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【カイザーフェニックス】

Last-modified: 2019-08-14 (水) 14:43:40

ダイの大冒険 Edit

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する用語の一つで、【バーン】【メラゾーマ】の異名。
彼の使うそれは、圧倒的な魔力のために放たれた炎が不死鳥「フェニックス」の姿を形取り、まるで生き物のように相手に襲い掛かる驚異の攻撃に変貌しており、その優美な姿と圧倒的な威力に敬意を示した者が特別にこの名で呼ぶようになったという。
あくまで実態はメラゾーマであり、オリジナルの呪文や特技ではない。
 
バーンの代表的必殺技にして、彼の代名詞とも言える技。これはあくまでも呪文であるため、老バーンの姿でも問題なく使用できる。
【カラミティエンド】で大ダメージを負った【ダイ】への追い打ちとして放ったカイザーフェニックスが、【レオナ】のナイフの一撃を受けた所為で狙いが逸れてしまっている所から考えて、あくまで生き物の形をした炎というだけで、それ自体に生き物らしい意思や追尾機能のようなモノは備わっていないようである。
その威力は凄まじいが、バーンの魔力は桁違いの次元のため、こんな代物すら「溜め」なしで連射が可能で、相手が受け止めたカイザーフェニックスに重ねる事で炎の鳥が更に巨大化するような描写すら有る。
その際は完璧な魔法防御を持っているはずの【ヒュンケル】【鎧の魔槍】でも「若干こらえられる」くらいのレベルで、そこに2発目を放って後方で守られていた他の仲間ごと吹き飛ばし、パーティに壊滅的な被害を与えたほど。
更に、バーンが若さと力を備えた肉体を取り戻した状態でだと【天地魔闘の構え】を駆使して【カラミティエンド】【フェニックスウィング】といった他の超必殺技と併用する事まで可能。
老バーンのそれは、双竜紋を得て竜闘気に守られたダイが片膝をつくほどのダメージを受けた。
真バーンに至っては、鎧の魔槍装備の【ラーハルト】や、【オリハルコン】ボディを持つ【ヒム】すら大ダメージを受けたほどである。
 
だが、相応の実力者であれば破ることが可能であり、バーンとの初戦時の時点でダイが【アバンストラッシュ】で切り裂いて相殺したり、死の淵から蘇った【ハドラー】が(熱に強い魔炎気細胞を持ち、且つ光魔の杖の影響でバーンが消耗して威力が落ちていたとはいえ)左手一つで止めて握り潰していた。
そして、【マホカンタ】の効果がある【シャハルの鏡】で反射されたり、物語終盤で満身創痍の土壇場で【ポップ】が僅かな魔力で易々と引き裂くように看破・無力化したこともある。
必殺技というに十分な技だがあくまで呪文の域は越えておらず、何らかの方法で呪文の持つ弱い箇所を付けば破ることが可能なため、決して対処不可能な攻撃ではない…並の戦士では成す術もなく黒コゲだが。
 
この戦歴から察する人もいるかもしれないが、実は作中ではそこまで大きな戦果を挙げた呪文というわけではない。
そもそも圧倒的なインパクトがあった初戦でさえも、ダイ一行は全員撤退を余儀なくされるほどの損耗を受けたが死者は一人も出していない。
【バラン】の遺体を燃やしたメラの方が強そうじゃね?」などとそのイマイチな活躍っぷりをネタにされたりもする。
実際に決定打になったのは【アバン】で、天地魔闘の構えからこれでアバンストラッシュを撃墜されてダメージによって最初に脱落、【瞳】となった。
単純な実力ではダイの半分以下と分析を出した彼だが、半分以上のメンバーが交戦前に「戦う資格すらなし」と瞳にされており、その判定をくぐり抜けたアバンの実力は十分高い。
もっとも、ラーハルト・ヒム・アバンの三人がかりでもバーンに傷を負わせられなかったことからして、アバンに限らず「単純な強さ」がダイの半分以上あるものなど味方には誰もいないと思われるが。
 
