【キングレオ城】

Last-modified: 2020-07-07 (火) 17:15:14

DQ4

南西の大陸の中央付近にある城。【ハバリア】の南方にある。第四章から登場。
ルーラ登録では、「キングレオ」と表記される。
FC版の【公式ガイドブック】での英語表記はKingleo Castle。英語版での地名はNES版ではKeeleon、DS版以降ではPalais de Léon。
 
大陸全土を治める国名もキングレオであり、単純な領土面積なら最大の大国である。
領内には【モンバーバラ】【コーミズ】・ハバリア・【アッテムト】などの町村がある。
本来の城主は【キングレオ王】だったが、第四章開始時点では【バルザック】が王様を殺して国を乗っ取り、圧政を敷くようになっている。
リメイク以降では、【キングレオ】が元王子という設定が加えられ、このクーデターの首謀者ということになっている。
FC版では、キングレオが何者であるかは一切説明が無く不明。
ちなみにリメイク版では城外でも天井判定があり、ルーラで頭をぶつけてしまう。

四章

【マーニャ】【ミネア】姉妹の父の仇バルザックが王として君臨している。
【オーリン】が仲間にいれば、カギのかかった扉を開けて城内に入ることができる。
城は2階建てで、2階には【進化の秘法】の実験台として連れてこられた女性がいるが、彼女らはそれを知らされずに贅沢な時間を過ごしている。
王の部屋は1階にあり、隠し扉になっていて普通には辿り着くことは出来ない。
ちょうどこの隠し部屋の真上の部屋では、時折横になって床に耳を当てるようなそぶりをする珍しいNPCがいて「下の階から話し声が聞こえる」と訝しんでいる。
ちなみに同様の動き方は、夜のエンドール城の前で時おり寝転がる酔っぱらいの大男なんかにも使われている。
隠し扉を見つけるには大臣の部屋の隣で大きな音を出して【キングレオ大臣】を驚かし、何かあるとすぐ王の部屋に駆け込むというヘタレ大臣の行動パターンを利用して、バルザックのいる王の部屋への隠し扉を発見させるという少々荒っぽい方法を使う。
その大きな音を出す手段として【かやくつぼ】を使う事になる。
大きな音を出せるからといって大臣の隣の部屋でIIコンのマイクを使用しても当然何も起きない。
 
王の部屋に入るとバルザックとの戦いが始まる。
適正レベルでは【せいじゃくのたま】が無いとバルザックに勝つのは難しい。
バルザックを倒した後、キングレオに挑むも返り討ちにあって投獄される(【負けバトル】)。
同じ牢獄に捕らわれている老人(リメイクでは先代キングレオ王)の助言を聴いて【エンドール】への【じょうせんけん】を入手し、隠し通路から脱獄するも兵士に見つかり、オーリンがこれをくい止めて姉妹を逃がす。
 
この隠し通路へ続く道は以後、地上から【しらべる】コマンドで出現するようになる。
勿論、投獄される前だと、それはできない。これは前作の【サマンオサ】と同じ。
 
因みに牢屋番の兵士がいるが、話しかけても「うつら うつら…」と意識がない。
しかし牢屋に囚われている老人に先王という設定が追加されたリメイク版では、牢の中から話しかけるとミネアと先王の作戦会議を聞かなかったことにする旨を言う。
どうやら宮仕えの悲しいさがで先王と現王の扱いに悩んだ結果が狸寝入りだったらしい。…のだが、FC版時代からの「兵士は皆洗脳されていた」という設定は生きているため、なぜ牢番の兵士だけが正気なのか謎である。
しかも、五章になると先王が亡くなったためか中から話しかけても今度はガチで寝ている…。

五章

城内に入るには【コーミズ西の洞窟】で手に入る【まほうのかぎ】が必要。
バルザックは【サントハイム】に異動となり、ここでキングレオと決着をつけることになる。
キングレオを倒すと【ライアン】が合流し、ここで導かれし者たちが全員集合する。
外に出るとBGMが【勇者の故郷】から変化するのが感慨深い。BGMは先頭のキャラクターによる。勇者を先頭にして馬車外を二人以上にすれば【馬車のマーチ】になる。
 
