【アンチョビサンド】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:57:38

DQ7

本作にやたら多い食べ物アイテムの1つ。
アンチョビは本来カタクチイワシの仲間全般を指す言葉だが、日本ではその小魚を塩漬け発酵させてオリーブオイルに浸けた保存食の商品名であることが多い。日本風に言えば「イワシの塩辛」みたいになるだろうか。
単純なイワシサンドでないあたり、アンチョビにして味わいと保存を利かせたという所か。
 
食べ物アイテムはスタート地点の【フィッシュベル】の村でこれと、【アミットせんべい】【アミットまんじゅう】の三つも出てくる。アンチョビサンドは母【マーレ】の得意料理ということで、主人公にとっては特に馴染み深いであろう一品。
 
ちなみに公式ガイドブック下巻に載っているアンチョビサンドには野菜がぎっしり詰め込まれており、栄養バランスは良さそうだが味はクセがあるとの事。現実世界でも苦手な人が少なくなく、塩漬け+発酵食品なので仕方のないことか。
しかし漁師の間では人気で、父【ボルカノ】の好物でもあるらしい。結構しょっぱいアンチョビだが、肉体労働者である彼らにとってはその塩気こそがちょうど良いということなのだろうか?
流した汗を塩のナトリウムで補い、野菜もぎっしり入ってるためビタミンなども栄養面もきっちりカバーできている。
 
なおその公式ガイド、よりによってすぐ上に馬糞が載っているという何とも残念な光景が……。悲運な偶然とはいえ、何とか配慮できなかったものか。
 
ストーリーの冒頭でボルカノに届けてくれと頼まれるが、ボルカノに話さずに船に入るとそのまま持ち逃げ可能。後で叱られることもない。
DISC2でも同じことが可能なので、計2個手に入れることができる。
エンディングでもう1個手に入るもののセーブ出来ないのでこちらは流石に手元に残せない。残念。
 
戦闘中に使うと魔物が喜んで食べるが、ただ食い逃げされるだけで【ほねつきにく】の様な効果はない。 
袋の中に入れてずっと持ち歩いていても腐らない謎の食材で、しかも使ってもなぜか無くならない謎の多い食べ物である。
腐らないのは【おべんとう】やほねつきにくなど食べ物アイテム全般にも言えるが、使っても無くならないのはこれだけである。
少しずつちぎって食べる(与える)のだろうか?
 
なお、現実世界でも何人かのドラクエファン有志がこのアンチョビサンドの実製作を試みており、インターネット上にも写真付きでレシピ等が紹介されている。さすがにアンチョビだけを挟むのは見た目映えせずレシピとしても雑になるためか、各位様々な工夫を試みているようだ。
昔はアンチョビといってもなかなか日本では見かけないものだったが、今はスーパーで瓶詰・缶詰で売られていることもあり比較的入手は楽になった。
保存食調理のレパートリーを増やすため、挑んでみるのも一興だろう。
但し前述のようにクセがあり、苦手な人もいる点は注意。
DQ7の4コマの6巻の【野原すずかけ】の楽屋裏にも作り方が載っているため、これを参考にするのもよい。
なお、6巻には「3巻にアンチョビサンド大失敗談を書いたところ…」と書かれているが、実際に失敗談が載っているのは3巻ではなく4巻なので注意。
これでは、この文言自体が失敗談である。

リメイク版

冒頭で貰えるものとエンディングで貰えるものは没収されてしまうが、第3章で貰えるものだけは手元に残せる。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.296
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクションどうぐ
標準価格38,000G