またアルキード国に捕まって処刑されかけた時のバランが、普通の人間である処刑人が放った程度の呪文でも【竜闘気】を使わなければ死ねるだろうと言ってる事から考えると、竜の騎士とてなにもしない肉体は人間と大差がなく、なんの防御態勢も取れないバランの遺体を火葬にした事は、バーンのメラの威力を際立たせる要素にはならないと考えられる。
実際には、バーンのメラはポップに直撃しても法衣を燃やしただけでさほど大きなダメージを与えられなかったのに対し、カイザーフェニックスは双竜紋の力に目覚めた後のダイに大きなダメージを与えたりアバンを一撃で戦闘不能にしたりしているわけで、実際の威力はもちろん実績から見ても後者の方が明らかに上である。
また、本作の中盤以降は竜闘気や魔界の特殊金属による防具やオリハルコンの戦士といった呪文を無効化する要素が山ほどあり、【メドローア】【ドルオーラ】以外の攻撃呪文は全くと言ってよい程活躍できてないのが現実であり、DQ5~9の攻撃呪文の暗黒時代を完全再現してしまっていると言える。
その中で、ただのメラゾーマでありながら力によってそれらの耐性を貫通し多少なりともダメージを与えられたカイザーフェニックスは比較的活躍できた呪文であると言える。
 
名前も、ビジュアル的にも、余りにも『かっこよすぎる』ため、是非ともDQシリーズ本編や外伝作品に逆輸入してほしいと思っている読者はきっと多いはず。スーパーライトでも出ているが、転生の際に引き継がれる事は少ない。

 
この呪文に限らないが、「同じ呪文でも術者の力量によってその性能を変える」という表現はDQ8の【かしこさ】やDQ9以降の【こうげき魔力】にその要素が引き継がれたと言える。

具体的考察 Edit

これを、本作の連載開始時点でシリーズ最新作であったDQ3での威力(メラ:約11、メラゾーマ:約180)をベースとして考えたらどの程度の数値になるのだろうか?
バーンのメラはポップのメラゾーマ(しかも人間としては格段に威力があるとザムザは評している)数発を突き破った上で炎に強い【パプニカの法衣】を焼失させた。
ポップのメラゾーマの威力を通常の4/3倍の240、突き破った数を3発とすれば、メラで720を越える威力となる。控えめに見て750とする。これだけでもう即死レベルである。
DQ3においてメラゾーマはメラの18倍(実際は180÷11<17だが切り上げ)の威力があるため、単純計算で750を18倍してみると、バーンのメラゾーマのダメージはおよそ13500!
基本的に味方サイドのHPは高くて3桁であるDQのゲーム作品の枠内で考えれば(DQ10やモンスターズでは4桁まで届く者もいるが、それでも万単位に近づくことはほとんどない)、あまりにぶっとんだ数値である。
仮定の多い試算ではあるが、これで生き残ったダイ一行はマンガ的表現としてもスゴい。
とはいえ、ダイの大冒険におけるメラゾーマはそれ単体だと威力がイマイチな場面が多く、ポップもここぞという場面ではベギラマに頼る描写が多い。
そのままDQ3規準計算を当てはめていいのかは疑問が残るため、あの威力はあくまでバーン様だから強いのだと考えた方がいいだろう。
また、こうげき魔力が採用されたDQ9でもこうげき魔力999でメラの威力は約7倍となるが、その状態でメラゾーマを使っても威力は7倍にならず1.7倍止まりである。

星ドラ Edit

光魔の杖のメインスキルで、Aランクの攻撃呪文。

モンパレ Edit

2017年9月26日週のイベントでバーン本人が使用。ビジュアルもかなり凝っているうえに、敵全体に1000前後のメラ系ダメージを与える強力な特技でもある。