概要
原始人が着ているような簡素な服を身に纏っている二足歩行のイノシシの顔をした獣人。
上位種に【ゴールドオーク】、【オークキング】、【オークィーン】、【オークLv20】がいるほか、モンパレで色違いボス「巨獣の主」が登場。
他方、【オークマン】【ピンクオーク】【オークデビル】は、オーク系統のような名称だが、別デザインの別系統。
なお【オークス】はオークキングの仲間モンスターだが、名前のよく似る【オークニス】はモンスターではない。
ちなみに長らく【ギガンテス】・【キラーマシン】・【ホークマン】と登場作品が一緒だったのだが、前両者が出演したDQ9ではハブられた(DQ9にはキャラが被る【リカント】系統が出演している)。ホークマンもDQ11ではハブられた。
出典はトールキン『指輪物語』(The Lord of the Rings)、およびこれを下敷に誕生した元祖TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』。
トールキン作品では醜悪な悪鬼で、海外ゲームでは概ねそのイメージ。
しかし日本では『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の初期ルールブックにあるオークのイラストが豚人間そのものであったことから、豚のモンスターというイメージで定着。上述の「オークマン」のような豚顔が、典型的な日本のオーク像であった。
なおD&D初期で豚顔だった理由は"ork"から"pork"を連想したのでないかとも言われている。
ドラクエの場合は豚でなくイノシシで、1980年代の和ゲーとして他に例がない。
この点、【堀井雄二】のラフスケッチ(WiiのDQ1・2・3の設定資料集で見られる)には「イノシシとブタと人間をかけあわせたような悪鬼」と説明があり、ラフスケッチ自体もブタ要素が皆無。
【鳥山明】デザインの完成形はますます体毛がフサフサした、今日知られている姿となった。
後述の通りDQのオークは(初出のDQ2を除いて)槍を持っている。
イノシシには猪突猛進という言葉もあり、突撃武器である槍のイメージにも重なる。
DQに限らず、例えば児童向けの動物モチーフの将棋でも香車(つまり槍)の駒がイノシシという例もあり、「イノシシ+槍」というのはうまい組み合わせだったと言える。
DQ2
初登場の本作では槍を持たず、素手で戦いを挑んでくる。
槍を持ったポーズのまま槍だけ抜き取られる形になっているため、見た目はちょっと不自然。ずいずいずっころばし?
【ベラヌール】の大陸ほぼ全域に渡り出現する他、【ペルポイ】周辺にもたまに出てくる。
槍を装備している上位種たちとは違って同時に多くのオーク2匹出現することがあり、【バシリスク】と組んだり同種2体組で出たり、たまに【ホイミスライム】数体を引き連れて出現することも。
見た目に恥じずそこそこ攻撃力があり、初めてベラヌールに来た時点のパーティーには結構厄介な相手。
攻撃呪文も効かないときがあるので【マヌーサ】でミスを誘い、打撃で倒すのがお勧め。
槍を持っていないくせになぜか【てつのやり】を落とす。この点は剣を持たないのに剣を落とす【メタルハンター】と似ている。持っている武器は装備しないと意味がないぞ!
