【カジノ船】

Last-modified: 2022-10-03 (月) 13:51:57

概要

リメイク版DQ5とモンスターズ2に登場する施設。
文字通り【カジノ】の機能を有する【船】

DQ5(リメイク版)

【サラボナ】の富豪【ルドマン】が経営している船。
世界中からセレブが集まっており、とても賑やか。
ステージもあり、昼には【踊り子】が、夜には【詩人】が使っている。
 
【ビスタ港】【オラクルベリー】のほぼすぐ西側の海に小島があり、その北西側の海に浮いている。
カジノ船には、その小島から小舟に乗って行く。小島にはコイン売り場と【スライムレース】場、景品交換所もある。
船内の階段のわきにはコインが落ちているので忘れずに回収しよう。といっても1枚だけだが。
とはいえ、「コインを1枚も無駄にしてはいかん!」と言ってくる爺さんが居るので、1枚だろうと無駄にしてはいけない。ちなみにコインが0枚だと景品を見せてくれないのでお金を払わずに景品の品揃えを確認するのには使える。
 
船内には【スロット】マシンと【ポーカー】テーブル、【すごろく場】がある。
ポーカーはリメイクによって追加されたゲームであり、【オラクルベリー】には存在しない。
一方でスロットマシンはオラクルベリーより数も種類も少なく、特に10コインスロットは当たりにくい種類のものしかない。
そのため稼ぎやすさはオラクルベリーと一長一短。
ポーカーテーブルにいる、神への祈りでダブルアップを狙う罰当たりな神父が印象的。人間、一皮むけばみんな同じなのだろうか。まあプレイヤーも上の教会でお祈りしていれば同じことだが。
 
【教会】も併設されており、妻に【フローラ】を選んだ場合(DS版以降では【デボラ】も同様)、結婚式はここで行われる。
結婚式の際にはルドマンの記憶を頼りに【ルーラ】で行くのにも関わらず、ルーラの行き先には登録されないので、行く場合は船や【まほうのじゅうたん】を使うか、【マスタードラゴン】を呼ぶ必要がある。
宿泊施設もあり、特別室の入口にいる男性スタッフに話しかければ、【ビアンカ】を妻にした場合でも無料で泊まれる。
ルーラで行けさえすれば、拠点として便利だったのだが……。
なお、ここに来るために最も最寄りのルーラ地点は【ポートセルミ】である。【アルカパ】からも似たような距離だが、特に魔法のじゅうたんを使用する場合は障害物が多く飛んできにくい。
 
これは「他人の記憶を読み取って」「許容量をオーバーするほどの大人数で」「それらの無理が祟って主人公がルーラ直後に気絶する」というイレギュラーだらけのルーラであったせいなのかも知れない。
その後再度訪れても登録されないのは、これが本来は移動する「船」であるためか。
 
海の魔物の影響で、ほとんど船が出せないような世界観の中で、あえて海のど真ん中にカジノ船を作るというのは矛盾している気もするが、かなりの腕の船長をルドマンが口説いたということで、一応の矛盾解消の努力は見られる。
船員によると、この船長は過去に魔物の襲撃を5回退けているらしい。「たった5回?」と思うかも知れない(実際、嫁がその辺に関してツッコミを入れている)が、本来なら魔物との戦いは常に命懸けなので、一般人からしたら1回でも生き延びたなら充分に凄いことなのである。
主人公たちが強すぎるだけなのだろう、多分。
 
また、船長は航海日誌もちゃんとつけているらしい。
事実上陸に上がった船乗り状態なので、実はストレスがたまっていたりするのかもしれない。どんな内容が書いてあるのだろうか?
しかし、基本的にはルーラも存在しないはずのDQ5の世界においては、客も船で訪れざるをえないわけで、やはりこの設定にはちょっと無理がある。
もしかしたら主人公たちが訪れる時にたまたま小島に停泊しているだけで、時々他の地域にも訪れているのかも知れないが……。
船ということで自ら客のもとに向かえる可能性がある分、それが出来ない【名産博物館】よりはマシと言えるか。
 
ちなみに、ルドマンはこのカジノ船の売り上げを【修道院】などに寄付しているという。

DQM2

他国マスターと同様に、異世界で出会えることがある。
詳しくは【他国マスター】を参照。