DQ9より登場する同名の短剣については【サラマンダー(武器)】を参照。
概要
DQ3に初登場した紫色のドラゴン。
色違いには【スカイドラゴン】、【スノードラゴン】、【しんりゅう】、【魔竜ネドラ】がいる。
この系統はリメイクを除けば、東洋竜の姿なのにいずれも名前は横文字である。
外伝作品でよく見るスカイドラゴン、スノードラゴンに対し、こいつはバトルロードMobile程度しか登場していなかったが、ブラウザ版モンパレで久々に登場。
続けてDQ11にも登場した。モンパレではボスであるしんりゅうを除き、初の対空攻撃可能なドラゴン系であり、なかなかの高待遇。
元ネタは中世ヨーロッパの錬金術における四元素を司る精霊「火のサラマンダー、水のウンディーネ、風のシルフィード、土のノーム」から。1980年代のファンタジー作品ではきわめてポピュラーなネタだったが、1990年代以降は精霊の名前や元素の種類を作品独自の設定にするのが当たり前になり、元ネタそのまんまの使用例は見かけなくなった。たとえばDQ7の【四精霊】もその変形の一つと言える。
一方小説で【バラモス四天王】に起用されたのは、この元ネタを尊重したものだろう。
なお伝承では炎の中に住むトカゲの姿とされる。また、サンショウウオの英名である。
DQ4の【ベビーサラマンダ】がああいう姿なのはそのためで、大本をたどれば同一ネタ。
あちらが「ベビー」を冠するのはDQ3のサラマンダーの幼生という意味だったのかもしれない。ライバルズではベビーサラマンダが変身してサラマンダーに進化するためこの説が濃厚である。
スーパーライトでは、亜種としてこいつがブレイクモンスター化した【凶サラマンダー】が登場した。
DQ3
系統最上位種として【ゾーマの城】周辺や【ラダトーム北の洞窟】に出現。
【ルビスの塔】では最上階限定で出現する。
FC版ではスノードラゴンと同様に炎のグラフィックが追加される。
HPと攻撃力は【うごくせきぞう】をわずかに上回る程度だが、特筆すべきは50%の確率で全体に80~99ダメージという強烈な【ほのお】(リメイク版では【はげしいほのお】)を吐くという点。
それでいて素早さも70とそこそこ高いため、こちらの先攻は安定しにくい。
色違い同様最大出現数は3体で、ラダトーム北の洞窟のみ2体までしか出ない。
集団で現れて一斉に炎を受けると全滅の危険もある。
ちなみにGBC版以前での【ランダムエンカウント】のモンスターで、この威力の炎を使ってくるのはサラマンダーのみ。他の使い手はボスキャラである【バラモス】と【バラモスブロス】しかいない。
最大の脅威はやはりこの炎なので、【フバーハ】で身を守りながら、確実に効く【マヒャド】や【バギクロス】も使って倒していきたいところ。
なお、強力な炎を吐くくせに下位種の【スカイドラゴン】と違ってなぜか【炎系】無効ではなく強耐性どまり。
そうは言っても、上記の通り素直に必中のヒャド系呪文の方がよいだろう。
【ザキ系】や【ラリホー】も効きにくい。ただし、【ザキ】ならば約5割の確率で当たるので、こちらの火力次第では唱えてみる価値はなくもない。
【バシルーラ】と【ボミオス】の耐性が低めなため非常時には吹き飛ばす戦術も採れるうえ、ボミオスを唱えれば、サラマンダーよりずっと早い行動が可能だ。
ただし、ラダトーム北の洞窟内では呪文が一切使えないのでその脅威はトラウマ級。
FC版では袋がない上に各自の道具のスペース数の関係もあり、【やくそう】を大量に持っていくこともできず、炎を複数回喰らったら立て直しはほとんど不可能。
ここは、戦闘中に道具として使用すると呪文と同じ効果が得られるアイテムを有効に活用したい。
先に【ドムドーラ】に立ち寄って、人数分の【ちからのたて】を買っておけばかなり有効だが、移動中の回復には使えないので過信は禁物。
攻撃面では【おうじゃのけん】はもちろん、運良く手に入れていれば【ふぶきのつるぎ】を持って行くのも手だろう。
また、使いどころの難しい【ドラゴンメイル】の光る場所でもある。
一方で特筆すべきなのが、その経験値。なんと6000(4人パーティなら1人あたり1500)という破格の高さを誇る。
そのためこちらのレベルが比較的低いうちに遭遇したら、逃げるよりは多少苦労してでも倒した方がいいだろう。
逆に、逃げても回り込まれて焼き殺されるリスクの方が高い。
落とすアイテムは【ちからのたね】(確率1/128)。
リメイク版
FC版の出現場所に加え、【謎の洞窟】の序盤辺りにも出現。
ラダトーム北の洞窟内では相変わらず苦戦させられるが、【ふくろ】が採用されたことで薬草を大量に持ち歩くことができるようになったため、FC版よりは若干戦いやすくなったと言える。【けんじゃのつえ】などの新アイテム・装備もある。