しかし、会う頃には既にサマルがこれを装備していることが普通で、ドロップがゴールドに変わるので実際に鉄の槍を落とすところを見る機会はほぼない。
また、行動パターンに「にげる」があるが、攻撃力の高さのおかげで【もょもと】でもない限り、逃げる姿を見ることはまずない。
リメイク版
リメイクに際してホークマン・くびかりぞく・アークデーモンは装備品をプラスしてもらったのに、こいつは相変わらず素手である。
そしてやはり鉄の槍を落とす。だから装備しろよ。
もしかしたら人間と動物の違いのように、武器を装備する(道具を使う)だけの知能が上位種と違って無いということなのかもしれない。
実際(特にリメイク版の)上位種は呪文を使い、知性が付いている。
なお、ローレのレベルが一定以上(例えばベラヌール周辺であればLv24以上)あればちゃんと逃げだすようになった。
DQ5
主に【滝の洞窟】や砂漠のテルパドール大陸、【チゾットへの山道】に出現する。
上位種のオークキングと同様、槍を持つようになった。
攻撃力も90と高め。【スクルト】で守備力を固めるか、メラ・ギラ・バギ系呪文や火炎ブレスで素早く倒そう。
PS2版でのやられモーションでパンチラを拝めるが、ケモナーの人以外にはあまり嬉しくない。
落とすアイテムは【けがわのマント】。
DQ2とは逆に、槍を持っているのに落とさなくなった。大切にしているのだろう。
しばらく後に行くことになる【デモンズタワー】には【オークLv20】という中ボスがいるが、SFC版ではグラフィックがまんまこいつである。
リメイク版では専用のグラフィックがあり、ちゃんと見た目も区別されている。
ユア・ストーリー
声は吹上タツヒロが担当。
オークキング監督の下、大神殿の建設現場の地下で死体流しを担当した。
DQ8
主に【ベルガラック】地方に出てくるほか、名も無き小島(トラペッタ北部の小島)にも出現。
ベルガラック地方では中央部と南部は昼間のみ出現。しかも中央部は平原しか出ない。
終盤はほとんどの場所で出会いにくくなるが、ベルガラック地方北部では相変わらずよく出る。
通常攻撃のほか、【さみだれ突き】を使ってくる。
ただ、同じ地域には【キラーパンサー】や【ウドラー】、【かくとうパンサー】といったテクニカルなモンスターがうじゃうじゃ生息している上、【異変後】は【まかいじゅ】、【クロコダイモス】に【デュラハーン】に【ブラックモス】といったさらなるインパクトの強い敵に印象が薄くなりがち。
攻撃力こそまあまああるが、攻撃呪文を連発すればほぼ苦労せずに倒せるだろう。
ちなみに、パンチラは見せてくれなくなった。
落とすアイテムは通常枠が【やくそう】(1/32)、レア枠が鉄のヤリ(1/64)。
やっと真っ当に持っている槍を落とすようになった。
DQ10オフライン
【モガリム街道】東部、【ザマ峠】、【モリナラ大森林】に生息。
あいかわらず、さみだれ突きだけである。
通常ドロップは【けものの皮】、レアドロップは【ぶどうエキス】。
Ver.2
【ポルネア山】にも生息。
DQ10オンライン
盗賊クエスト【形見を取り返せ!】ではモガリム街道の個体(オフラインでは【シールドこぞう】)から【形見のオルゴール】を【ぬすむ】ことになる。
魔界には【オーク・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
【ユグノア地方】や【ミルレアンの森】に登場。後者では上位種のオークキングと共存する。
2Dモードでは【名もなき地】(【メダチャット西の島】の東・平原以外の部分、地図の東端の島)にも出現する。
いつもの【さみだれ突き】に加えて、【超さみだれ突き】を使うようになった。
ドロップアイテムは【やくそう】レアが【鉄のヤリ】。
強ver
引き続きユグノア地方に出現。通常ドロップアイテムが【特やくそう】になっている以外は能力が高くなっているだけで変わっていない。
【ネルセンの迷宮】では機種共通で【賢者の試練】・不惑の森に出現する。PS4版等では下層部に昼のみ生息。
