【オーシャンキング】

Last-modified: 2023-06-20 (火) 02:05:10

概要

DQ6に登場する、真っ黒な身体をした巨大な水棲モンスター。
サメとカメ、そしてドラゴンのチカラをその身に宿している。
だが見た目は一つ目のサメかウミガメを思わせ、ドラゴンには見えない。
上位種に【ディゴング】がいる。
現在のところモンスターズにはディゴングに立場を取られており、お呼びがかかっていない。
後述のように、元々DQ5に同名の没モンスターがいるので、そちらの存在が関係しているのかもしれない。

DQ6

夢・現実世界ともに外海に出現する。
HPと攻撃力は夢の世界の海では最も高い。
3匹で現れて火炎の息を連発するが、素早さが低く、1ターン休みやラリホー系に無耐性なので簡単に動きを封じられる。
また、ザキ系にも弱く、まとまっている分ザラキで片づけられてしまう。
ザキ以外にも弱点は多く、正拳突きも必中。
火を吐くくせに炎系に全く耐性がなくて、むしろヒャド・吹雪に弱耐性という謎仕様。火を吐くドラゴンではないのか。
ニフラム以外全て効くので、どうにでも料理できるだろう。
外見からは分かりづらいが、上記のとおりドラゴンも混ざっているのでドラゴンぎりが有効。
「海の王」という仰々しい名前に対して完全に名前負けしている。
落とすアイテムは【ちからのたね】

没モンスター

SFC版DQ5にも同じ名前の【没モンスター】がいる。
こちらは体の側面に棘が並んだマッコウクジラのモンスターで、発売前に雑誌にドット絵が掲載されていた。
堂々と取り上げられ、仲間になるのかどうかという編集者のコメントが載っているほどだった。が、現実は非情なことに没にされて未登場…その後リメイク版などにも登場しないままである。
何気に4コマにも登場していたりするほか、完全なドット絵が残っているおかげでクローンゲームでもそこそこ見かけるらしい。
前述のようにDQ6のオーシャンキングはさして目立つ存在ではないことも手伝ってか、DQ5の没モンスターのほうを知っているがDQ6のほうを知らないという人が意外といるらしい。
 
SFCではデータ内に名前のみ残っているが、無理やり出現させると所々色がバグったような【わらいぐさ】になる。
見た目に反して笑うどころかひたすらボーッとするだけで何もしてこず、HPもかなり低い。経験値・ゴールドともに0。
残念ながらここからオーシャンキングがどんな敵になる予定だったのかを窺うことはできなさそうだ。
ちゃんと実装されていればDQ6のような敵になっていたのだろうか。
【ニガニガー】や旧デザインの【マクロベータ】と違って没にされる理由は特になさそうだが(後者は単に容量の都合の可能性もあるが)、何があったのだろうか?
外見がクジラという事が、環境保護団体の逆鱗に触れた(あるいは触れると思って自主規制した)のだろうか?それだと【ホエールマージ】【ぬしさま】など、クジラがモデルのモンスターが後の作品で登場したが。ただの容量不足や開発期間の問題の可能性もあるが…