い。
あと一撃で倒せると思って攻撃しても、逆に高威力の先制攻撃を受けてこちらが撃沈…ということもよくある。単なるウサギだと侮ると非常に危険。
場合によっては【ぼうぎょ】も有効活用し、とにかく回復は早めに行おう。
出現率も高く、割と嫌なモンスターとしての認識が多いが、経験値も多く1匹で30(リメイクでは35)も貰える。【オセアーノン】戦前の修業には良い相手だろう。
 
忘れたころに【アスカンタ国領】の森にも出てくるが、さすがにこのころになると相手にもならない。
【異変後】には出現率・出現範囲が激減し、リーザス地方の森の中で僅かしか現れなくなる。
終盤で狙うならポルトリンク周辺の森の中で2~3匹のグループで現れる為、そこが比較的狩りやすい。
単純な出現率ではリーザス村近辺の森の方が若干高いものの、あそこでは1匹ずつしか現れないので効率が悪い。
夜間は余計に出現率が低くなるので、出来るだけ昼間に狙おう。
通常枠で【やくそう】、レア枠で【うさぎのしっぽ】を落とす。確率は両方共1/32。
 
【討伐モンスターリスト】ではアクションの中に普段の戦闘では見られない「空中で回転するモーション」が存在する。まさか当初は(過去のこいつのイメージから)ラリホーでも実装される予定だったのだろうか?
もしラリホーが実装されていたら、眠らされた所にテンション上げからの大ダメージを受けて文字通りの永眠→全滅…なんて可能性もあり得るし、更に序盤における危険度が増していたかもしれない…。
 
3DS版では【スカウトモンスター】として【ミラージ】が追加された。

DQ10オフライン

【レーナム緑野】【オルフェア地方東】【キリカ草原】に生息。
あいかわらずテンションをためるほか、怒り状態では超ちからためを使うので注意。
たまにラリホーを唱えてくるが単体対象であり、複数人が眠らされて困るような展開はほとんどない。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【うさぎのおまもり】
転生モンスターに【ゴールデンコーン】がいる。
クエスト【旅芸人の弟子】では条件付きの討伐対象となる(DQ10オンラインでの対象は【だいおうキッズ】)。

Ver.2

【スレア海岸】にも生息。

DQ10オンライン

サービス初期にはうさぎのおまもり目当てに狩られ、【アルミラージ道場】と呼ばれた。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

過去作に比べてかなり登場が遅く、【メダチャット地方】に登場。ラリホーやちからためをしてくる。こちらが強いと逃げることも。
ドロップアイテムは 【まじゅうのツノ】、レアが【うさぎのしっぽ】
下位種のいっかくウサギと比べると集団で現れることが多いため、【スーパールーレット】の絶好のターゲットとなっており、転生モンスターの【ゴールデンコーン】狙いも兼ねて狩られることもしばしばある。

邪ver

【ユグノア地方】【怪鳥の幽谷】に登場。2Dモードでは【名もなき地】【デルカダール城下町】南東)にも出現する。
ラリホーが【ラリホーマ】にパワーアップしているため、眠り対策をしていない場合は稀に思わぬ苦戦を強いられることも。
ユグノア地方では同地域に出現するようになった【ライオンヘッド】から逃げていることもある。まさに弱肉強食。

DQM1・DQM2

特技はラリホー、【すてみ】【ちからをためる】。DQ3とDQ5の特徴を足した感じか。
獣系×ドラゴン系の基本配合で生まれるが、ドラゴンの要素が角しかない。さらにドラゴン系を配合すると【キラーエイプ】になる。
中盤以降HPが伸びるが、肝心の攻撃力がイマイチ。耐性も最低レベルで、こちらのラリホーに無耐性だったりする。
スライム系を血統にして配合すると【スライムファング】を生み出せるので、攻撃力に不満があるなら素材にして生まれ変わらせるのもよい。
本編と比べても結構な地味モンスターだったが、愛らしい見た目とラリホーの一芸もあってか、その後のモンスターズシリーズに皆勤を果たしている。
PS版DQM2では「バニーのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界に【ミルラ】という個体が登場する。

キャラバンハート

ロンダルキアの洞窟に出現し、ラリホーマを使う。はぐれメタルと同じフロアに出るので印象に残る。

ジョーカー1

こちらにも引き続き登場。自然系のEランク。
野生個体はデオドラン島に出現し、成長が早く【テンションアップ】の特性を持つので序~中盤のスカウト、アタッカー役として優秀。【サンドロ島】産の【キメラ】を素材に使って適当に配合するだけで用意できるため、調達も非常に楽。
また【しっぷうづき】を覚えられる【けものみち】のスキルを持つため、序盤のメタル狩りにも使える。

