【アントベア】

Last-modified: 2024-03-29 (金) 08:58:40

概要

DQ3やモンスターズに登場するアリクイ型のモンスター。
色違いに【おおありくい】【おばけありくい】がいる。体色は青。
日本人の感覚では熊みたいに大きなアリクイとか思うかも知れないが、英語圏ではオオアリクイのことをアントベアと呼ぶのでそのままである。つまり最下位と最上位が全く同じ名前という珍事になっている。
 
本編ではパッとしなかったが、モンスターズではなぜかこいつが系統代表になっている。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】掲載の原画では、鳥山の筆により「アリクイン」という名が付けられている。

DQ3

系統最上位種として登場。
主に【バハラタ】地方や【ダーマ】地方、【ちきゅうのへそ】に出現する。最も出現頻度が高いのはバハラタ周辺。

下位種とは大きく差を開けてパワーアップし、あの【あばれザル】を軽く凌駕するほどの戦闘力を身につけており、その小さな身体とは裏腹に攻撃力とHPが高い。
が、他の能力はパッとしない。特に素早さはおばけありくいと据置きの10と低いので、こちらが先手を取りやすい。
攻撃手段も下位種の2体と同様に、物理攻撃のみでストレートに力で押してくるのみ。
ただし、4匹組で出ることが多く余計な小細工がない分強烈な攻撃なので、こいつの通常攻撃には注意して素早く対処した方が良いだろう。
また、【判断力】が低く、後列にも等確率で攻撃してくる点にも注意が必要。
ラリホーは効果が薄いが、マヌーサが比較的有効なので活用しよう。
攻撃呪文を使うのであればヒャド系、バギ系なら確実に効く。
4匹組で現れたら【ベギラマ】を使っても良いが、弱耐性を持っていて3割程度は効かないことがあるので注意。
また、効いたとしてもHP的に削り切れないことも。
 
地球のへそではしばしばメタルスライムと共に出現するので、混乱させてやるとメタルスライムをだいたい一撃で殴り殺してくれる。
ただし、このダンジョンは普通は回復呪文やリレミトを持たないキャラで攻略することはなく、勇者か賢者で行くのでまずメダパニを覚えていることなどないだろう。道具欄の空きの関係で【どくがのこな】を持ち込むというのもあまり現実的ではない。
リメイク版であれば【ふくろ】があるので薬草を大量に持って魔法使いで攻略することも可能だし、メダパニ未習得でも毒蛾の粉の持ち込みで対応することが比較的容易になった。
落とすアイテムは【てつのやり】

リメイク版

攻撃力が69から75に上がった。
FC版の攻略本では「バハラタ地方の随一の力持ち」と書かれていたが、その異名をさらに確かなものにした。
一方で複数攻撃武器が登場したことでベギラマ+複数武器攻撃の合わせ技で一掃しやすくはなっている。

DQM1・DQM2

獣系として登場。
開始直後に登場し、HPは低いがかなり力が強く、最序盤の戦力としてお勧め。またHPが低いといっても守備力は結構あるのでそれほど脆さは感じないだろう。成長速度も平均的で育てるには苦労しない。
1では【たびだちのとびら】【まもりのとびら】【まちびとのとびら】とあっちこっちに出てくる。
2でも比較的序盤の【水の世界】のフィールドに出現する。
肉を与えなくても、根気良く倒し続ければ仲間になるかもしれない。
配合では【ミノーン】×ドラゴン系の組み合わせで誕生する。
1で最初のボスであるホイミンに挑む場合、【ドラキー】とこれを仲間にして3匹パーティを組んで行くと非常に楽。
習得する特技は【メタルぎり】【しっぷうづき】【なめまわし】
ただし野生のものを捕獲した場合、攻撃力以外の能力値が微妙に足りず、レベル20近くまで特技を覚えてくれない。
普通はそこまで育てる前に配合してしまうだろうが・・・まあこいつ自身の特技はめぼしいものは特に無いし、序盤では攻撃力の高さから攻撃メインになりがちなので、さほど問題にはならないだろうけど。
悪魔系と配合して【グリズリー】にすると、バカみたいに高い攻撃力でしばらく無双できる。
GB版1ではアントベアを利用する特殊配合はない(上記のグリズリーは獣系×悪魔系の基本配合)。
2及びPS版1では【キラーグース】相手だと【アロードッグ】が、【エビルポスト】相手だと【ベロゴン】が誕生する。
どういう訳か、獣系オンリーの【格闘場右のとびら】には出現しない。同じ序盤に出てくる【スライム】【ドラキー】はそれぞれ【しはいのとびら】【あやつりのとびら】に出てくるのに…設定ミスだろうか?

