【サルマーン】

Last-modified: 2021-03-12 (金) 21:39:06

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】のクエスト【ルドマン家の呪い】で登場するモンスター。
【シルバーデビル】の色違いで、薄い茶色の毛に赤い肌と現実の猿に近い色となっている。
猿と【ハヌマーン】を掛けたネーミングがちょっと上手い。
 
ルドマンの屋敷にいた人物を全員【ルドマン】の姿に変えた張本人で、【ダーマ神殿】に逃亡して転職を図ろうとしていたところを見つけられて戦闘になる。
実は【ブオーン】同様、【ルドルフ】の代に彼と対立して150年封印されていたモンスターなのだが、封じられたきっかけというのが「ルドルフのおやつのバナナを盗んだ」という、あまりにも子供じみた安っぽい悪事であった。
転職をもくろんだ理由は「150年も封印されて不意にされた人生をやり直したい」という意外にも切実なもの。
話しかけると「台無しにされたわしの青春に比べればあんなの呪いなど屁でもなかろう!」「これから残された人生を満喫すべくわしは新たに生まれ変わるんじゃ!」と悲痛な様子で叫んでくる。ここで戦わないことを選択すると邪魔しないでほしいと言われるあたり自ら戦おうとは思っていないようである。倒されると「第2の人生が送れると思った...のに……。」と苦し気に言いながら死亡してしまう。
封印されたこと自体は自業自得なものの、ちょっぴり哀れな最期であった。
せっかく封印が解けたのだから、呪いをかけたりせずにさっさと逃げ出してしまえば討たれることもなかったろうに……。
ちなみにダーマ神殿のクエスト【ぴちぴちギャルになりたい!】をやってるかどうかでコイツの居場所がちょっと違う。
上記クエストクリア前だと老人に変身してダーマ神殿の王の取り巻きの老人の群れに紛れているのだが、クエストクリア後で話すと魔物の姿で画面左上側の椅子に座り「どれに転職しようか、やっぱりぴちぴちギャルか・・・?」などと言っている。
コイツ自体は年配ではあるものの【ギャルになりたい爺さん】にカテゴリしていいかどうかは迷うところである。
 
完全2回行動で行動パターンはランダム。【イオナズン】【ラリホーマ】【こごえるふぶき】の他、【するどいツメ】による強化攻撃を使ってくる。
これらをまともに受けていては強敵だが、呪文をマホカンタではね返せば比較的楽になる。
属性攻撃はどれも有効だし、眠りも比較的よく効くので、こちらからもラリホーマで眠らせにかかるとよい。
なお、【パルプンテ】を使おうとするが、年老いてもう使えなくなっており実質【無駄行動】である。