DQ11 
【ベロニカ】【セーニャ】または【魔王ウルノーガ】【邪竜ウルナーガ】の【連携】技。
DQ8のスカモン必殺技【クラスマダンテ】と名前が似ているが別物。
11Sで追加された【失われし時の怨念】と【失われし時の災厄】は「カオスマダンテ」という上位技を使用するが、ダメージが増えた以外は同じ仕様である。
ベロニカ&セーニャ 
2人の現在のMPを足して3倍した分のダメージを敵全体に与える。使用後は2人のMPを全消費する。
基本的にれんけい技はMPを消費しないが、これは例外。【ミラクルゾーン】中でもMP消費は避けられない。まあ威力を考えれば当たり前だろう。
実は威力倍率自体はベロニカ単体での【マダンテ】と変わらなかったりする。
マダンテとの違いは、セーニャの分のMPが乗ること、【魔力かくせい】の効果が乗らないことと、【呪文反射】状態の敵にも跳ね返されないこと。
本作最強クラスの威力を誇る大技。
レベル99時の最大MPはベロニカが660、セーニャが600。両者MP満タンで放てば3780ものダメージを叩き出す。スキル・装備や【ふしぎなきのみ】でブーストすれば更に伸びる。
最大ダメージは双方のMPを999までブーストしてMP満タンの状態で撃った場合、単純計算で5994ものダメージを敵全体に与える(ベロニカ単体だと魔力かくせい込みで4495なので、いかに強力かが分かるだろう)。
ボス前に2人をゾーン状態にしておき、開戦と同時にぶっ放す作戦はシンプルにして強力。手数の少なさを問われる【連武討魔行】や【ネルセンの最終試練】でも頼りになるし、他のボス軍団にも有用。
会心や暴走が無く固定ダメージを与えられるという特性を活用し、【試練その1】・【試練その2】や【ムンババ・邪】に対し、とどめを刺す直前まで一撃で確実に追いこむ作戦にも使える。
ただしMPが空になった後の2人のアフターケアは必要。ベロニカはともかく回復役のセーニャは死活問題である。
戦闘後に全回復する連武討魔行なら気兼ねなく使えるが、それ以外の状況では【エルフののみぐすり】によるリカバリーは必須だろう。
しかしこの技の最大のポイントは、発動時の演出の中でベロニカが元の姿(大人)に戻る点である。【大まどうしこうりん】とは違い、姿もバッチリ見えるが、【おしゃれ装備】をしていた場合でも元の姿ではデフォの服装になる。使用後は魔力を使い切ったせいか、子供姿に戻る。
習得タイミングは【預言者】の最後の告白が終わった後。イベントの途中で預言者に赤いペンダントを渡されたベロニカが一時的に元の姿に戻っているので、【ラムダの祈り】の強化共々この時何か力を引き出されている模様。
なお、習得条件にマダンテは関係しない。メタルをいじめてなければまずこちらを先に覚える。
魔王ウルノーガ&邪竜ウルナーガ 
魔王ウルノーガの【ゾーン必中】により2者がゾーン状態になった後に使用してくる。
プレイヤー側が使用する場合と同様に全MPを消費しており、クロスマダンテ後に【いのり】を使用してMPを全回復する(必ずしもクロスマダンテの直後に使うとは限らない)。
威力は全体に270の固定ダメージと控えめではあるが、時期を考えると十分凶悪。特に邪竜ウルナーガの【ぶきみな閃光】により呪文耐性が下がった状態で食らった場合、ウルナーガの通常攻撃をも上回る威力の大ダメージを受けてしまう。
欧米版あるいはDQ11Sで「すべての敵が強い」しばりをしている場合でも330前後(通常版で呪文耐性が2段階下がった状態で食らった場合と同程度)と上昇値は控えめだが、中衛や後衛は手負いだと即死する危険が高いため要注意。
ただしローテーションの都合上、連携技を使われる前に魔王ウルノーガを倒してから【ザオラル】で蘇生された後でない限りはもう一つの連携技である【地獄陣】を先に使用するため、クロスマダンテを拝む前にクリアしてしまうことも多い。