テリワン3D

魔獣系Fランク。魔獣系では【ももんじゃ】【いたずらもぐら】に次いで位階が低い。
オリジナル版と同じく旅立ちの扉に生息している。大体の人が記念すべき1匹目の仲間にスカウトすることになるだろう。
特性は【スタンダードボディ】【イオ系のコツ】【ねがえり】【ギャンブルカウンター】(+25以上)、【どくどくボディ】(+50以上)。
能力上限はHPがやたらと高くなり攻撃も高めだが他はパッとしない数値。見事に原作通り。
マインド、麻痺、混乱が半減と状態異常の耐性が妙に高い。
ねがえりを持つため【ウトウト】の付くスキルを遠慮なくつけられるのが強み。
高いHPを活かせる【HPバブル】とイオ属性の【がんせきおとし】を覚える【ブオーン(スキル)】【空裂斬】を覚える【じげんりゅう(スキル)】は特に相性がいい。

イルルカ

魔獣系Fランク。位階もテリワンと全く同じ。
オリジナル版と異なり野生では生息していない。
特性は前作と同じものに加えて【新生配合】【マインドブレイク】、メガボディ化で【AI2~3回行動】、ギガボディ化で【ショック攻撃】が付く。
 
まめちしきには「背中に無数のトゲを持つアリクイのような魔物」とある。それ、ハリネズミやヤマアラシみたいなトゲだったのか……。

DQM3

魔獣系ランクG。
野生では【人間界】【覇王城の魔界】初級のいずれも冬に出現。
ドロップアイテムは【やくそう】、レアドロップは【ちからのたね】
【おおねずみ】【はじけドーラ】の特殊配合で生まれる。
 
特性は【休みブレイク大】【メタルハンター】(Lv20)、【ショック攻撃】(Lv40)
Lサイズ化で【1~3回行動】【きょうせんし】【いきなりバイキルト】(Lv60)。
所持スキルは【ちからもち】
 
【スライム】との配合で【ジャングラー】【オーガー】との配合で【グリズリー】が生まれる。

ライバルズ

第3弾「不死鳥と大地の鳴動」で実装された共通のカード。レアリティはレア。

1/1/2
召喚時:味方リーダーのテンションを1消費する
消費した後+1/+1を得る

後攻プレイヤーなら最初からテンションが2つ溜まっているので初手で引けたならいきなり2/3を置くことが出来る。その場合【モーモン】などと戦闘で有利トレードができる。

第6弾では【少年テリー】の効果で変更されるテンションスキル「モンスターマスター」の効果で「豪腕王 アントン」が召喚されることがある。レア度はスーパーレア。

3/2/3
絶好調 貫通 におうだち
このユニットが絶好調状態なら攻撃力+2を得る

攻撃する前のステータスは4/3であり、壁としては攻撃力が高く攻撃してきた相手にとっては痛い反撃になる。また自身も貫通を持っているため攻撃させても優秀なユニットだった。
実装当時はHPが4もあり、魔法使いや戦士のテンションスキルだけでは処理できず倒しづらかったが、後の調整で弱体化されてしまった。