【ウィンドウカラー】

Last-modified: 2024-03-26 (火) 12:24:21

解説

【ウィンドウ】の枠や文字の色。と言ってもウィンドウ枠の色が変わるのはFC作品と3DS版DQ8、キャラバンハートに限られ、他の作品は文字色だけが変わる。さらに近年の作品はウィンドウ外にステータスが表示されたりするので、この頁名はもはや現状に則しているとは言い難いかもしれない。
 
通常は白だが、仲間の状態(【瀕死】【死亡】)によって変わる。
色数の関係上、GB作品には採用されていない(常時白背景に黒文字)。
 
FCやMSX/MSX2の作品は、誰かが瀕死や死亡状態になるとウィンドウの文字と枠全体の色が変わる。
使用可能色数の制限のため、海岸線や噴水など白のカラーが使われている場所が、ウィンドウカラーと同期している。特に、DQ2では【モンスター】の色にも反映されるので、【ハーゴン】や配下の神官たちがオレンジに染まる。仲間が死んでいるときに噴水がオレンジに染まるのを見ると、結構怖い。また、毒の沼地やバリアなどで即死した時は色が変化しないこともある。
色については、DQ1では瀕死でオレンジになるのみ。また、竜王の勧誘に乗り、世界の半分を貰ってバッドエンディングを迎えた場合もオレンジ色になる。DQ2からは瀕死と死亡の2段階になり、さらにDQ3・DQ4では夜になると青に、瀕死の時は緑に変化する。
このうちFC版DQ3における死亡のオレンジは他作品よりも黄色みが強い。ブラウン管テレビでは赤の画素(ビーム)が劣化しやすかったこともあり、相対的に黄色と認識されることもあったが、最近のテレビで見るとオレンジであることが分かる。
なお優先順位は死亡→瀕死→夜の順。DQ4では【馬車】の中にいるキャラの状態は関係なく、バトルメンバーの状態のみが反映される。
FC版のDQ3では【ラナルータ】を使って昼夜を転換すると、死者や瀕死者がいても昼は白、夜は青といった健全な色に戻る。ただ敵とエンカウントしたり町などに入ったり宿屋に泊まったりすると、本来の色に戻るので本当に一時的なものにすぎないが。
【ランシールバグ】のセーブデータ異常ではウィンドウカラーが白に固定される挙動も知られる。
その場合もラナルータなどで本来の色になる場合があるが、やはり一時的なもので、場面が変わればすぐ白に戻る。
DQ4になるとダンジョンでは夜間でも青にはならず白が使われるようになったが、当然ながら瀕死や死亡時の色は反映される。
カジノも同様だが、FC版DQ4の後期ROM(EFC-D4-1 PRG)ではカジノで瀕死・死亡の色が反映されなくなり、常に白の表示になった。
またフィールドで昼と夜の変わり目の短い時間帯には、青と白の中間的な、薄暗い水色になることもある。
 
リメイク版を含めたSFC以降の作品では、瀕死または死亡状態のキャラクターに関する文字の色だけが変わるようになった。HPやMPだけでなく、キャラ選択リストの名前表示にも適用される。
DQ8とDQ9では表示がHP25%以下、HP8%以下、死亡の3段階になった。DQ9ではこの表示色が変化している状態での行動を求められるクエストがある。
なお3DS版DQ8ではそのキャラのウィンドウ枠の色も文字とともに変化する。
 
DQ10からは色が変わる条件が変更され、HPが50%以下、25%以下、死亡の3段階になった。
また、味方だけでなく敵モンスターの名称にもこの表示色が適用され、相手のHPの残り具合を把握しやすくなった(3DS版DQ11では状態変化ウィンドウでのみ反映)。

色の変化一覧

HPの残量による変化

ハード・作品瀕死死亡
残りHP
50%以下25%以下8%以下
FC版DQ1オレンジ
FC版DQ2薄黄オレンジ
FC版DQ3オレンジ
FC版DQ4オレンジ
SFC・PS各作品、
PS2版DQ5、
スマホ版以降DQ1~DQ3
薄赤
DS版以降DQ4~DQ7
PS2版DQ8オレンジ薄赤
DQ9、
移植版DQ8
オレンジ
DQ10・DQ11オレンジ

HP以外によるもの

夜(DQ3,DQ4)
夜明け・夕暮れ(DQ4)空色
ひっさつ・れんけい