こちらの個体は何と今作のオーク族最高の能力を得た。稀に2回行動するが、2回目の行動では必ず逃げる。
DQM1・DQM2
獣人型のモンスターの多くは【獣系】ではなく【悪魔系】となっている本作ではオークも例外ではなく悪魔系。悪魔系+【ビーンファイター】を配合すると生み出せる。
野生の個体はDQM1では【メダルのとびら】(しれんのとびら)、【ねだやしのとびら】に、DQM2では氷の世界のフィールドなどに出現する。
習得する特技は【ルカニ】、【つばめがえし】、【ザオラル】。ザオラルを習得するのは大きいが、MPはあまり高くないので、使いこなすのは難しい。
賢さがよく成長するが、他の能力はあまり伸びない。ザオラルを他のモンスターに受け継がせるのに仲間にするのもあり。
ちなみに獣系を血統にしてこいつを配合すると【グリズリー】…ではなく【イエティ】ができる。ここから更に【ユニコーン】→【キングレオ】(GB版DQM1のみ)や【ホークブリザード】→【にじくじゃく】に派生可能。
DQ2の外見のためか、図鑑によれば本作のオークは持っている槍はおまけでほとんど使わないらしい。
モンスターズの図鑑はこのような過去作をもじったネタも見られる。
PS版DQM2では「バニーのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界にボスの手下の個体が登場する。
ボスの宝を盗んだ【アルミラージ】の【ミルラ】を【バリアー】に囲まれた祭壇のような場所に閉じ込めて逃げないよう監視していたが、ちょっと目を離した隙に逃げられている。
キャラバンハート
魔獣系のCランクで、重さは3。
DQ2の世界が舞台の本作であるが、ストーリー中で訪れる場所には一切出現しない。
しかし心だけは【大灯台】の宝箱に入っている。
習得する特技はルカニ、ザオラル、【ちからをためる】。
【キラースコップ】に【ももんじゃ】の心と【ベビーサタン】の心or魔獣系の心を与えると転身できるほか、ランク転身も可。
ジョーカー1
本作では魔獣系でEランク。位階は49。
野生で出現することはないので、一般配合かライバルマスターからのスカウト、交換でのみ仲間にできる。
特性は無く、耐性は眠り系無効。
所持スキルは【しんそく】。
攻撃力が伸びやすく、次いでHPや守備力も伸びやすい。逆にMPと賢さは伸びにくいので、呪文や特技は使いにくいかもしれない。
割と平凡なモンスター。
【サンドロ島】で弱った【スペディオ】を襲うボス敵として登場。最初のボスながらかなりの強敵。
行動はさみだれぎり、ホイミ、通常攻撃であり、最初のまだ配合もおぼつかない時期に高い攻撃力からのさみだれぎりで全体攻撃を仕掛けてくる。低ランクでHPの伸びにくい種族だと一撃で最大HPを上回るダメージを受けてしまう恐れもある。
素早さも高く、先手を打って補助を掛ける戦法も通用しにくい。
しかも仕留めそこなえばホイミで回復していっそうしぶとくなる。初見プレイ時にこいつに苦しめられたプレイヤーは多いことだろう。人によってはサンドロ島の大ボス以上に苦戦する場合も。
本作ではボスとして登場したモンスターは野生のものがいないことが多く、こいつも例に則って野生ではスカウトできない。
ジョーカー2
Dランクに昇格。今作も野生では出ない。
今作からは【回復のコツ】の特性を持つようになった。
おそらくこれは本編で仲間になったオークキングが回復呪文を得意としていたからだろう。
しかし、賢さはあまり高くはない。
ジョーカー2プロ
【いきなりインテ】の特性を獲得。
強化で【斬撃封じブレイク】、最強化で【AI1~2回行動】を習得する。
テリワン3D
Eランクに戻った。
野生のものはしあわせの扉、ほろびの扉、たくらみの扉に出現。
特性は【スタンダードボディ】、【回復のコツ】、【いきなりインテ】、+25で【封じブレイク】、+50で【AI1~2回行動】。
