【サロメ】

Last-modified: 2020-08-21 (金) 14:20:32

概要

書籍【ドラゴンクエストIII 知られざる伝説】収録のエピソード『魔王バラモスの陰謀』に登場する女性キャラクター。
 
元々は【サマンオサ】の王国内にある小さな村に住んでいた少女。
【上の世界】を侵略する上で人間達の結束を乱そうと企んだ【バラモス】の命を受け、派遣された【やまたのおろち】によって肉体を乗っ取られた。
 
元々予言者であったらしいが、大蛇の魔力によってその予言は百発百中のものとなり、村人から「神の使い」と崇められるようになる。
やがてその名を聞き付けた【サマンオサ王】によって城に招かれ、その確かな予言と美貌によって王を籠絡する。
 
そしてある夜、「【アリアハン】が全世界を支配する第一歩としてサマンオサを滅ぼそうとしている」と王に嘘偽りを吹き込み、世界戦争の引き金を引かせた上で姿を消した。
 
大蛇はこの手柄をバラモスから認められ、さらなる魔力を与えられ、やがて次なる任地【ジパング】へと赴くことになる。
 
サロメがサマンオサから姿を消した後は本編に繋がっているため、彼女の肉体および精神はどうなったのか言及はない。
そのまま何らかの原因によって死亡した可能性が高いと思われるが...
 
リメイク版では、本物の【ヒミコ】は生存していたことが後に判明するが、同書はFC版に基いたものなので、サロメにも当てはめることはできそうもない。
 
なお原作ゲームでは、アリアハンに住む【老人】の口から「アリアハンはかつて世界を支配していたが、戦争が起こり多数の死者が出たため、【旅の扉】を封印した」と語られているが、
本エピソードでは「世界を支配している国」自体が存在していないことになっている。