ジョーカー2

【雪山】に生息。寒冷地が好きなようだ。
普段は雪の中に潜み、近づくと飛びかかって襲い掛かってくる。だがよく見ると飛び出しているツノが見えるので、それを目印に避けたいところ。
特性は新たに【デインブレイク】を得た。
 
スカウト役として優秀なのは変わらないため、配合で攻撃アップ系のスキルを受け継がせればかなり優秀。プリズニャンに適当な低ランクを配合すれば簡単に生まれる。
【カバシラー】先生に「しっぷう突き」を覚えさせるのにも利用されることがあるが、同じ雪山に出現する【おおきづち】から【ブラウニー】経由で【バウンティハンター】を継承させた方がメタルキラーとしては優秀。

ジョーカー2プロ

自然系のDランクにアップ。
強化で【きょうせんし】、最強化で【ザキ攻撃】を習得。
ツノつながりで【いっかくりゅう】に適当な自然系を配合することでも生まれる。

テリワン3D

Eランクに降格。
野生個体はきょじんの扉に出現。土の中に埋まってじっとしているが、【テリー】が近づくとぴょんぴょん跳ねて追いかけてくる。
特性は【スタンダードボディ】【テンションアップ】【デインブレイク】、+25でジャミングブレイク、+50で【ザキ攻撃】。今回も序盤のスカウト要員として役に立ってくれるだろう。
いっかく竜と適当な自然系を配合することで作れるのは変わらず。
邪悪なウサギなのに悪魔系はいらない。…が、位階配合で作るとなると、おおきづちとベビーサタン等の組み合わせになるので全く不要でもなかったりする。

イルルカ

野生個体はイーストリア周辺に出現。倒しまくるとDQ10同様ゴールデンコーンが出現する。
 
テンションを全員ためることができるようになったため、テンションアップの特性は【ねむり攻撃】になった。
【新生配合】【いきなりテンション】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【ねむりブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにまもりの霧】を習得。
かつてラリホーをやたらとかけてきたためだろうか、眠りに関する特性を備える。

ジョーカー3

いっかくウサギの下位種になり、魔獣系のFランクに下がった。
【静寂の草原】でスライムと一緒にいる最序盤のモンスター。時々ウインクしながら耳を掻いていて可愛らしい。
やはり攻撃力の伸びが良く、肉弾戦で大活躍してくれる。眠り攻撃を持っていて、さらに今作で眠りブレイクが加わったことでより敵を眠らせやすくなった。
スライムの次はこいつをスカウトしておくとこの後の冒険が楽になる。
 
特性は【スモールボディ】、ねむり攻撃、ねむりブレイク、+25で【風ブレイク】、+50で【スヤスヤボディ】
【超生配合】でいきなりテンション、メガボディ化でAI1~2回行動、ギガボディ化で【ジャミングブレイク】、超ギガボディ化で【いてつくはどう】を習得。
スキルは【ビーストフォース】
【物質系】との配合でいっかくうさぎを作ることができる。

ジョーカー3プロ

ラミたと名付けた個体をチウに見せると仲間になってくれる。
マリべえドナドナでもいい。
無印版でこいつのいた場所には【ズッキーニャ】が出現するようになったため、出現場所が【時空の裂け目】に変わったので注意。
 
合体特性は【背水の陣】、合体特技は【闘魔爆炎斬】

DQM3

魔獣系のEランク。今作ではいっかくうさぎの上位種に返り咲いた。
野生では出現せず、いっかくうさぎと【ゆめにゅうどう】の特殊配合で生み出せる。
特性は【ねむりブレイク大】【こんらんブレイク大】(Lv20)、【ねむり攻撃】(Lv40)、【1~2回行動】(Lサイズ)、【こんらん攻撃】(Lサイズ)、【全体攻撃】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ジャマ-】?
 