相変わらず回復のコツやいきなりインテを持っているがMPや賢さはそれほど高くない。1~2回行動で回復のコツ持ちなのは他に【ベホマスライム】や【ベリアル】がいるものの、MPで勝るがスモボでステータスの低いベホマスライムか、耐久では勝るがMPの低いコイツやベリアルかは好みで決めればいいだろう。
【ジュヒョウの国】に道具屋の【NPC】がいるが、裏クリア後は「珍しい品をオーク取り揃えてるよ!」だの「また来てオークれよ!」だのダジャレを連発するようになる。
ジュヒョウが人間と敵対していたときとの温度差を強く感じられる演出である。
イルルカ
位階156、魔獣系のEランク。
魔獣系としては【モーモン】の一つ上、【アロードッグ】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は槍と杖。所持スキルは【しんそく】。オークらしい特技はない、謎なチョイス。
特性は【スタンダードボディ】、【回復のコツ】、【いきなりインテ】。
+25で【封じブレイク】、+50で【AI1~2回行動】、【新生配合】で【クスリのちしき】。
さらに【メガボディ】化で【呪文会心出やすい】、【ギガボディ】化で【ひん死で呪文会心】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-2。
初期からある回復のコツといきなりインテが高コストで、全モンスターでもかなり重い。
特性入れ替えの際はマイナス特性押し付けに要注意。
シナリオで共に冒険するモンスターとしては最高クラスの適正を持つ良キャラ。
回復役ながら攻撃力もあり使いやすい。封じブレイクを活かせる斬撃を使うのもよし。
配合を重ねれば、1~2回行動で攻撃・回復・妨害と立ち回れる万能キャラと化す。
といってもMPは高くないので、回復以外にあまりMPを使うべきではない。使わせる特技は選ぼう。
・ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:364 MP:150 攻撃力:289 守備力:252 素早さ:242 賢さ:254
・ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
HP:1738 MP:538 攻撃力:1042 守備力:893 素早さ:863 賢さ:893
・ステータス上限の実数値(新生配合済み・スタンダードボディ・AI1~2回行動)
HP:1564 MP:484 攻撃力:937 守備力:803 素早さ:776 賢さ:803
ステータスは成長率・限界値共にバランス型。低い能力値がなく、攻撃力が他と比べて高め。
耐性は〇〇封じに強いのが特徴。配合を重ねた状態なら息封じ以外は全て無効。
野生のものは【雪と氷の世界】のイーストリア周辺に出現。
レア枠で【せいれいせき】を落とすので武器に【しょうひMPせつやく】を付けたい人に乱獲されることがある。
SP版では【超ギガボディ】化で【ギャンブルカウンター】を習得。
ジョーカー3・3プロ
ランクがFになった。【静寂の草原】に出現。
大喰らいの要塞に続く道で門番のように立ちふさがっており、こちらを見つけると【ビッグハット】をけしかけて襲わせる。
初登場の【大食王ボーショック】は、オークがブレイク化したボスだと思われる。
なお、ウッドパークに寄らずに大喰らいの要塞に向かおうとするとボーショックの手下のオーク二匹に止められる。
+25で解放される特性が【マホキテボディ】になり、【超ギガボディ】化すると【ときどきリバース】を覚える。ちなみに固定特性は【回復のコツ】。
プロ版における合体特技は【天翔轟嵐斬】、合体特性は【ハードボイルド】。
スキルは【HP回復】になった。ボーショック戦で回復要員になってもらうとよい。
ドロップアイテムはようせいの粉かふさふさの毛皮。
こいつの4体配合で【オークキング】が生まれる。
ライブラリのテキストでは「鼻息が荒いので相手に息がかからないように横を向いて話すなど気をつかっている」とある。
今までの作品でオークが顔を横に向けていたのにはこのような理由があったのだ。
