【ジャスティス】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 04:06:39

DQ11

【シルビア】【きしどう】で習得する特技。消費MPは24。
シルビアが

「これが アタシの ジャスティス!!
「ウーッ ハアーッ!!

と叫びながら華麗なポーズを決めると、次の瞬間ピンク(3DS版では2D・3D共に黄色)の大爆発が巻き起こり、敵一体に150~350のダメージを与えるという、原理は全く分からないがとにかく非常にインパクトのある技。
 
【ちから】が222を越えたところ(ドーピングなしだとレベル60付近)から威力が上がり始め、ちからが300を越えたところ(ドーピングなしだとレベル80~90付近)で最大威力に達し、500~700もの絶大なダメージを与えられるようになる。
このダメージは固定ダメージ技の中では【アルテマソード】に次いで第2位を誇る。またごく稀に会心の一撃が絡めば最終的に1000越えダメージも出せる。
 
主に補助を得手とするシルビアにとっては非常に貴重な大火力を誇る技。
【無属性規定ダメージ攻撃】に近い性質を持っており、【メタル系】以外にはダメージを軽減されることがない。
守備力と属性耐性が高くダメージが通りにくいマシン系モンスター相手に特に活躍できるだろう。
 
武器の能力を含めた「攻撃力」ではなく、「ちから」のステータス単体に威力が左右される特技というのはシリーズでもかなり珍しい。
シルビアの打撃の弱さは主に装備武器による攻撃力増加のパッシブスキルが貧弱なことに由来しており、素のちから自体は決して低くないため、最終的にドーピングなしでも最大威力に達するのはありがたい。
シルビアの高火力技には他に【アモーレショット】があるが、これは威力が【みりょく】に依存するため、装備次第で威力が大きく増減する欠点がある。
大してジャスティスは装備による威力のパンプアップができない(攻撃力を上げる装備品は数あれど、ちからそのものを上げる装備品というのはDQ11には存在しない)ものの、裏を返せば「どんな装備でも変わらない高威力を出せる」のは大きなメリットである。
 
惜しむらくは、きしどうスキルは過ぎ去りし時を求めた後のイベントでようやく開放されるため、表ルートクリア前はどうあがいても使えないこと。
いざスキルが開放されても、【スキルパネル】の起点から最も遠い上側のど真ん中にあるひみつパネルなので、特にパネル下側に歩みを進めているときはなかなか習得できない。
早く使いたいなら【スキルリセット】で他のスキルからSPを回そう。
ただ、ジャスティスの本領はレベルとちからが十分に上がってからであり、レベルが低いうちはアモーレショットや【ゴールドシャワー】と大して威力に差はないため、早期習得にそこまでメリットはないが。
 
他に弱点はMP消費の重さ。
特にAIはこの技が大好きであり、覚えるとひたすら己のジャスティスを主張しまくるようになってしまうので、乱発しまくっていざというとき肝心の補助に使うMPが枯渇しないように注意が必要である。
また、エフェクトが長いのも難点といえば難点。PS4版だとテンポよくポージングを取るためそこまでエフェクトも長くないが、3DS版3Dモードだとポーズごとに画面が少々止まるためトータルの時間が結構かかる。
 
恐らく発想元になっているのは、DQ11の発売年にブレイクしていた、「ジャスティス!」を決め台詞とするお笑い芸人・サンシャイン池崎であろう。
他にも、【オジャマロ】【マクロベータ】の討伐モンスターリストにも彼のギャグを元ネタとしたテキストが使われており、DQ11にはサンシャイン池崎から取ったと思われるネタがやけに多い。
流行り物を小ネタに挟むのはドラクエあるあるではあるが、スタッフにファンでもいたのだろうか。

DQ11S

3Dモードだと発動時に「これがアタシのジャスティス!」あるいは「いくわ!私の正義道!」と叫ぶが、「ウーッ ハァー!」の部分のボイスは無い。
演出が長いとは言っても、さすがに元々の文章を全部言えるほどの余裕は無かったために省略されたと思われる。

ライバルズ

シルビアを召喚時、【パレードの服】を着たシルビアが中央で踊り、上記台詞を叫ぶことで有名。ちなみにその時のSEはPS4版【ハッスルダンス】
召喚するたびに毎回これを叫ぶせいで、DQ11をやったことがないライバルズ勢には「やたらジャスティスを叫ぶ人」、あるいは「ウー!ハー!の人」と認識されている節がある。
また演出の長さが問題視され、後にアップデートで演出が短縮され、「ウー!ハー!」を叫ばなくなった。