周辺のモンスターも4章のときとは変化。
5章に入ってから今まで戦ってきたモンスターは過去の章にも登場したものと5章初登場のものが入り混じっていたが、ここからはコーミズ周辺に【ラリホービートル】がいる以外専ら5章初登場の敵ばかりとなり、強さもこれまでとは一線を画している。
冒険もこれからが本番であることを実感できる場所と言える。
夜は【ミステリドール】がよく出現するので金稼ぎに最適。出現率はサントハイム城よりやや下がるが、ザキを使う【しりょうつかい】は出ないので安全に戦える。
 
入口付近には人間になった【ホイミン】がおり、キングレオ撃破前であれば場内に進入するヒントを、撃破後はライアンに対する礼をことづけた後去っていく。
このホイミンFC版では話しかけるまで未来永劫そこに居続けるのだが、ライアン本人を先頭にしてもやはり「礼を伝えてほしい」といって去っていく。
話し掛けたときに【ドラン】が先頭だったり【へんげのつえ】で怪物に変身していると普通の詩人と同様に怖がるだけで、去らない。ホイミンなら怪物など見慣れているはずだと思うのだが、まさしく身も心も人間になってしまったようだ。
リメイク版ではキングレオ撃破後から城外に出るまでの期間しか存在せず、話しかけずに外に出るとそのまま消えてしまう。
キングレオを3人で撃破しても、ライアンは【馬車】の方に行ってしまうためホイミンと彼を対面させることは叶わない。
 
ちなみにここのホイミンは一章で彼を仲間に入れていない場合でも登場する(FC版・リメイク版共に)。
一応ライアンは勇者と出会うために各地を放浪しており、その間に出会ったとすれば説明はつくのだが、いきなり「感謝していたと伝えてほしい」とか言われても、何も知らないプレイヤーからしてみると「?」である。
まぁよほどの理由がない限り一章を彼を連れずにクリアするというケースはないと思うが。
 
キングレオを倒した後は大臣が、サントハイムにバルザックが居る事を教えてくれる。
王の警護にあたっていた兵士は「はっ!今まで私は何をしていたのだろうか!?」とまるで目が覚めたような事を言う。城の兵士たちはキングレオに操られていたことが、この台詞でよくわかる。一方で上述の牢屋番は相変わらず「うつら うつら…」のまま。
 

バグ技(FC版)

【透明気球】を利用して【さいごのかぎ】を手に入れて、アリーナ達を仲間にする前に来るとライアンがいない。その時は4章同様、壁を調べてボタンを押すことで王の部屋に入ることができる。どうやらライアンもこのボタンを押していたようだ。
ライアンが連行されているかどうかはアリーナ達が加入するか否かで決まるようで、魔法の鍵は取っても取らなくてもどちらでもよい。
 
この場合もキングレオを倒せばライアンが現れ、話し掛ければ仲間になる。
つまりアリーナたち3人よりも先に、ホフマンがまだいる状況で、ライアンを先に加入させることもできる。
その場合はまだ導かれし者たち8人が揃っていないので、ライアンが加入してもフィールドのBGMは【勇者の故郷】のままである。
正規の手順と違って勇者抜きでキングレオを倒すことも可能だが、ライアンは「ゆうしゃどの」と呼んでくる。
注意点として、キングレオを倒す前に玉座から3マス下の床を踏むと兵士が3人現れて出口を塞ぐのでハマる
キングレオを倒した後であれば出入り口にライアンがいるので、ライアンがいなくなるまで兵士は入って来れない。
ただし隊列の並び替えを行うと、なぜかライアンをすり抜けて兵士が入ってくるので注意。
ライアンが仲間になって馬車へ向かった後なら城内でルーラが制限されなくなるので脱出は可能になる。
 
実はアリーナたちを仲間にする前であれば、そのフロアから移動するか昼夜反転すると、キングレオは何度でも復活する。もちろんルーラでフィールドに出ても構わない。
5100という破格の経験値と、1725Gで売れる鋼の鎧を何度でも得ることができるので、格好の稼ぎスポットとなる。
第四章で苦い思いをさせられた分、思う存分サンドバッグにしてやろう。
ただしこの時点で未加入であるアリーナとクリフトの成長が相対的に遅れてしまう点には注意。
調子に乗って【はぐれメタルよろい】【みずのはごろも】【ちからのたて】といった高価な装備を人数分買い揃えようものなら、経験値はクリアレベル帯に達してしまうので、この2人は完全に戦力外となってしまう。
 