横を向いて話す方もこれはこれで失礼な気がしないでもないが。
だが、よりによって今作では【アークデーモン】等のモーションを流用しているせいで正面を向いていて残念ながらテキストと噛み合っていない。
せっかく長らく続けていた構図に違和感のない理由付けをしたのに。
体験版
ドロップアイテムがやくそうか上やくそうになっている。
また【天敵】(悪魔系か【デンデン竜】)にライドして脅かすとなぜか【バイキルミン】を落とす。
DQM3
魔獣系のFランク。
魔獣系と自然系の系統配合、自然系と【ビッグハット】の特殊配合でできる。
特性は【回復のコツ】、【みかわし無効】(Lv20)、【ピンチで会心】?(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【いきなりピオラ】(Lサイズ)、【ときどきバイキルト】(LサイズLv60)。
所持スキルは【しんそく】。
【ベビーパンサー】との配合で【かくとうパンサー】、【オクトリーチ】との配合で【タコメット】、【ベンガル】との配合で【オークキング】が生まれる。
DQMSL
まじゅう系のDランクモンスター。【ゴールドオーク】、【オークキング】の転生元となるが、最大でもオークキング(ランクB)が関の山のため、育てる価値はあまりない。
ピオリムのとくぎレベルアップ素材としての活用が賢明。
ただしDQMSLでのこいつを語る上で外せないのは、ゲーム本編よりも4コマ漫画劇場での活躍だろう。
【がいこつ】や【きとうし】並の登場頻度を誇る、憎めないボケ役である。
【スライダークロボ】のクリーニングシステムに排除されたり、【ドメディ】のマダンテにぶっ飛ばされたりとヒドイ目にあうことも多い。
バトルロード1
第1章から登場。
ステータスはHP:642 ちから:86 かしこさ:49 みのまもり:74 すばやさ:70。
技は【れっぷう突き】と【ピオリム】。
前者は風属性を持つ一突きで、会心の一撃が出やすい。後者は味方全体の素早さを高め、詠唱時に顔がアップになる。
バトルロード2
【勇者】と組むことでピオリムが「ひかりのヤリ」に変わる。こちらも単体攻撃で会心の一撃が出やすい。
会心率の高い2種類の属性を扱えるので、大魔王戦では相手の弱点によって技を使い分けよう。
バトルスキャナー
冥動の天魔王編で登場。
基本ステータスはHP:434、ちから:363、すばやさ:117、かしこさ:111、みのまもり:271。
最高に相性が良い性格は【タフガイ】。
ソード
【エルヘイムの森】に出現し、槍を振り回して攻撃してくる。
こちらで槍を構えているときはいわゆるガード体勢であり、適当に斬ってもガードされてしまいダメージが通らない。
ガードするとよろけるのでその隙に斬ろう。
また、突きでも体勢を崩すことができる。
ビルダーズ2
ストーリー中は【モンゾーラ島】でNPCとして登場する。
トマト農園を持っているオークが【トマト】の育て方や水撒き不要な畑の作り方を教えてくれ、洞窟にいる自称・自然派のオークは【肥料】の作り方・使い方を教えてくれる。
敵としてはモンゾーラ島の各地に現れる。つよいモンスター扱いこそされないものの、そこらの雑魚より圧倒的にステータスが高く、一度倒したらしばらく復活しない中ボス的存在。
島北部のおおねずみの丘の【みちびきの玉】から西、【ビルダーパズル】のある洞穴前に1体、同じくおおねずみの丘南東の海峡を挟んだ先にあるビルダーパズル付近に1体、島南西の【ももいろの花のタネ】が隠された島への道中の海岸に1体、島南東のリリパット族の島へ向かう岬と旧【恵みの大樹】へ向かう岬への分かれ道に1体の計4ヶ所に出現する。
素早く四連続で突きを繰り出す攻撃とジャンプから槍を叩きつけて強制的に仰け反らせる攻撃を行うが、とにかく四連突きが強烈で防具が整っていない状態でまともに喰らうとHPを半分近く持っていかれる。
HPも非常に高いので最低でも【いばらのつるぎ】やとげこんぼうぐらいは用意してから挑みたい。