前述のように経験値が非常に多く、特にルビスの塔でのレベル上げの効率が上がったリメイク版では【はぐれメタル】と一緒に狩られることが増えた。
色違いに新たに【しんりゅう】が登場したため、系統最上位種ではなくなった。
HD-2D版
新たに【やけつくいき】を使ってくるようになった。
魔王の爪痕に行く時は装備で麻痺耐性を付け、味方にまんげつ草を持たせないと痺れたまま激しい炎で燃やされてしまう恐れがある。
同じく魔王の爪痕に出現し、【おたけび】を習得した【ヒドラ】との組み合わせもこれまで以上に厄介。
反面、バランス変更により激しい炎の使い手は以前よりも増えており、クリア前の通常モンスターだけで見ても【ドラゴン】が新規習得している。
また、サラマンダー自身は下位の燃え盛る火炎も習得してしまい平均的な火力は低下しているほか、ヒャド系に非常に弱く山彦マヒャドならまず1回で倒せる。
行動回数も変化はなく、魔王の爪痕以外で出現した場合の相対的な強さは以前よりも落ちている。
その関係なのか経験値も3102とほぼ半減しており、アレフガルドでは高い方ではあるが特筆するほどの値でもなくなってしまった。
同じくそこまで目立った強化を受けていない割に経験値が大きく増加した下位種の【スカイドラゴン】や【スノードラゴン】とは対照的な扱いと言えよう。
力の種を落とすことは変わらず、ルビスの塔ではぐれメタルを狩る場合はついでに倒す価値もあるだろう。
【はぐれモンスター】としては1個体のみ登場する。詳しくはこちらを参照。
小説版
大幹部であるバラモス四天王の1体で、【アリアハン】大陸と北中央大陸を担当していたが、物語開始時点で既に【オルテガ】によって倒されている。
彼の直属の部下がオリジナルキャラの【チコ】であり、彼女にとって勇者親子は上官と親の仇ということになる。
なお「サラマンダー」ではなく「サラマンダ」表記。
DQ7リイマジンド
異変後の【炎の山】や【聖風の谷】周辺などで出現する。
なお、本作ではスカイドラゴンがボスのみの登場で、スノードラゴンは未登場、他の色違いは隠しボスの神竜のみであるため、サラマンダーがこの系統で唯一の通常モンスターになっている。
DQ11のものをスケールダウンしたような能力で、通常攻撃に加えて【のしかかり】や【ベギラマ】、【はげしいほのお】を使ってくる。
異変後としては比較的早期に出現する分さすがにDQ11ほど突出した強さではないが、それでも炎の山時点では高いステータスを誇る。
激しい炎は60ダメージ前後ではあるが、ベギラマもこいつのものは同程度の威力があり、確定2回行動も健在。十分警戒しよう。
ドロップアイテムは【ちからのたね】のみでレア枠はない。
DQ11
【ネルセンの迷宮】・【賢者の試練】の不惑の森エリアに登場。
PS4版等では特殊な仕様はないが、3DS版3Dモードでは
迷宮の奥に 進みたければ
湖のほとりの サラマンダーを倒し
隠された魔法陣を 出現させよ
だが 敵のチカラを あなどるなかれ
戦うなら 心して 挑むのだ
と、サラマンダーがこの試練の中ボスであると言わんばかりの看板が立っている。
実際湖のほとりにサラマンダーのシンボルが出現しており、試練の挑戦者を待ち受けているが…
とりあえずサラマンダー戦は預けて先に宝箱を回収しよう…と探索していると先に進めてしまう。
サラマンダーには不本意な結果かもしれないがプレイヤーの印象には残る…かもしれない。
なお、倒すにしろ逃げるにしろ一度戦闘すると不惑の森を脱出するまでシンボルは復活しない。
ランダムエンカウントの2Dモードの場合、上記の看板の内容が
迷宮の奥に 進みたければ
湖のほとりを 調べ
隠された魔法陣を 出現させよ
周囲に現れる サラマンダーには
くれぐれも 注意されたし
という内容に変更されており、看板そばの石橋を渡った一画に限りエンカウントが発生すると確定でこいつが現れる。
すぐ下側のツタを降りると出現しなくなるので怖いならさっさと離れてしまおう。ただし2Dモードでは魔法陣を出現させておけば5秒ほどで入れるため、追憶の城で稼ぎを行いたい場合は非常に便利。
こちらではランダムエンカウントの仕様自体は他と変わらないので一度倒そうとも迂闊にフラフラしていると何度でも襲いかかってくる。
実際に戦ってみると3DS版の警告に違わず非常に強い。
本作の通常モンスターの中でも有数の実力者と言ってよく、500以上の攻撃力による【のしかかる】を始め、【しゃくねつ】や【ギラグレイド】を2回行動で繰り出してくる。【炎属性】への耐性を重点して挑みたいが物理も普通以上に強い。
強力なドラゴン揃いの本作においてはこいつと同等以上のステータス&2回行動持ちもまだ数種いるが、こいつの場合素早さが401と非常に高く先手を取るのが難しい点が厄介。
(ネドラを除く)本作のスカイドラゴン系自体が全体的に俊足揃いではあるが、それにしてもメタル系を除けば突出して速い部類と言える。
