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【ジキド将軍】

Last-modified: 2019-07-11 (木) 01:44:41

アベル伝説 Edit

CV:森功至
アニメ【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】に登場する人物。
途中参加幹部で血色が良くなった代わりに触角を失ったナメック星人のような外見をしている。
【ムーア】と同じく、外界に出るときは「死せる水」を浸したガラスのようなものを着けて顔を守っている。

 
【バラモス】の手下であり、もとは親衛隊員の一人。
親衛隊長ジャーク将軍の部下だったが、ジャーク将軍が失態を犯しバラモスに粛清された際に上官の偽証を告発する気概を示したため、親衛隊長の位を示す太刀と将軍の地位を与えられる。
魔法と剣技の両方に長ける魔法戦士で、その強さはバラモス配下の中でもトップクラスの実力者。
 
所謂叩き上げの将軍なわけだが、やっぱり俗物なのか権力を得た途端に傲慢な態度が目に付くように。
それ故に仲間からの評判はすこぶる悪いようで、他の幹部クラスからは煙たがられている。
特に事あるごとに糾弾してくるバラモス側近のムーアとは反りが合わず、互いに反目し合っている。
己の目的のためならば手段を選ばない極めて利己的な性格であり、部下を自身の目的を達成するための駒程度にしか考えず、利用価値が無くなった途端に敵諸共始末しようとするなど、その気性は残忍そのもの。一方で親衛隊時代からの直属の部下であった【シルバーデビル】に単独で作戦を任せたり、シーザオライオンに多大な支援を行うなど古参配下には信頼を寄せている描写もある。
 
実は【エスターク人】の末裔であり、強大な力(後述)を持っているのだが、
やはり祖先には劣るのか、バラモスに戦いを挑んだ【ルドルフ将軍】が力を解放した際には怯む様子を見せた。
しかし、まだまだ未熟だった序盤の【アベル】は(喉が弱点と知り、【いのちのいし】に助けられたとは言え)単独でルドルフを倒していたが、その後更に強くなったアベルとその仲間達を圧倒的な実力差で捻じ伏せていたのはジキドであり、この辺りのパワーバランスがいまいち謎である。辻褄を合わせるならば、アベル戦でのルドルフは復活直後で本領発揮できない4のエスターク状態だったというのが妥当なところか。
 
幾度となくアベル一行を窮地に追い込む強大な敵として描かれていたが、中盤辺りから妙に小物感が目立ってきた。例えば……

  • 傷を負わせたアベルを独断で襲撃し、それをバラモスから咎められる
  • 【オルテガ】を差し向けてアベル殺害を図るも正気に戻ったオルテガの捨て身の攻撃で右腕を失う
  • 傲慢な態度が災いしてムーアら他の幹部から一斉にバッシングされる

……と、(自業自得だというに)己の力が認められない苛立ちから次第にバラモスへ不満を募らせていき、大胆にも裏切りを画策し始める。
手始めにバラモスの力の源である死せる水の力を自らの体内に吸収しパワーアップ。そして浮遊島がゾイック大陸に接触した際のどさくさに紛れて龍の天秤を盗み出し、バラモスを出し抜いて自分が龍の生き血を飲んで不老不死になる事を画策し、彼を倒す事を決意する。
 
しかし【アドニス】を利用した末に殺害しティアラを誘拐するなどその後も更に姑息な手段をとり続け、アベル達と再戦した際には経験を積んだアベルと怒れる【デイジィ】に対しては劣勢に。
頼りの呪文も【ヤナック】【マホトーン】に封じられ、2人の連携攻撃には歯が立たずにやられてしまう。
その後、重傷を負いながらも立ち上がり、龍の生き血への並々ならぬ執念を見せつけるが、現場へ駆け付けたバラモスによって粛清され、焼きつくされるという惨めな最期を迎えた。
 
中盤以降の見事なまでのヘタレっぷりは、打ち切りが原因で「後半を作りとりあえず終わらせました」的な
アニメ2部の弊害だと思われる。
それを裏付けるのが当時発売されていたカードダスの最終弾である(第一部放映終了~第二部制作決定直後に販売され、第一部での設定がそのまま使用されている)。
その内のある一枚で「フ…エスターク人になど産まれていなければ、このオレ様は…」と、
自らの出自になにか否定的なニュアンスを持っている様子が描かれていたが、
第二部で実際に描かれたジキドは古代エスタークの再興を目論むという真逆の理念、
メタ的には話にまとめやすいシンプルな背景の持ち主となっていた。
ある意味、一番不幸な人物だったのではなかろうか?
 
ただし、【オルテガ】、アドニス、【ドドンガ】を殺害するなど敵としてはかなり活躍しており、バラモスを裏切った中ではドドンガのような善玉とも異なる生粋の悪役だったため、異常なまでの存在感を放っていた。
メインキャラ2人の肉親の仇でもあり、その活躍っぷりは敵幹部キャラの見本とも言えるだろう。

戦力 Edit

初登場時は剣術でアベルを圧倒、【モコモコ】を一蹴、デイジィの剣を素手でへし折り、ヤナックの【ベギラゴン】の直撃を受けても怯むだけのダメージしか受けず、さらには自身の【メラゾーマ】で島一つ(厳密には島ほどの大きさの船)を吹き飛ばすなど圧倒的な力を見せた。
 
しかし中盤以降はその力を活かすわけでもなく、部下をアベル達と戦わせる、手当たり次第に人質を取るなど姑息な手段が目立つようになり、アベル達の成長も相まってもはや当初のような圧倒的な実力差は無くなっていた。
彼らの成長はともかく、打ち切りでやや強引な展開にされたのも多分に影響しているのだろう。
【イオナズン】も使えるようだが、上述のように魔法を封じられていたので使えなかった。
飛翔能力もヤナック同様の魔法によるものらしく、魔法を封じられた直後に地面へと墜落した。