DQ2(FC版)
データ内に名前だけ残っている没呪文。なんだか微笑ましい。
響きからすれば、おそらくは【ニフラム】になるはずだった呪文と思われる。
データ内ではカタカナの「ウ」は「ナ」と「ヌ」の間に位置している。
よって、製作段階では存在したニフラムの呪文が容量不足で没になり、その後、カタカナの「ニ」が削除され代わりに「ウ」を使うことになったため、(FC版2で使えるカタカナは32文字しかない)画面上では「ウフラム」と表示されるものと推測される。
なお、実際に「ウ」が使われたのはモンスター名の【サーベルウルフ】と【ウドラー】、それに【サマルトリアの王子】の名前のひとつである「パウロ」のみ。
なお、ひらがなやカタカナはデータ内ではアイウエオ順に収録されているが、別の行に挟まっているのは「ウ」だけである。
現場で最後までどのカタカナを使うか検討が重ねられたことが伺える。
ちなみに、戦闘中にムリヤリ使うとなぜか【パルプンテ】の効果になるらしい。
元々はどういう効果にする予定だったのか、実装された次作以降のニフラムと同様の効果の予定だったのかは不明。