PS4版等では単体出現か小型雑魚を1匹引き連れる程度なのでまだマシだが、3DS版3Dモードの場合2体同時(とりかこんだが発生した際にのみ1体)に出てくるため凶悪さが段違いに上がっている。
その上PS4版では2~4体攻撃だったのしかかるもこちらではDQ3と同様の全体攻撃。
下手なレベルで挑むと何も出来ずに殲滅されてしまうことも十分にあり、(一応の)通常モンスター枠としてはかの【アメジストワーム】に次いで危険な編成と言えるだろう。
自信がないなら避けた方が吉。
2Dモードでも基本的に2体で出現するが、こちらでは1体ずつ別グループ扱いになっているのでより厄介。
たまに1体+メタルハンド強1~2体という編成で現れることもあるが、その場合もメタル狩りどころではないだろう。
そんな彼だがなんと【ドゥルダ郷】の【連武討魔行】最終試練の「そして伝説へ…」に登場する抜擢を受けた。
ステータスも【ラゴンヌ】と同じくHP4000に強化されており文字通り最終試練として勇者たちの前に立ちはだかる。
ドロップアイテムは【紅蓮の大木】(ノーマル)、【サラマンダー(武器)】(レア)。鍛治でも作成可能だが、サラマンダーからサラマンダーをドロップするという、RPG古来よりのレア感に酔いしれるのも悪くない。
DQM3
その後、色違いがモンスターズシリーズに登場する中出番に恵まれなかったサラマンダーだが、DQ11で復活した影響なのか、ようやくモンスターズに初登場を果たした。
ドラゴン系のAランク。
【スノードラゴン】と【れんごく天馬】の特殊配合で生まれる。
特性は【ファイターズハイ】、【火ブレイク大】(Lv20)、【こんらんブレイク大】(Lv40)、
Lサイズ化で【1~3回行動】、【超みかわしアップ】、【ラージキラー】?(Lv60)を習得。
呪文アタッカー配分だったスノードラゴンとは打って変わり、HP・攻撃に優れたドラゴンらしい斬撃アタッカー配分。
所持スキルは【業火】。
傾向・特性共にスノードラゴンの対のような構成となっている。
だが、ドラゴン系は火ブレイクの宝庫とも言える系統であり強豪も多いため、差別化要素を活かさないと埋もれがち。
こんらんブレイクもあるため【ひかりの息】や【メダパニダンス】等も欲しい。
【ドラゴンアビス】との配合で【しんりゅう】が生まれる。
いたストDS
モンスターコロシアムで【やまたのおろち】、【ドラゴン】、【ドラゴンゾンビ】と戦う。
ライバルズ
第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」にて実装。僧侶専用スーパーレア、【ベビーサラマンダ】の効果で変身して登場する。
8/8/8 ドラゴン系 超貫通
【竜王】など、限られたカードしか持たない超貫通と、かなり高いステータスを持つため超強力。
・・・だが如何せん、変身する条件の「4回BETする」がかなり難しく、速攻を持たないため変身したターンには行動できないのが厳しい。
どこパレ
とくぎセレクションで登場したモンスター。ドラゴン系SSランクで、固有特性は2回行動。
目玉特技は【くちをふさぐ】。実は【れんごくぎり】を持つ初のモンスターでもあった。
しかし上記2つの特技がどこパレではとにかく地味で、一緒に特技セレクションで登場したのが3枠「冥界の門」の【冥王ネルゲル】だったのもあり全く注目されなかった不憫なモンスター。
ステータスも攻撃力、すばやさが高いが既に出ていた神竜には及ばずこれまた地味。耐性もザキ系を通してしまうとよろしくない。
現在ではたんけんスカウトでは排出されず、おやぶんの洞くつでの復刻待ち。
ウォーク
2024年11月29日開始の覚醒千里行の【じごくのつかい】編で登場。
めったに見かけないモンスターで通常登場するほか、2~3体で乱入してくることがある。
ギラ系とバギ系が最も有効で、次いでジバリア系が有効、他は耐性持ち。
HPは7万程度とかなり高いうえ、転び効果のあるグランドプレスをはじめ高威力かつ多彩な攻撃を持つ。マホターンで呪文を反射することも。
素早さが高く1400以上の速さでないと先制できず、2~3回攻撃のため対策を講じないと全滅必至。
におうだちを使う場合はまもりのたてで機能不全を防いでから使うこと。
こころは黄色でコストは159。黄色の中では実装時点最大の力を持つ攻撃型。
高グレードでは斬撃・体技ダメージの増加と悪魔系、植物系へのダメージが増加し、メラ系に耐性がつく。
乱入時にはこころのドロップ率が高いので、安定して狩れそうなら乱入を期待したい。
ドラけし!
ゾーマの城周辺に生息。
ドラけしは星4赤属性で、スキルは上かスライド方向にダメージを与える「はげしいほのお」。
余談
関連は不明だがDQ9には自称「元サラマンダー」のおじさんが登場する。詳しくは【私はサラマンダー】を参照。