【カレキ王】

Last-modified: 2021-10-09 (土) 17:43:22

DQM

【カレキの国】の王様。本名は不明。
白い髭を生やし、大分痩せた体躯で杖をついている。
【いかりのとびら】クリア後の【タイジュ王】と謁見中に現れる。
【タイジュの国】が若い力に溢れていることを羨む発言をするが、同時に浮かれ過ぎていると忠告する。
枯れてこそ見える美しさもあると深いことを言うが、テリーを見て旅芸人かと尋ねる辺り、皮肉屋なんじゃないだろうか。
【マルタ王】に比べると穏やかな性格をしているが、やはり一癖あるじいさんである。

テリワン3D

ヨボヨボさが増して今にも死にそうな程に。タイジュ王も「カレキのじいさんめ」と発言している。
原作ではわずかな登場シーンしか無かったが、本作はクリア後のシナリオで大幅に出番が増え、キャラ付けも濃くなった。

【ジュヒョウの国】での戦いには、国を代表して自ら参戦。
いわく「わしもマルタの若造もモンスターマスターとしては超一流じゃ」とのこと。
手持ちは【ローズバトラー】【マンイーター】【マンドラゴラ】と植物揃い。
マンドラゴラはサポート役、ローズバトラーは異常撒きメインなので攻め手にはやや欠ける。一方マンイーターは攻撃型だが特性に【パニック】がある他、【みなごろし】を覚えているので混乱中の攻撃やみなごろしの誤爆で自滅したりする事もしばしば。【ぶきみな光】【メガザルダンス】はまだしも、攻撃技は上記のみなごろしの他【魔神斬り】【もろば斬り】等癖の強い物ばかり。なのでアタッカーは自軍のモンスターを起用するのも一考。
ついでに言うとカレキ王の手持ちはマンドラゴラが【オロオロ】、あとの2体が【強者のよゆう】持ち。不安があればタイジュ王同様に自軍モンスターのみで固めるのも策である。
なお本人はジュヒョウの国の住人の【きりかぶおばけ】から【はなまどう】に間違えられている。
本人も植物扱い…いやテリワン3Dのはなまどうはゾンビ系である。
これは何かの皮肉なのだろうか。またこの中ではムードメーカー的な立ち位置なのか、ジュヒョウの国への旅の扉に転倒して突入したりとどこか頼りなく、
魔戦士戦後には「わしはもはやここまでのようじゃ…… 精も根も尽き果てたわい… さらばじゃ…テリー……  こんな老いぼれでも…骨だけは…拾って…やって…く…れ……」と死んだふりをして【セバスチャン】に冷静に突っ込まれる。「それ 言いすぎ…でございます」。
突っ込まれた際は「バレてしもうたか…… もうちょっと心配してほしかったわい……」と発言する。
しかしテリーは必死で揺り起こそうとしており、十分心配していた気がするが……ショックでテリーが泣き出したりするのでも期待していたのだろうか?
その後は、マルタ王に子が産まれた事を羨みながら「こちらは枯れゆくだけの国だというに…」と自虐しつつも「待ち望んだ王子の誕生……国をあげて祝福してやろう」と言っている。漢である。「祝福じゃなくて呪いじゃないの?」とか言わないであげよう。
まあ他国の君主に跡継ぎができた事を祝うのは「一国の王として当然の礼儀」だとも言えるが、彼の性格や心境的には「国をあげて"呪って…いや、祝ってやろう"」なんて言いそうな感じがするだけに余計漢らしく映る。
 
なお彼のローズバトラーは「カレキ王のぼやき」という専用特性を持っている。発動時のセリフは「みんな枯れてしまえばいいんじゃ……」。この特性は普通の【ぼやき】よりも発動しやすいため、結構な確率でぼやく。ここまで来るとぼやきと言うより呪いのような気がするが……まあ気にしない気にしない。
普通のローズバトラーはぼやきの特性を持っていないことも相まって、なんともネガティブである。

イルルカ

テリワン3D時点でお迎えが来そうだったのに未だに健在。姿はその頃と全く変わらない。
裏エンディング後のスペシャルバトル4戦目の相手として登場する。自分の国を「カビのニオイしかしない」と貶めながら……。
使用モンスターは【魔戦士ホゲイラ】【魔戦士アルゴ】【魔戦士サイフォン】【魔戦士ヴェーラ】
カレキ王曰く「わしのウサ晴らしのために力を貸してくれ!」とのこと。誇り高き魔戦士たちよ、こんな扱いでいいのか?
肩書きは「いぶし銀の ぼやきマスター」とのこと。どこのノムさんだ。
それなりに強敵だが、イベントバトルの相手としては全員HPが低いうえ、状態異常にも弱め。メダパーニャ1回で全員混乱してしまうことも。特に抜きん出た能力が無いため、こちらに十分なステータスがあれば負ける要素はない。
倒すと【しんせいの宝珠】を10個(更新データを入れてない場合は5個)くれる。【エスターク】を仲間にしてしまいいちいち主狩りで宝珠集めをしていたプレイヤーにとっては重要な宝珠補給源だったが、更新さえすれば彼からでなくてもしこたまもらえるのでありがたみは半減した。
戦闘後には妙に生気あふれる発言を繰り返す。見た目こそ枯れているが、まだまだ当分は現役なのだろう。