【ジャングラー】と配合すると【スライムファング】に、【シャドーサタン】と配合するとブラバニクイーンにランクアップする。
 
見て分かる通り、特性に一切の無駄がない。
特にLサイズにすると通常攻撃をしているだけで相手に眠りや混乱をばらまくことができる恐るべきモンスターと化し、通信対戦で大流行した。
特技を積む必要がないため、【ウルトラガードSP】などの耐性アップスキルをたくさん積みやすく、生き残りやすいのも強い。
対抗手段として【しっぺがえし(特性)】を持つ【スピンスライム】【きょうせんし】を持つベビーパンサーなどこいつをメタることのできるモンスターがしばしば使われた。

バトルロード2レジェンド

第一章「よみがえる伝説」から登場したモンスター。
ステータスはHP:553 ちから:84 かしこさ:70 みのまもり:38 すばやさ:87。
技は「1000万ボルト」と「デイン」。
前者は角に電撃をまとい、相手単体に放電させ、たまに相手をマヒさせる。
角を刺しているが打撃属性が入ってないので、打撃耐性のあるモンスターにも効果的だ。
後者は他のモンスター同様の雷呪文。確実にダメージを与えたいならこちらで。
また、勇者と組むことで、1000万ボルトが「きゅうしょ突き」になる。
こちらは角を巨大化させて敵単体を攻撃し、相手のHP相当か一桁代のダメージを与えるギャンブル性の強い技。
痛恨の一撃との違いは、【メタルキングのたて】では防げないが、【セラフィムのローブ】を装備されると必ず一桁代のダメージになってしまうことか。
 
付録の【モリーセレクション】では、きゅうしょ突きを【ごろつき】の股間にヒットしているという、何とも痛々しいイラストになっている。
 
基本的に雷専門なので、雷が弱点のモンスターを相手にする時に使おう。

モンパレ

魔獣系…ではなく今作ではしぜん系として登場。ランクはE。
ラリホーやためるすら覚えておらず初期とくぎはなし、ステータスもHPがやや高い以外はどれも平均的で随分と無個性なモンスターになってしまった。
下位種のいっかくウサギの方はSSランクの実装があったりとまだ優遇されていた感がある。

ビルダーズ1

2章以外に登場する。
いっかくうさぎ同様、力をためてからの突進を行うが、ブロックに激突するとツノが刺さってしばらく抜けなくなるのでその隙に攻撃しよう。
ドロップは【上質な毛皮】【生肉】
 
一章では緑の旅の扉の先に登場、毛皮は一章最強の【はがねのよろい】の素材となる。
 
3章の拠点付近のバリケードの先と青のとびらの先に登場する大型種はドロップアイテムが他と異なり、【ぶあつい肉】のみを落とす。また、大型種はこちらを発見すると襲ってくる。【溶岩ステーキ】を作るクエストがあるので一体は倒す必要があるが、優秀な食べ物なのでたくさん狩って作ってみるのも良い。
旅のとびら・赤の先に出てくる個体は1章のものと同じ。3章では上質な毛皮に使い道が無いので、ぶっちゃけ無視してもいい。
 
終章の砂漠地帯に出現するものは呪いが強い地にいるせいか、生肉を落とさず食用にはならない。
しかし、上質な毛皮は【ひかりのよろい】の素材になるのでちゃんと倒しておこう。
 
上等な毛皮に食用の肉と人間達にとっては家畜にしたいほど便利な魔物である。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】【チャポチャポ島】に登場。ムーンブルク編では【獣魔兵団】の一員で、真っ先に突撃してくる鉄砲弾的な存在。
今作はモンスターを仲間にできるようになったのだが…アルミラージは残念ながら仲間にならない
ドロップも毛皮ではなくわたになったが、綿の入手方法は限られている上に、犬や猫の幸福度上昇のために大量の生肉が必要になるため、今日も今日とてウサギ狩りがはかどるのであった。

ライバルズ

ベーシックカードとして実装された。レアリティはノーマル。

4/3/3
速攻

いっかくウサギと同じく速攻を持つカード。コストは高いが攻撃力はいっかくウサギより1だけ高くHPは3あるためユニットに突撃させても攻撃力が低いユニットなら生き残る。

ウォーク

メインストーリー2章8話、2章9話などに出現。ラリホーやちからため(1.5倍)、超ちからため(2.0倍)を使う。
こころの色は青でコストは27。グレードSでラリホーを覚える。

タクト

2020年9月25日開催の「ドラゴンクエストIIIイベント」にて、
魔獣系Eランク、ぼうがいタイプで登場。
使用とくぎは【ラリホー】/【かまいたち】
本作ではラリホー使いというだけで一定の評価が得られるので、低ランクでは優秀な部類に入る。

ダイの大冒険

【チウ】【獣王遊撃隊】6号として登場。名前はラミた。
活躍のシーンはほぼ無いが、よく見ると集中アタックをしてる時に角が【さまようよろい】を貫いている。攻撃力は見かけより高いのかもしれない。
ゲームの前傾姿勢とは違い直立姿勢が多いせいか、より本物のうさぎに近づいて見える。