ちなみに二回目以降はライアン自身が戦闘に加わることができるので、脱出時にNPCのライアンとご対面、なんて状況も起こせる。
NPCのライアンに話し掛けると、そのたびに【仲間(出会い)】が流れるが、メンバーのライアンが2人に増えたりすることは無い。
ただしパーティにライアンがいた場合はライアンが強制的に馬車に戻されてしまう。
なお二回目以降はルーラで脱出できるので、必ずしもNPCのライアンに話し掛ける必要は無い。
 
NPC戦闘員や棺桶+ライアンだけのパーティでライアンが馬車に戻った場合、一時的にNPC戦闘員や棺桶だけで動き回れる状態になる。
ライアン1人だけのパーティだった場合は、ライアンが馬車に戻った後に一時的に馬車外が0人の透明状態で歩き回ることができる。
当然ながらフィールドに出れば【パトリシア】と馬車だけが透明人間に引かれているような状態になる。
しかし何らかの拍子に馬車外メンバーが参照される事態になると即フリーズする。
Aボタン押すだけでも、あるいは何もせず立ち止まっているだけでも右下のウィンドウに馬車外メンバーのHP/MP/Lvが表示されるのでアウトである。
コマンドが何も出せない以上、移動だけで自動でシステムが進む場面を利用するなどしないとこの状態を脱することができない。
キングレオ城からエンドールまでは聖水・トヘロスが届くので、0人になる前にそれらを使っておくとよい。
0人になった後にエンドールのカジノまで行ってスロットマシンの前に立てば、コマンドを出さずとも「はい/いいえ」の選択肢が勝手に出るので、スロットマシンに画面を切り替えることができる。
スロットマシンを終了すると、下記のNPC離脱時と同じように入れ替えを催促されて動けない状態になるので、ルーラでフィールドに出れば入れ替えができるようになる。
ただし、フィールドに出る前に馬車外0人のままで並び替えを行ってもフリーズするので注意。
場合によってはリセットしてもフリーズしたままになるので(リセットしながら)電源を切るしかないという危険なバグ技である。
 
もう1つの方法として、NPC1人とライアンの2人だけでキングレオを倒し、ライアンが馬車に戻ればNPC1人だけで動き回れる状態になるので、その状態でNPCの離脱イベントをこなせば、馬車外0人を実現できる。
この場合はなぜかフリーズせずに普通に入れ替えを促されるので、透明状態で歩き回ることはできない。
何故このような違いが生じるのかは不明。
なお注意点として、離脱イベントの場所までの移動はキメラの翼か聖水に頼る必要がある。
NPCだけで動き回れる状態で敵とエンカウントすると通常の状態に戻ってそのままでは動けなくなる(入れ替えを促される)のでエンカウントを避ける必要があるのだが、何故か呪文コマンドを開いても同様に動けなくなるため、ルーラやトヘロスはNGである。

知られざる伝説

ホイミンのエピソードで城内の様子が登場。
進化の秘法の実験場と化しており、元が若い女だったらしい異形の屍が無数に散乱している。
人間になったホイミンの肉体は、このように変わり果てた恋人の姿を見てショック死した吟遊詩人のものらしい。

小説版

知られざる伝説の描写を引き継ぎ、もといそれ以上に城内の様子がとんでもない事になっている。
まず四章で訪れた時には、麻薬のような香を焚いた一室が、割れた食器やら食い物やら嘔吐物やらでビチャビチャになっており(マーニャ曰く、「いっとう過激なぱふぱふ館でさえ、ここまで酷くはない」)、中にいる人々も、精神を破壊する麻薬のせいで誰もかれもがベロンベロンに酔っていて醜態をさらけ出し、マーニャにしなだれかかってきた幼さを残す少女も、一時的に正気が戻るもまた元に戻る。
ヘタレ大臣の部屋も、かつて姉妹が訪れた時の美しい景観をぶち壊しにするくらいに無理矢理に増築され、鍵も上下に3つずつ付いた異様な部屋に。
 
そして、五章でライアンと合流する時に訪れた時は、最早城とは名ばかりの進化の秘法実験場と化している。
外観でも人を惑わしループする結界が張られ(ホイミンが解除)、中の人々はみな異形のモンスターに変えられてしまっている。
気持ちの悪いモンスターにされたかつてのマーニャの同僚の姿は、絵こそ無いものの軽くトラウマになるレベル。