【カール騎士団】

Last-modified: 2024-03-04 (月) 22:19:54

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する、【カール】王国の正規部隊。
数多くの優れた剣士を擁し、王国を支える最強の騎士団と詠われる。
18年前は【マァム】の父である騎士団長の【ロカ】と、勇者となる前の【アバン】も所属していた。
【ハドラー】がカール王城に攻め込んだ際に大きな被害を受けたが、アバンの力もあり退けている。
 
本編では団長の【ホルキンス】を筆頭に、やはり強力な騎士を多数抱える精強な騎士団。
当初は【ミストバーン】率いる魔影軍団に攻め込まれたが、騎士団の戦闘能力やミストバーンの裏事情もあって、侵攻をかなり難航させていたようだ。
しかし【バルジ島】攻防戦のタイミングでハドラーの意向によって侵攻担当が超竜軍団に代わり、竜騎将【バラン】によってホルキンスは倒され、5日で国と共に壊滅。
【フローラ女王】は辛くも少数の騎士たちと共にカールから脱出に成功した。最終決戦でロロイの谷にてレジスタンスとして奮戦した兵たちも、多くはカールの騎士と兵士だったようだ。
なお、勇者時代のアバンと同じデザインの鎧を装備しているのがおそらくカール王国の騎士で、番外編「勇者アバン」で王座の間のフローラを警護していた槍兵と同じ装備の兵士も少数ながら参戦している。
リンガイア戦士団は肩が3層の黒いパーツで出来た鎧、ベンガーナ軍は腹部が6つないし8つに分かれた構造の鎧を纏っているため、ちゃんと勢力別に描き分けられていた。パプニカとロモスの装備をした兵はレジスタンスの中には見られない。

勇者アバンと獄炎の魔王

過去にはホルキンスの父である【コバルト】が団長を務めていた。
後輩となるロカに団長の素質を認め、腕力頼みだけに留まらない「カールの剣技を身に付けろ」との言葉を残しており、独特な剣術の流儀を持つ騎士団である事が描写されている。
作中ではコバルト→ロカ→【エルドラ】と団長の座が移っている。
 
「泰然と構え、敵を見極めその一閃で災いを払い王家と国民の盾になること」こそカール騎士団の精神であり、
その技もまた、相手の全てを見極めてから最適の初手を放つことが極意となっている。
地面に刺した剣の柄頭に両掌を添えた形で仁王立ちするのが騎士団正統の構えとされ、不動のまま冷静に相手の出方を受け止め、後の先の一閃で勝負をつける。
ロカは苦心の末に実戦の中でこの剣技に開眼し、【豪破一刀】を編み出した。

更に構えの際自身の武器が届く円形範囲内を【武鋒円】と呼び、この円内に闘気を込める事で相手の攻撃を防ぎつつ、全闘気を込めた一撃を放てるカウンター戦法も存在する事も明らかになった。