【グラッド】

Last-modified: 2024-02-25 (日) 20:55:06

DQ8

【オークニス】の町で暮らしている薬師。顔はかなり濃い目。
由来はdrug(薬)だろう。英語版での名前はMarek。
当初は身分が語られないが、実は【メディばあさん】の息子である。
多くの人の役に立ちたいという理由で遺跡の守り人の使命を捨て、家を離れた。
メディばあさんが存命じゃなければ彼が七賢者の後継者になっていただろう。
被っている毛皮の帽子にはしましまの尻尾がついており、アライグマを思わせるが、現時点ではアライグマのモンスターは存在しない。
3DS版でのCVは広瀬彰勇。
 
【薬草園の洞窟】で凍死しそうになっているのを【メディのふくろ】を届けに来た主人公達に救われる。
洞窟の奥にいた理由は【ダースウルフェン】に襲われて逃げ込んだためで、ご丁寧に氷柱まで落ちてきて閉じ込められるというかなりの災難ぶり。まあ、その氷柱のおかげでダースウルフェン自体には襲われずに済んだわけだが。
 
この後、彼を保護しながら洞窟を出てオークニスに帰ることになるが、洞窟の出口で改めてダースウルフェンの群れに襲撃される。
オークニスに戻ったあと、胸騒ぎを覚えた彼は急いでメディの元へ行こうと言うのだが、間の悪いことにそこに風邪を引いた荒くれがやってきて救護をせがんでくる。
一応事態の重さゆえグラッドも一度は断ったのだが、荒くれが悪気なく食い下がったため渋々看病する羽目になってしまった。
そのせいで、主人公達とは別足で遅れて駆けつけることになり、【魔犬レオパルド】の人質となってメディの死を招く結果となってしまった。
この荒くれには悪意はなかったのだが結果的に他人の命が奪われてしまう悲劇の発端という役回りになっている。
そのような流れはシリーズを通してもそう多くない。
メタなことを言えば、ゲームシナリオ的に魔王の封印が解けないと話が進まないので、ご都合主義的に主人公たちが助けられないという展開を作らざるをえなかった事情の犠牲者と言えるだろう。
 
また、【神鳥のたましい】入手後にオークニスにいる彼に会いに行き、「黒犬を倒した」と嘘をつくと礼を言って【ヌーク草】をくれる。
その後、実際にレオパルドを倒してから【メディばあさんの家】に移動した彼にもう一度会いに行くとまた礼を言ってヌーク草をくれる。
まさかボケてるのか?といらぬ想像をしてしまうが、まあ実利だけ考えてありがたくもらっておこう。
実はヌーク草をもらえるタイミングは、

の2回。
なので、煉獄島脱出後に彼に会いに行けば嘘をつかずに2回もらえる。
母の敵討ちが成されたことを2回喜んでいる件はフォロー不能だが、まあ実利だけ考え(ry
ちなみに3DS版でも修正されていない。
メディばあさんの死後は【バフ】を引き取り、オークニスで薬師を行うかたわら、メディばあさんの家でヌーク草の世話をしている。
 
なお薬草園の洞窟で彼を救出後、上述のとおり洞窟の出入口でダースウルフェンの集団と戦闘になるが、戦闘終了後フィールド上でこちらがキラーパンサーに乗って移動すると、ものすごいスピードで追いかけてくる彼の姿を見ることができる。
もしかすると彼ならば【エジンベア城の門番】に勝つこともできるかもしれない…が、3DS版ではNPCの仕様変更により、猛ダッシュは拝めなくなってしまった。