【アンデッドガーデン】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:22:56

概要

DQMJ3にて、レジスタンスがかつて利用していたアジトの【廃墟】
元は大聖堂として建設されたようだ。
【強奪王ブンドルド】に乗っ取られ根城にされていた。

DQMJ3、DQMJ3P

【歓楽の霊道】を参照。

ライバルズ

真1弾「英雄たちの凱旋」で実装された建物。魔剣士専用のレアカード。

コスト1/耐久値1
ダンジョン(耐久値15で踏破)
味方ユニットが死亡する度 耐久値+1
自分の最大MPが10以上なら代わりに耐久値+2
踏破時:自分の最大MPが15になる カードを2枚引く

今作で初登場した「ダンジョン」カテゴリの建物で、「味方が死ぬことによって強力な効果を得る」「MPをブーストする」という魔剣士の特徴に合った建物。それまで最大10だったMP上限を突破するという唯一無二の効果を持つ。
元は、「耐久値13で踏破でき、またカウントも最大MP8以上で倍溜まる」という効果だった。
事前の予想では、踏破のためにはたくさんの低コストユニットが必要だが、踏破後は高コストのユニットを複数必要とするためどっちつかずになるのではないかと言われ、評価は芳しいものではなかった。
だが、蓋を開けてみれば、

・どくあおむし、プチターク等の低コストで召喚時効果の優秀なものが複数おり、死なせるユニットに不自由しない
・ピサロの手先、牧場などを使い1回で複数のユニットを死亡させることができる
・オニムカデ、地獄への生贄、超スーパーカーなどドローソースも充実しており踏破時にも複数ドローできる
・序盤手札が事故っていても、ビルドのレベル1、レベル2があるおかげでさほど動きに不自由しない
・闇への供物、死者の魂などでMPをブーストすれば早期にカウントアップを図れる

など様々な強いシナジー要素が多数あり、7、8ターンぐらいに踏破しては【エビルプリースト】をはじめとする強力なフィニッシャーたちに早期につなげていくことで30.1%もの圧倒的な使用率と、それにもかかわらず54.4%もの高い勝率を誇った。
特にエビプリと【サマルトリアの王子】を組み合わせることで「変身した瞬間炎を吐き、敵ユニットを破壊しつつリーダーに11ダメージを与える」という極悪ムーブは超強力だった。【トーマ】でさらに炎を吐いたり同時に出した魔王を守ったりなどと、魔剣士の高コストカード同士でシナジーを作りやすくなるのも強力。
一番の不安定要素は、英雄ビルドのレベル1スキルでこれを確定でサーチできないことであり(それでもマリガン込みならそれなりの確率で引けるしその後も早めに引ける確率は高くなるが)、特にミラーマッチで自分だけサーチに失敗すると非常に辛い展開になっていた。
だがこれはミラーマッチの相手や、同じく強烈だった「不思議のダンジョントルネコ」も抱えている問題であり、また100%サーチのオニムカデを採用することである程度はリカバーもできるため、結局は他の大多数のデッキよりも高いデッキパワーを誇ったのである。
建物軸のデッキばかりが使われるということは当然英雄はビルド以外採用の余地がなく、サマルトリア以外の新英雄の【ローレシアの王子】【ムーンブルクの王女】すらほとんど使われないのは面白みにも新鮮味にも欠けているし、マッチングすれば相手もダンジョントルネコorガーデンピサロばかり、ではさすがにゲームとしては問題がある、ということで大量の建物関連カードと一緒に弱体化された。
これによってより専門的なデッキを作らないと踏破がかなり難しくなり、採用率は大きく低下、ガーデンピサロの時代は終わりを告げた。
後のソロバトルアドベンチャーのボスの多くが最初から設置していたものの、高難易度になればなるほど「敵の火力が高すぎて15カウントが進むより先に大抵こっちが死ぬ」「盤面は除去よりロックした方が楽で確実」等の理由であまり機能していなかった。大量の勇者カードで正面から殴り合う場合はなかなか厄介。