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【サマルカンスト技】

Last-modified: 2017-10-01 (日) 11:18:09




DQ2(SFC版) Edit

バグ技の一種。【サマルトリアの王子】が異様な成長を遂げるというもの。
準備として、以下の3つの条件を揃える。

  1. 【サマルトリアの王子】のレベルを35にする。
  2. 【ベラヌール】で呪いイベントを見ていない。
  3. 【ふっかつのたま】を持っている。

 
レベルは35でありさえすれば良いが、手間を省くために次のレベルになる直前だとなお良い。
準備が整ったら、ベラヌールの宿屋へ行きイベントを発生させる。
ベッドにいるサマルに話しかけ、「復活の玉」を使い、その場でセーブをする。
すると、サマルがパーティから外れた後であるにも関わらず、サマルがパーティにいる3人パーティの状態で記録されてしまうのだ。
 
これは、世界樹の葉を飲ませてサマルを復活させるイベントの仕様であり、「サマルに世界樹の葉を使う」という手順をイベント処理ではなく手動のアイテム使用式にしたため、隣接してキャラが並んでいる状態の場合はサマルがパーティにいる状態として処理される。
しかも、寝ているサマルを「3人目に追加パーティ入りさせる」という処理をしているため、3人目の位置にサマルが並ぶというイレギュラーな構図が出来上がっている。
そして、このイベント処理上の理由による「一時加入」と、サマルの「3人目加入という不自然な状態」と、「どこでもセーブデータへ書き込める」復活の玉が合わさったとき、サマルが「3人目に加入した状態のままでセーブされる」という抜け道が完成する。
 
本来なら寝ているサマルにアイテムを使うためのサマル3人目加入状態なのだが、セーブデータにはなぜ加入しているのかというフラグが書き込まれていない。
したがって、特殊な加入状態であることを無視し、通常の仲間加入と誤判定した状態でロードされてしまい、準備が完了する。
結果、ここからリセットして再開させると、パーティーがローレ・ムーン・サマルの順で並んでいる。
宿屋には先ほどと変わらずサマルが寝込んだ状態で、画面内に2人サマルがいれば成功。
(便宜上、この状態をサマル状態と呼ぶこととする)
 
サマル状態のままセーブポイントへ訪れると、サマルは何故か「もう充分強い」と言われる(サマルは最大Lv45)。
そのまま経験値を稼ぎ、Lv35からLv36に上がると能力値が異常な上がり方をする。
更にLv37になった時は、全ステータスが最大の255になってしまう。
【マヌーサザラキ】に続く、サマル第2の究極技の完成である。
DQ2は武器を含めた攻撃力が最大で255のため、力が255になればそれ以上攻撃力は増えない。
したがって、単純な攻撃に関しては、【はやぶさのけん】が他全ての上位互換になる。
【はかぶさの剣】の再来とも言える圧倒的な破壊力を堪能しよう。
水の羽衣をムーン王女に譲った場合、打たれ弱い特徴はそのままではあるが、その異様とも言える攻撃の頼もしさはDQ4の【アリーナ】でも見ているかのようだ。
また、パラメータの劇的な上昇に伴い、【みかわしのふく】も非常に頼れる相棒に。
 
ただしDQ2のステータス上限はリメイクでも255なので、1人でごり押し無双できるかというとそこまでは甘くない。
耐性自体はそのままなのでイオナズンや激しい炎を喰らうとガシガシ削られるし、ザラキで即死もありうる。
ムチもブーメランもないのではやぶさの剣を使っても2体までしか1ターンに倒せない。
また、サマルの素早さが一番速くなるのでマヌーサザラキバグがやりにくくなってしまうという弊害もある。
(2ターン目以後に決めればいいのだが、それでは開幕速攻で敵を減らすメリットが薄くなる)
まあ、FC版では全く役に立たなかったサマルだから多少のことは目をつぶれるだろう。
もともと重要な補助魔法を扱える彼が強くなることでパーティ全体の耐久力は段違いになるのだから、彼1人の強さに依存し過ぎないように運用していこう。
 
サマル状態でこんな事が起こる理由としては、3人目の位置が本来はムーンであることから、内部処理で勘違いされている模様。
並び順が変わる点に関してはムーンも同じだが、「2人目にムーン」は仕様上想定内なのでバグは起こらない。
今寝ているサマルが離脱している時の通常フラグでのムーンは2番目なのだから。
あくまで通常発生しない「3人目にサマル」のみバグの対象となる。
そして能力値の伸びはムーンのものに据え置きされるのだが、ムーンは最大Lv35。
それ以上のレベルアップの値は用意されておらず、本来参照すべき正常なデータが無いので、別の関係ないデータをレベルアップ用データとして間違って読み込んでしまい、
このような異常な数値を叩き出してしまうようだ。
 
寝ているサマルが3人目という通常ありえない位置に加入する、一時加入したままセーブデータに書き込まれる、というイベント演出や処理上の理由が複雑に絡み合って引き起こされたバグであり、どれか1つの要因が変わっていたら引き起こされることは無かった。
 
コマンドなどの関係で並び順が気になる場合は、呪われているサマルに【せかいじゅのは】さえ与えれば、サマルが隊列の2番目に復帰したと処理され、元のローレ・サマル・ムーンの順に戻せる。これは通常のイベント処理と同じである。
それ以降にレベルアップした分のステータスの伸びこそ元に戻るが、サマル状態の間に上昇したステータスはそのままなので、Lv37まで上げていれば全ステカンストのまま使用できる。
 
ちなみに、サマル状態ではサマルがパーティーにいる・いないのフラグは少々ややこしいことになっている。
例えば、クリア前に【サマルトリア王女】【サマルトリア王】に会いに行くと、ベラヌールで呪われていることになっているのかパーティーにいないと言われ嘆かれる。
超強化状態で目の前にいるのに…。もしや強くなりすぎてサマルと認識できなかったのだろうか?
また、サマル状態のままクリアして彼らに会いに行くと、いる状態と認識され普通に祝福される。
さらにサマル状態のままローレシアの城に入ろうとすると、入り口までもう一人のサマルが追いかけてくる。
実際にパーティにいるかどうかで判定されている場面と、イベントフラグで判定されている場面に大別されるようだ。
 
この裏技を実行するにあたって、条件を揃えるまでの間ベラヌールのイベントを起こさない(宿を一切利用しないか、利用時にはローレシアの王子を殺しておく必要がある)のも面倒だが、何よりはぐれメタルしか落とさない復活の玉を手に入れるのが一番面倒。
なお他のキャラには害はないので、状態を維持することも可能。
寝ているサマルに話しかければパーティーから外せるので、世界樹の葉取り放題の裏技もいつでも好きなだけ出来る。
 
余談だが、サマル状態のままLv45まで上げると、最大レベルにも関わらずセーブする際に、
「サマルが次のレベルになるにはあと 13107200 の経験が必要じゃ」
というとんでもない経験値を言い渡される。
…と言っても、この数値はその後戦闘して経験値を得ても減ることはなく、内部処理はきっちり最大Lvに達しているものとして扱う。
こんなことを言われる原因は、単純に「Lv45時」の「ムーンブルクの王女」に対して「現在のLvがカンストレベルではない」と判断されてしまった結果だろう。
この状態はサマルを世界樹の葉で元に戻せばちゃんとカンストと判定してくれる。