【カロン】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:02:02

概要

【ぐしゃ顔】タイプに分類されるモンスターの1体で、【ピサロのてさき】【カメレオンマン】【コンジャラー】の色違い。

名前だけはそっくりだが断じて【カカロン】とは関係ない。

名前の元ネタはギリシャ神話に登場するステュクス川(要するに三途の川)の渡し守。
【スライムもりもり】では元ネタほぼそのままのポジションで登場している。
川を渡るために潜入するダンジョンである【魔神像】に出現するのは元ネタを反映してだろうか?
DS版DQ4の【公式ガイドブック】やDQMSLの図鑑説明文に拠れば地獄の神官であり、死者をあの世に送る存在だという。その設定を反映してか、DQMSLやタクトでは色違い共々【ゾンビ系】に分類されている。
名前の元ネタに準拠した設定ではあるが、DQ4では【ザオラル】で死者を生き返らせているので正反対である。

DQ4

魔神像の他、【海鳴りのほこら】に登場。
高位の神官であるらしく、戦闘では【いかづちの杖】を振りかざし、味方が倒れると【ザオラル】で蘇生を図る。
FC版では2匹セットで現れることが多いが、記憶に残らないプレイヤーも多い。
しかしリメイク版では一部のエリアにおいて頻繁に6匹組で出現するようになり、大幅に危険度が増した。
6匹で現れてはいかずちの杖を連発されて大損害を被ったプレイヤーも多いだろう。
呪文は確実ではないが、メラ系以外の攻撃呪文と【ラリホー】が比較的効きやすいので使った方が被害は少ない。リメイク版ではミネアかブライを連れて行こう。
落とすのは何故かいかづちの杖ではなく【いのりのゆびわ】である。

小説版

「ダクロス」という名で魔族の王ナルゴス(ピサロの祖父)に仕えているものが登場。
かつては全権大使としてエルフ族(【ロザリー】はこの種族の出身)との交渉を任されたほどの重鎮であったが、ナルゴス王亡き後の勢力に取り入りそこない、僻地である海鳴りのほこらに飛ばされて【てんくうのよろい】を守っていた。
勇者達との戦いの中、【プレシオドン】の子供に潰されてしまう。
後に勇者が【デスパレス】にモシャスで潜入する際にその姿を利用した。

バトルロード2

第二章から排出されるようになった。
ステータスはHP:489 ちから:22 かしこさ:134 みのまもり:33 すばやさ:25。
技は「ひらいしん」と「雷術」。
前者は敵の前に杖を投げて突き刺し、そこに雷を落として全体にダメージを与える技。
後者は雷をまとった杖で敵単体に殴りかかる。
長らく高いかしこさを活かせないモンスターだったが、賢者と組む事で、雷術が【ドルクマ】に変わり、やっと高いかしこさを活かす事が出来るようになった。
 
高い回避を誇るが、かしこさ以外の能力はあまりにも低く、はっきり言って使い道が無い。本編同様にもっと嫌らしさがあれば利用価値はあったのだが…

DQMSL

ゾンビ系Sランクの討伐モンスター。ストーリークエスト「魔剣士を祀りし村」などで入手できる。
リーダー特性は「ゾンビ系のMP+15%」。
習得特技は【ドルモーア】【マホアゲル】。残り2枠は転生素材の魔帽のたまごでカスタマイズ可能な他、コンジャラーから転生させる際に限り通常の転生素材から特技を継承出来る。
特性はラウンド開始時に時々MPが回復する【ときどきMP回復】【まれにリザオラル】
クエスト向けの性能だが、対戦ではリーダー特性とマホアゲルを活かして【ラザマナス】を主軸としたゾンビ系パーティのリーダーに起用して蘇生役の最大MPを底上げしたり、蘇生特技で減ったMPをリカバリーするのに使えなくもない。
しかし、まれにリザオラルが1・2ターン目で発動してしまうと、先制技を使うか敵が【いてつくはどう】等でリザオラルを消してくれない限りは高確率で行動出来なくなってしまう(ラザマナスが実装されて間もない時期に実装されたモンスターの為、デメリット特性として付けられた可能性がある)。
 
闘技場はともかくクエスト要員としては習得できる攻撃特技に強力なものが少なく、こちらと同じくゾンビ系、Sランク、魔帽のたまごでカスタマイズ可能で、
なお且つ自力で【バギマータ】を覚える【グレゴール】の陰に隠れがちだった。
後に期間限定クエスト「復讐の道化師」にて【苛烈な暴風】(簡単に言えば命中時に確率でバギ耐性を1ランク下げる効果の付いたバギマータ)等を覚えている個体が登場し、
バギ系呪文アタッカー兼バギ耐性ダウン要員として活躍できる可能性が生まれた(もっともそのグレゴールも復讐の道化師で新特技を色々貰ってるが)。
 
ちなみに「苛烈な暴風」等の「ランダムに数回特定属性の呪文ダメージを与え、確率で特定の属性耐性を1ランク下げる」呪文を持っているモンスターの殆どが期間限定だったりふくびきからの排出率が低かったりで入手が困難なものが多く、
討伐系Sランクで「ランダムに数回特定属性の呪文ダメージを与え、確率で特定の属性耐性を1ランク下げる」呪文を持っているモンスターはこいつ以外だと【アルビナス】【ニードルサウザンド】)しかいない。

ライバルズ

第2弾カードパック「解き放たれし闇の咆哮」にて実装。僧侶専用のスーパーレア。

6/4/5 あくま系
テンションリンク:対戦中に死亡したランダムな味方ユニットを手札に1枚加える

倒されたユニットを手札に復活させる珍しいタイプのカード。
リソースとしては重いが、デッキに入れるユニットカードを絞ることで特定のカードを使い回すコンボができる。
 
どちらかというとユニークなファンデッキで使われることが多く、強さを求めたデッキではあまり使われない。

タクト

2022年12月26日開催の「真・ドラゴンクエストIVイベント」にて、2023年1月16日 DQタクト2.5周年を記念して実装された「【勇者ソロ】SPスカウト」のAランク枠として登場。
ゾンビ系Aランク・まほうタイプ
リーダー特性「ゾンビ系呪文威力+10%」
とくぎは【ひらいしん】?「支配する闇」「果てのない凶気」
覚醒スキル10Pで「地獄の神官」(戦闘開始時 かしこさ・すばやさを大幅に上げる 効果3ターン) 30Pで「ときどきひらいしんの追撃」(自分以外のなかまがこうげきをした時 敵が射程3の範囲内にいる場合 ひらいしんで追撃する) 50Pで「マヒ成功率+5%」等を習得できる。

ドラけし!

DQ4イベント「目覚めし地獄の帝王」の中盤ステージである魔神像に生息。
☆2の緑属性で、スキルは横長の範囲に呪文で攻撃する「いかずちのつえ」。