【クーパス】

Last-modified: 2018-12-24 (月) 16:27:27

DQ8

【七賢者】の一人で異名は「大呪術師クーパス」。
【リブルアーチ】で殺された【チェルス】のご先祖様。
シルエットから窺える容姿は、ローブを羽織ったいかにもな呪術師、魔法使いとでもいったところ。
英語版での表記はKupas。
 
【暗黒神ラプソーン】を封印した後、自らの呪術の力が魔のモノの目に留まり、賢者の血筋を危機にさらすことになることを懸念し、【ハワード】の先祖に呪術の力をすべて渡し旅に出た。
旅の途中、【ギガンテス】【エルフ】【ラジュ】に出会い、【三角谷】に人と魔物が暮らす集落を作る。
ここには彼が戦いに用いた品が遺されているが、その正体はなんと【まふうじのつえ】
よもやこの杖で暗黒神が封じられると思ったわけでもなかろうが、こんなもので暗黒神に挑んだのかと思うと、その気概に脱帽する。
 
呪術を譲り受けた初代ハワードはクーパスの教えを忠実に守り、世界に危機が訪れたときにクーパスの末裔が自らの末裔と出会うことができる「因縁の呪術」を一族に行使し、クーパスの末裔を命がけで守ろうと誓いを立てた。
しかし結果として末裔チェルスは当代ハワードに出会うことができたものの、虐待された挙句【レオパルド】に殺されてしまう。
ハワードの虐待もクーパスの呪術が原因だったとも取れる発言がある。
 
クーパスは「呪術の力が魔のモノの目に留まる」ことで賢者の血がバレる可能性を考えていたようだが、作中での呪われた杖の持ち主達の行動を見る限り、暗黒神は最初からある程度賢者の血を見極めていたように思われる。
呪われたゼシカが最初からハワードではなくチェルスを狙っていたのがその証拠だ。
結果論ではあるが、クーパスの行動は無駄であり、むしろ事態を悪い方にしか転がさなかったとも言えるのが皮肉。
 
さすがの【エジェウス】でもクーパスやハワードの子孫のことまでは見えなかったのだろうか。
 
オーブは【グリーンオーブ】