周辺の【おおなめくじ】や【マンドリル】が邪魔をしてくることも多いので対処を怠らないこと。
倒すと、島北側のおおねずみの丘付近にいる2体は【キャベツのタネ】を10個、南側にいる2体は【キビのタネ】か【トマトのタネ】のどちらかを10個ドロップする。
これらオークはモンゾーラ島で朝を迎えるごとに何度でも復活するので、タネが欲しいなら狩っておくとよい。
そざい島では【ジメジメ島】のブロックでできた大樹が並ぶ密林地帯に強敵として出現。
基本はモンゾーラの個体と変わらないが、ステータスはさらに上がっている。また、HPが半分以下になると四連突きを連続で繰り出すようになるので反撃のタイミングに気をつけよう。
倒すとキャベツのタネか【小麦のタネ】のどちらかを10個ドロップするほか、【かわのたて】のレシピをひらめくことができる。
ジメジメ島はストーリー上で【にわとり】目当てに必ず行くことになるので、その際ついでに倒しておくと良いだろう。
トレジャーズ
運べるお宝の数は3、お宝ガード率は95%。【探索れんけい】はサーチ。
特技は【いっせんづき】、【ヒップドロップ】?、【とっしんづき】?、【なぎはらい】、【さみだれづき】、【おやつパニック】?を覚える可能性がある。
特性は車がかりの陣、じょうねつか、おちょうしもの、くいしんぼう、ふしぎなボディ、のいずれか。
落とすアイテムは【まりょくの粉】、【しもふりミート】。
生息地は【ファスカル島】と【竜玉の迷宮】。
竜の鉄道クエストの「トマソンの3つのお願い」の一つとして、オークをスカウトしたあと【トマソン】に紹介すると、紹介したオークは「オヤカタ」と呼ばれるNPCになりパーティに加えられる仲間からは外され、拠点の地下を掘っていくことになる。
そして、団ランクが上がるにつれ、地下の発掘が進展していき、攻略できる竜玉の迷宮の数が増えていく。
ライバルズ
スタンダードパックに共通ノーマルカードとして収録されている。
2/2/3
貫通
ヤリを持つ見た目通りに貫通を持つ。
同じく貫通を持つ【メラリザード】や【ボーンナイト】のステータスが物足りないため、相対的に頼もしく感じる。
貫通軸のデッキでは充分採用圏内であり、他には闘技場ではそこそこ活躍した。
ウォーク
メインストーリー3章7話から9話までの間にザコとして登場。サブクエストの上級などでも出現する。さみだれ突きを放つ。
こころは赤色でコストは42。
タクト
魔獣系のDランク、こうげきタイプで登場。
使用とくぎは「せんこうづき」/「らいめいづき」
ダイの大冒険
【デルムリン島】に住むモンスターの一匹として登場。
他には【ヒュンケル】の故郷を襲撃したかつての【ハドラー】率いる魔王軍の一員として複数の個体が登場。
その後は【地底魔城】で【バルトス】同様ヒュンケルを可愛がっていたが、攻め入ってきた【アバン】に倒され死亡した。
旧アニメでの声優は江川央生。最初はヒュンケルを殺そうとするもバルトスに止められる。なお原作及び新アニメでは台詞自体が無い。
なお新アニメでは獣王総進撃の際に【ロモス】に侵攻しているモンスターの一匹であり、ロモス兵と一騎打ちしている。
アベル伝説
【バラモス】配下の【宝石モンスター】で、主にバラモスの拠点である【エスターク】城や【浮遊要塞ガイム】で見られる。
そのうちの一体「ボロンガ」は【ドドンガ】の仲間で、【リザードマン】のガガンボとともに囚われの身の【ティアラ】と親しくなり道具作りを手伝った。終盤ではエスタークに囚えられたティアラたちを助け、【ムーア】の足止めを買って出て命を落とした。
天空物語
本来は登場しない【グランバニア】付近でテンとソラしかいないところに遭遇。
まだ、戦いに慣れていないテンとソラに襲い掛かるが、その後駆け付けてきた仲間モンスター達の総攻撃を喰らい、最後はサンチョのフライパンアタックで倒されている。
その他
ミクシィの『モンスターストライク』ではダイの大冒険コラボでユニットの一種として登場した。槍を持った姿になっている。
アンチ魔法陣、レーザーストップの特性を持つ。